京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

窯詰め・1

2023-09-15 15:27:19 | 作陶館日記
こんにちは。
今日から三回にわたって、
窯詰め、窯出し、その後のお話を書きますね。
え?毎回読んでるって?

そうやねんなー。

私、作陶館は幽霊部員になりつつあるんですよね~。
主任の鈴木さんと、新人ちゃんその2が
めっちゃ美しく切り盛りしてくれているので、
私、工房の手伝い要員として、
釉薬を掛ける部屋でとぐろを巻いております。

でも、体験に来てくださる旨ご連絡を下さると、
湧き出てきますので、ご心配なく。
安心して顔を見に来てくださいませ。

さて、窯詰めです。
朝日焼の御本手は、基本透明釉。
そして原料の粉は、白。
なので、窯詰め風景は「白」笑


ね?


肌色の細長い棒は、皆様の控えと同じ番号の
迷子札。コレでどなたのか判定しております。


後ろを見ても白い器ばかり。


窯の奥の方の茶色い器たちは、
捨て間用の茶碗
(酸化する場所などにあらかじめ入れておいて、
お客様の器が黄色くならないようにブロック)

今朝も詰めました。
明日窯焚きです。
一年ズレの世界と、今とが同じ動き。
去年と同じ色に焼きあがりますように。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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登り窯・後片付け

2023-09-14 15:30:50 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
今日は、登り窯のその後のお話です。
登り窯は毎回1300度前後の炎で焚かれるので、
火に晒される道具たちは、それはそれはヘトヘト。
なので、毎回丁寧にゴミや灰などを取り除き、
くっつかないための薬品を塗り、所定の場所へと
戻されます。



コンコンと丁寧にはがしていく作業




こういう物が沢山くっついております。
青い点は、釉薬。


めっちゃあります。
コレが、4部屋分。
手を抜くと、容赦なく物がくっつくので、
1つづつ手を抜かず作業するしかない
大変な時間。
新人ちゃんが丁寧に仕事してくれるので、
次の登り窯にも安心して使えます。

さて、今月末に棚組が行われ、
10月頭に登り窯を焚きます。
今回の応援は何食べようかな~って、
考えておいてくださいね!
その「美味しかったよパワー」を、
こちらに届けてくださいね!
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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大火前(おおひまえ)

2023-09-12 22:51:27 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
今日は、登り窯の大火前のお話です。
と言っても、窯焚きは終わり、
その松灰のお掃除というお話です。

朝日焼の登り窯は「赤松」のみで焚かれます。
雑木だとコストも安くなるのでしょうが、
結局は炎の伸びや、勢いが一定しなければ、
焼き上がりにますます変動が出て
取れ高的にどうなん?となるので、
少々お高くなっても単一の燃料で焼くと
結果がいい!
しかも、燃えた灰は釉薬にできるという、
二重のコスパイイよね。という事で
(たぶん)
赤松だけで焚いております。


結構な量の灰が取れます。


灰がこんもり


コレがそのうちに釉薬の元になります。
松灰を集めていくと、もしくは窯の中に入ると
何だか目が、口周りがむずむず痒くなります。
粉塵のせいなのか、赤松の持つ灰汁の仕業か・・
やっかいです。(他の木の灰も同じ?)

10月の登り窯後も赤松の灰が出ます。
何か面白いことが起こったらご報告しますね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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恐竜博・2023

2023-09-11 15:50:20 | お出かけ
こんにちは!
さぁ、今日は
皆さんのリクエストにお応えして・・
え?言うてへん??は?(逆切れ)笑
そう言わずに、この面白かった感動を
分かち合いましょうよ~。
(昨日、通常の話に戻るって言っていたのに~)

ほら、恐竜の発掘された地面も、
粘土層に閉じ込められた体が腐り、
骨だけが残り、長い年月をかけて石化した・・
れっきとした
『粘土繋がり―――!』(無理やり)笑

この恐竜は、イイ感じに体の中身までわかるような
化石化で発掘されて、「おおぅ!」と
携わった人々を唸らせたようです。


ここまでわかると
「やっててよかった~!」ってなる
発掘だったでしょうね~。


カラカラのトカゲ・・?

いまでこそ、こう言う形の生物だっただろうと
わかって、骨組みが組み立てられておりますが、
カラッカラのトカゲみたいな子が出てくると、
「まちがってなかったーーー!」という、
後押しになるし、もしこの子に毛が生えていたならば、
実は、恐竜って毛が生えてたんだ―!!
という裏付けにもなりますものね。



見て、この首の骨の形。
興味深い。
(というか面白い)


フクイラプトル

知らない世界だから、強く惹かれます。
ステゴザウルスのひれが骨とか、
ハンマーを持っていた子のハンマーも骨とか、、

え?もういいって?
いやいや、写真はもう一回分、
何なら、自然史博物館・本館の話題も
合わせたらもう4回はイケルほどあるので
もう少しお付き合いくださいよ~(笑)


粘土層、グッジョブ!
そんなよくわからない感想で終わります。
お付き合いありがとうございました。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
明日は本当に「陶芸」の話を書きますね。
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松本市観光・その2

2023-09-10 23:37:01 | 気になるコト
こんばんは。

今日も松本観光のnoteを
読んでいただけると嬉しいです。
写真を整理して思い出が濃いうちに、
また書きますね。

それではまた明日。
note

松本市観光|朝日焼作陶館 asahisakuto

こんばんは。あるいはこんにちは。 今日は、昨日に引き続き「松本」観光です。 いやぁ、暑かった。 ですが、京都に降り立った時の ねっとりとまとわりつく湿度と温度。 それが...

note(ノート)

 
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