京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

登り窯窯詰め(こぼれ話)

2025-02-25 15:17:19 | 気になるコト
のぼり窯のお話を一個。
冒頭の写真は、
丁度、
最後の棚を組んでいるところ。
狭いです。

どれぐらい狭いかというと。。



正座の幅。


左右に作品が入っているので
身動きも慎重に。

年々体が硬くなってくるので、
しかも今は冬で、服のせいだけではない
コロンコロンの体型になっていて、
色々辛かった~。(笑)


そうそう、
ゼーゲルコーンが製造中止になったから、
オルトンコーンに変更中で・・

オルトンコーンが、
ゼーゲルコーンと同じ動きをしないから
(同じ温度で溶けて倒れる訳ではないので、
慣れるまですごく混乱)
今回の窯焚き中、
「えーっとココは(オルトン)何番を置いたっけ?
(ゼーゲルが)7番が倒れて、オルトンも
(多分、たしか、きっと)5番も・・・
半分倒れています!」と報告する声が響いたのは、
ココだけの話。

ガス窯でもしばらく両方を置いて
動きを観察、使いこなすようにしたいと思います。
(一瞬だけの温度を表示する温度計だけでは
窯の中の熱量が十分かどうか、窯の中全体が
釉薬が溶ける熱さになっているのか
判断しづらいので、〇〇コーンを立てて
最終判断をします。
天井付近と棚板の底辺部分の温度って、
結構違うのです。大きな窯ならなおさら)

また明日~
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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