京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

台風

2020-09-05 15:26:44 | 気になるコト
非常に大型の台風が近づいております。

風の様子を見てみましょう。

台風の目がガッチリ写っています。

近づいて見てみましょう。

どう考えても、ヤバい。
昨日、ニュースで南大東島の方々が
ヘリで鹿児島県へと避難されていたけれども、
それがいいかも、と思わせますね。

しかし・・今、京都はとっても暑い・・。
雲が全くなく。
ピッカーンと晴れすぎていて、
熱中症の心配が
フツフツと湧き上がってきております。

室内なのに、ありえへん暑い。

溶けそうなので、今日はここまで。
また明日。
そして、台風の進路にあたる地域での
被害が最小限でありますように。

Please stay healthy and satay safe.
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窯詰め・窯出し

2020-09-04 15:18:41 | 作陶館日記
窯詰めの話だけを書こうかと思ったら、
すんごい昔の写真だったので、
今日は、一挙に出します(笑)

窯詰めをしました。

御本手(ごほんで)です。

教室の作品だけ・・だったかな?
昔過ぎて忘れています(笑)


道具を使って、高低差を付け、
隙間にキュッと収まるように、
効率よくなるよう、頑張ります。

そして、同じ窯だったか・・
窯出しの様子。

綺麗な御本手が出ました。

肌色ピンクっぽい色合いと、
斑点が御本手らしいといわれる色合い。

空気を少なくして焚く、還元焼成(かんげん)と、
空気をたくさん取り込む酸化焼成(さんか)、
その間をゆく中性焼成、それが御本手。

簡単そうに聞こえるでしょ~?
どちらかに振りすぎると、まっ黄色か(酸化)、
グレー(還元)の色になって、がっくり。

そう思って、もう一度見てください。

丁度良くない~?えっへン。(笑)
こんな時は、窯出しも、るんるん。
窯の扉を開けるまでは、
毎回ドキドキですからね。

これらの作品は、
とっくにお客様のお手元に届いております(笑)

今は、まだ内緒ですよ?
登り窯の準備に取り掛かっております。
今月末に焚く予定。(内緒でもなんでもない(笑))

そうねぇ、台風で私のテンションというか、
調子がガタガタなので、応援が欲しいなぁ。

ふんわりシフォンケーキ。
もしくは、モスバーガー・・
いや、今の気分はサブウェイ。
なんか、ハムをガツ―ンと挟んだ奴。
でも、家の近所にないンデスよね~。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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安南手茶碗

2020-09-03 08:54:34 | 作陶館日記
教室では、
最初の講座で「お茶碗」を作っていただきます。

なにせ、朝日焼は茶道具を扱う窯元ですから~。。
お抹茶、お煎茶どちらもござれ!
ティーセット的なものも、ございます。
気になった貴方は朝日焼HPへGO!

朝日焼
https://asahiyaki.com/

さて、宣伝も終わったことだから(笑)、
今日の本題・茶碗です。
安南手(あんなんで)と呼ばれる、技法です。

安南手とは
ベトナム(安南)で焼かれた陶磁器の総称。
ベトナムでは中国から伝わった染付が
14~15世紀頃から焼かれています。

全般的にぼけた感じで文様が流れて見えるのが特徴。
灰分が多い釉薬を使っているためです。

と言う事です。
その様式で焼かれた、お客様の茶碗。

トンボ、にじにじ。


唐草的なん、ぼやぼや。


何か分からん奴、にじみ~。(笑)

これらのにじみ具合からわかるように、
溶けやすい・・滲みやすい釉薬を
ぽってりと掛けるので、茶碗の中はこのような感じ。

うす透明の青くたまった感じ。


美しい水がたまっている様。

ベトナムも、暑い国。
取れる灰の成分や、呉須絵具の成分
(取れる産地により、微妙に色合いなどが違います)
が合わさっての安南手かもしれませんが、
美しい水が張られたような器は、
暑い国では、
殊の外愛されるようになったのかもしれません。

見た目からして涼やかな器。
暑い国で汗を流しながら探したら、
それはもう素敵な思い出と、自分の宝物。

行きたいなぁ。
ホンノンボという、
岩と水と盆栽がうまくミックスされた
ベトナム式の盆栽、あれを見に行きたい。

器は~?!(笑)

ホンノンボはベトナムの寺院でよく見られます。
そういえば、シンガポールでも見たような気がします。

涼やかな色合いの茶碗に、
鮮やかなグリーンの抹茶。
イイ。それ、イイ。
(突然茶碗の話に戻りました(笑))

暑い時に、冷たい飲み物もいいですけれど、
暖かい飲み物も大切。
抹茶飲みましょ、朝一番に(笑)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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削り

2020-09-02 15:22:46 | 一日陶芸教室
ロクロ体験に来てくださったお客様の作品、
削り作業をしました。

この日は、半日で終わるぐらいだから、
あんまり溜めていませんでした(笑)


お客様の作られた形を見て、
それの形の雰囲気に合うような高台(こうだい)に
ぐりぐり削っていきます。

軽くしたいし、形は損ないたくないし。。
意外に難しいンデスよ?


似たような写真になっていますが、
奥の方の作品、
マグカップをご希望だったから、
ハンドルも付けました。

可愛らしく、そして持ちやすくを
考えて着ける。。怖くもあり、面白くもある。

これらは、9月半ばぐらいの窯に入る予定です。
もう少しお待ちくださいね。

さぁ、今日は雲で覆われている宇治。
雨は、スズメの涙ほどが、時折降る程度。。
蒸し暑すぎる・・!
降るなら涼しくしてほしい~。

こういう時こそ、マスク中の熱中症に気を付けて!
時々、外して涼ませて、塩飴や水分補給をね。

また明日!
Please stay healthy and stay safe.
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土こし

2020-09-01 10:44:19 | 気になるコト
土こしをしております。
ソレは何ぞや・・?と思った貴方!
正解!ほとんどの人は、この言葉、
知りません!(笑)

土を濾(こ)して、水を絞って、機械にかけて、粘土を作る
つまり、一年の粘土を作る作業=土こし作業。です。
コレがまた大変。

まずは、原土を掘るところから。

もちろん、粘土はウェッティー。
掘った後は、干します。
(今年掘った半分は、来年用に干します)

で、余計な砂やゴミをフルイに通して、濾しながら
大きなタンクにためていきます。

地面の下のタンク。人の背丈より深い。

コレを、攪拌(まぜる)します。

とっても力仕事。

そして、さらに大きな容量のタンクに移し変え。
そして、その後水を絞る機械にかけて
棒状の粘土にしていきます。

↑ココからの作業は、昨日始まりましたので、
また 続・土こし でお送りいたします。

水を大量に使う仕事なので、夏にします。
しかし、その昔は凍らせて水分を飛ばしていたので
真冬の作業だったとか・・。
凍った水分を取り除き、粘土を揉む作業・・
今の時代でよかった~。と、毎年思います。

だって、冬の粘土って、
手が切れるかと思うほど冷たいんですもの。
そうね・・カッチカチの大きい保冷剤をギュウ~っと
ず~っと持って、その後揉みほぐしていくる感じ?
そのまんまやん!(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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