京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

急須作り

2023-11-11 21:13:53 | 作陶館日記
こんにちは。
以前、フリークラスを受講しているお客様が
急須を作っているよ。と書きましたが、
そのお話です。


まず、胴体部分を作って~・・


「なめし皮」で蓋を乗せる部分を作るんやで~」
朝日焼の急須は、手のないものです。
それは好きにしていただくとして。
蓋を置く部分「キー」の作り方は、
どんな蓋物でもほぼ同じ。

口元に、少し多め(分厚い目)に残しておき、
なめし皮で、分厚い部分を半分押さえて下げて
残りはそのまま残しておいて、
蓋の立ち上がり部分にする。
ね?簡単~。

うそです。
厚みを残す分厚さと、押さえる加減は、
少し練習がいります。


形の想像ができなかった方は
下の写真をご覧ください。


半分押し込んで,半分残す。
彼女、問題なくできてる。


まぁ、難しく考えるより、
一度目の前で作り方を見ると、
「なるほどな。」と、案外できちゃいます。
今まで、できなかったお客様はいなかったはず。
格好良くできるかは、その先なので、
後は練習あるのみですが。

こうして、今日もポットなどの蓋が置かれる
「キー」を習得した人々が、
自国で(地元で)広めていることでしょう。
え?習得したい?

一度いらしてくださいね~。
お伝えします。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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