京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

醤油つくり・最終話

2024-10-28 15:55:52 | お出かけ
こんにちは。
皆様いかがお過ごしですか?
「秋は短し お出かけ日和は少し遠くまで」
とは、誰も言ってはおりませんが(笑)
お天気がイイと、ふらりと遠くに行きたくなりますね。

さて、今日は醤油つくりのお話最後です。

今日は、醤油つくりの現場に残されている
古い道具たちのご紹介。


え~っと。何に使ってたんだろうね?
(知らんのかーい)

手前右側は、多分、
桶の” たが ”などを直すための鉄の道具ではないかと。
醤油に鉄分は要らないですからね~。
奥の口が付いているようなものは、
多分、醤油を汲み出して注ぐための道具?
見切れている桶は、豆をいれたり、
水をくむための片手桶?
そんな感じだったはず。

若山は、林業が盛んな土地。
桶も、いいスギの木を使っていそうです。


「プレスするための布」
っておもったら、「もろみ袋」って書いてある。

原料を入れて保存、もしくは運ぶ袋かな。
説明書きが無かったので、全部想像(笑)


お醤油が育てられているであろう現役の桶


昔使われていた桶。

桶の、くっきり色が違うのが、
「使っていました」が伝わってきて、
想像をするとワクワクします。
きっと、この染み込んだ部分も、
いつごろからか、いいお醤油になるための
条件の一つになっていそうです。
(うまみ成分的な)

この桶、昔は
いい匂いが染み込んでいたのでしょうね~。
(工場は、ほのかにお醤油のいい匂いがしていました)

今、家にて醤油を育てており、
2日に一回、空気を入れ替えて撹拌しております。
発酵が進んできて、ペットボトル内にガスがたまり
いい香りになりかけの空気がぷしゅっと出てくるのが
面白いです。
(ペットボトルがパンパンに膨れていて、
変形しているのを見ると、
破裂しないか不安になりますが)
ずっと浮いていた大豆が、
水分を十分に含み、発行もされてきて
沈んできたのが最近の発見。

さて、お醤油に合う小皿が家に有ったかな~
一年後まで時間があるから、何かいいものを
探すか作るかしようと思います。

大人遠足、お付き合いいただき
ありがとうございました。
明日からはまた陶芸話に戻ります。
たぶん。(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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