京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

ポンペイ展・ラストランその1

2022-07-23 16:06:35 | お出かけ
こんにちは。
キョ委は・・今日は、風が吹き
涼しい宇治です。ありがたや。

さて、ポンペイ展の内容は今日で最後。
もう一回後のお話は、
暑さでくたばりかけたというお話です。


写真は、アレクサンダー大王。
(彼の胸あてには、敵をビビらせて、
まるで石化させるためと、ご加護の為に
メデューサの絵が描かれているとか。
メデューサの顔は「あたし帰りたい~」
にしか見えませんが(笑))

このモザイク画、教科書などで
お目にかかった方が多いかと思いますが、
ポンペイから出土していたとは
知りませんでした。御存じでした?


コレ、プリントされた状態での足元の再現。
数部屋に分かれて、テーマごとに
分類されて展示してあるこの展示会、
部屋と部屋を繋げる階段で言うところの
踊り場的な、たまり場(ソファも置いてあります)
に、広げてあるので、
ワタクシ、一回目には気が付かず
踏んづけて歩いておりました。

なにか別の展示、「メメント・モリ」の
モザイク画をもう一度見に行きたいと思い、
引き返して堪能した後、フラフラ~と
歩いていたら、足元が賑やか。
「ん?」からの、「んんっ~???」って
なったよね~。

気が付いていない人も、中にはいるはず。
展示の説明板もあるのですが、
柱にひっそりつけてあるから、
メッチャ見落としてた。

教科書で見た人が画足元に!
そして踏んづけていたという(笑)

教科書で見た時は、アレクサンダー大王が
メインのように描かれていると
思っていましたが、この足元画、
とても大きいので、単に「戦いの場」を
表現しておりました。
敵の大将や、大王の近くにいる人の
おののいた顔や、いななくウマの顔が
ド迫力で表されておりました。
大王はその中の一人。
とはいえ、伝説のアレクサンダー大王。
精悍なお顔立ちでした。

さ、今日はこんな所でしょうか。
2日連続チャリで夏季大会会場の山へと
行った疲れか、若さに当てられたのか
なんか疲れた。


魚介類画~(笑)
豊かな海だったのがうかがえます。

あ、そうそう、これらのモザイク画の色、
1ミリ角とかで作られているそうです。
石片や色つきタイルを小さく砕き、
それらを貼りつけて一枚の絵にする。
材料(色)を作るだけで大変。

そして、火山灰と言う石灰成分に守られて
時を止めていたポンペイですか、
(乾燥させる作用があるそうです)
今、空気にさらされて、風化が進み
倒れる壁や場所ができているとか。

研究の為には発掘したいし、
観光地としても開けたいし、
しかし、当時のままの保存はしたいし、
のジレンマで、頭を悩ませているとか。

見に行っておきたいですね。
現地の美術館、博物館へも行きたい。
そんなところでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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ポンペイ展・ラストランその1|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

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