京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

2021-09-12 11:08:15 | 気になるコト
朝日焼の工房の前の屋根は、
光りを通すように半透明。


時々、コツコツという音が聞こえるので
何かしら?と見上げたら、鳥さん。


足が可愛い。
よく見ると巣材なのか、松の葉を持っている。
一生懸命~。
そして、まさか下から見上げられているとは
思っていない油断さ。足とお腹が可愛い。


鳥って、上から見るシルエットが
イメージなので、下からのフォルムって
なかなか目にしない。
フランソワ・ポンポンの、
鳥のブロンズ像のおケツ側からの
曲線が目新しくって、
チュルーンとしているのが素敵。
不審者さながら、
おけつ側からマジマジ見ていたのは、
私です(笑)

骨の曲線からくる骨格、筋肉の付き方、
それらを理解して、目に焼き付けて、
絵に起こして、立体に出来るよう・・
しておこうねー。(自分へ)

ふぅ・・。
(遠くの雲を見て現実逃避・・(笑))

ということで、また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/n5ae303251f80
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登り窯

2021-09-11 15:22:45 | 登り窯(玄窯)
登り窯の準備です。

薪割りは着々と進んでおります。
作品は、これからガンガン作ります。

今まだ、干支の作品できりきり舞い。
カタログ撮影がありますから、
ノンビリしていられないのです。

さて、登り窯の話にもどって。

コレは、登り窯に入れられる作品。

上半分に釉薬を掛け、下半分は生地を出す。
なぜならば、登り窯葉巻を使って焼く窯。
薪が燃えて灰ができ、
それが掛かってまた溶けて釉薬になる。

炎が走って緋色(ひいろ)がつく。
(赤っぽい色で焦げることを言います)
これらの効果を狙って下半分を生地にします。
すると、この生地がイイ感じになるのです。

見たくなってきました?
覚えていたらお見せしますね。
(忘れる気満々(笑))
10月初旬に登り窯が予定されております。
コーヒーゼリーの応援が欲しいです。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/n63eafe733de2
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取材

2021-09-10 15:25:46 | 気になるコト
取材がありました。
朝日焼を紹介してくださり、陶芸体験も出来るよ。
そんな取材です。

美人さんとカメラマンさんが来られ、
テキパキテキパキと取材が進んでいます。



あれ?カメラマンさん、
タケカワユキヒデ?(雰囲気似てる)
若者、知らないんだろうなぁ~・・(笑)


教室・・
あいにく教室が休みの日だったので
誰もいない・・(笑)

私がロクロ実演している手を激写。
こんな感じでロクロができるよ
そういうニュアンスが届いたらいいので、
問題ないか~(笑)


3キロ強の粘土を使い切るか、
もしくは1時間半の体験時間で、
数点作って、気に入った物を焼く。
そんなシステムです。

来てくださったらうれしいです。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/nfe47a15c5757
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調合

2021-09-09 15:27:35 | 気になるコト
釉薬調合です。
それぞれ釉薬のもとになる原料を置いてある
秘密の場所で調合します。

一袋、30キロの大袋で購入するので
専用に置いておく場所がある。
それだけなんですがね~(笑)


2種類の調合を
それぞれのバケツに計り終え、
今からポットミルと呼ぶ道具の中に入れ、
ガラガラ回して混ぜ合わせます。


こんなん。


白い筒の中に粉と水を入れ、ふたをし
ガラガラと数時間まわします。
中には、セラミックのボールが入っており、
一緒に撹拌されて、粉はさらに小粒に、
イイ感じに混ざるわけですね~。

粉を計るだけならば、
ものの15分もあればできますが、
そこから数時間廻し、バケツに出す時は
1つ日の原料も残さないよう洗いながら
ふるいに掛けながら通す。

そうして、数日原料が沈殿するのを待って
上水を切り、濃い釉薬にして、
何なら一度試験として窯で焼いて、
そうして使える釉薬となり、
母体の釉薬バケツと合流。

使えるようになるまで
調合後に時間がかかるんですよ~。

登り窯に取り掛かる前に
あの釉薬がない!!なんてことがないよう
チェックしておきますね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/n500141f71378
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ハマ叩き

2021-09-08 15:29:42 | 気になるコト
ハマ叩きをしました。

玄窯(げんよう・登り窯の名前)で、
窯の中に入れる作品の下にひく道具です。

耐火度の高い粘土を円盤状にたたき、
半生で保管します。
窯詰めの時、茶碗など作品の足元にひく、
高台の保護と緋色(ひいろ)を付ける
そんな仕事をします。

粉を使うので手ぬぐいをかぶり、準備万端。

木の板でバンバン叩きます。

バンバン。

バンバンバン!!(笑)

茶碗分約300枚。
水差し(茶道具)分、約30枚(?)
結構な数を作るのです。

今回の窯の分もこれから作ります。
頑張る~。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/n06c5bef5a7f9
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