京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

蹲(つくばい)

2021-09-25 15:53:18 | 気になるコト
つくばい。それは何ぞや?

ウィキ先生ー!
『 手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」
ことからその名がある。元々は、茶道の習わしで、
客人が這いつくばるように身を低くして、
手を清めたのが始まりである。

茶事を行うための茶室という
特別な空間に向かうための結界としても作用する。』

だって。そして、
『水門(すいもん)海(うみ)とも呼ばれる。
上記の手水鉢と役石に囲まれた低い部分。
こぼれた手水を受けるために、
砂利などを敷き詰めている。』

海!名づけがお洒落!
何処かって?ココ

足元の小さな石がゴロゴロしている部分。ココが海。

この画像は「龍安寺」の蹲(つくばい)で、
真ん中の四角を「口」と言う漢字に見立て
『 蹲踞の上部にある文字は一見
「五・隹・疋(但し、上の横棒がない)・矢」
と読めるが、水溜めに穿った中心の正方形を
漢字部首の「口」と見て「吾れ唯だ足るを知る」となる。
(われただたるをしる)
「知足のものは貧しといえども富めり、
不知足のものは富めりといえども貧し」という
禅の格言を謎解き風に図案化したものである。』
お洒落―!


この写真は、朝日焼の雨のつくばい趣あるよ。
ただそれが言いたかっただけというもの。
奥が深いと思いきや、浅い浅い~(笑)

つくばいは、和の建築物やお寺など、
結構いろいろな場所にあります。
大きな石を穿って(うがって)
水を貯める部分が作られており
趣良く配置されて、苔むしていたりしますので
探して写真をとると素敵コレクションになるかも。
清水がちょろちょろ流れる、
もしくはポットポットン落ちているとなおいい。
(ほんとうは、”ぽっと・・・・ん”と
止まっているようで
止まっていない水分量がいいとか)

写真の蹲は、雨を受けて紅葉と相まって
すっごい素敵な雰囲気に見えるよー。
というただそれだけのもの(笑)

さぁ、日中はまだまだ暑い日本列島。
寒暖差に負けないよう過ごしましょうね。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/nf00d3fae6879
コメント
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