京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

割れた器

2025-02-05 15:32:20 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、焼く前にひびが入っていた器が
焼きあがったらどうなるか・・というお話です。

こたえ:釉薬を掛ける時点で、
ヒビがある器は。。
もれなくヒビの幅が広がります。
ばきーーー★。



どかーん★

なぜ、こんなに大穴をあけたままにするのか?
(空気が入っており、剥がれたので、
どこまで大きな空気の穴だったのか
確かめるために広げました)

なぜなら。。ヘタに埋めて、
中に空気が閉じ込められたら・・
あ~ら怖い。
バッカーン!と、破片が四方八方に
飛び散る可能性があるからです。
何でしたら、釉薬が掛かっているので、
その飛び散った破片がほかの器に張り付いて
一緒に(くっついたまま)焼けちゃう。
なので、大穴開きっぱなし。

コワイですね~怖いですね~。

そして、ヒビの幅が広がるのは、
粘度や釉薬が熱によって化学変化する際、
何かの力が働いて広がるのですね~
(説明になってない)笑

コワイですね~。
(適当知識のまま行くことが)笑

そんなことで、お客様の器が割れて
お届けになってしまったならば、
我々頑張って、穴を埋める釉薬で
直すようにはしますので、
(というかヒビを見つけた時点から、
どうにかして直らないか四苦八苦しますので、
皆様はわーいって、楽しく受け取って
お使いくださいね。

今回は、割れっぷりの大きさに
驚きが勝ったので、お見せしました。
ある意味レアなので、
コレを受け取ったお客様は自慢できるかも?
(いや、できんわ)

では、このへんで。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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