京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

写真展

2024-02-15 15:42:24 | 気になるコト
今、塔の島・JR宇治駅・京阪宇治駅にて
写真展が展開されております。
その名も「みんなで宇治十帖」。
2月18日まで開催されているようです。



コレは、とある写真家さんが、
子供達にキャノンのカメラを一台づつ貸出し、
源氏物語ミュージアムにて歴史の勉強をしてから、
写真家さんが、写真の撮り方をレクチャー、
その後、塔の島を中心に散策、
写真を自由に取るという、
ワークショップの結果展示です。
しかも無料だったそうです。

何故そんな内容まで知っているかというと、
このワークショップに、朝日焼の次世代・
若坊ちゃんが参加したから。
そのお母さんから聞きました。

背が低いからか、元々のセンスからか、
大人が目を付ける構図ではなく
何ともイイわぁと呟いちゃうような
写真がプリントされて飾られていました。
写真家さんも思わず、
「私の仕事が無くなっちゃう・・」なんて、
冗談で言っちゃうほどの出来栄えの写真達。
(実際に見たら凄い良い味わいがあるのです。
伝われこの面白さ!)笑







時計と、謎の発光体。
狙ってもなかなか取れない写真。

もちろん、一人が何十枚も撮った写真から、
「これぞ!」を、ピックアップされる
写真家さんが凄いからというのもありますが、
面白い試みです。

今年だけでなく、これからも続くといい、
素敵な企画です。
お近くの方、もしくは宇治に来られる方々、
ぜひお立ち寄りください。
そして、作陶館で陶芸体験もしていってください。
お待ちしております。(商魂たくましい)笑

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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狂言袴(きょうげんはばかま)

2024-02-14 16:58:35 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、「狂言袴(きょうげんばかま)
茶碗についてです。
狂言袴って何ぞや?とおもいますよね~。
茶碗はこんなやつ。

筒型の茶碗

茶碗の形は筒形で、冬に用いられることが多いです。
なぜか。。?
寒い冬、茶碗を両手で包み込むことによって
手を暖めれられるのもありますが、
お茶も冷めにくいからですね~。
ほっこりするためです。

さて、この茶碗が『狂言袴』といわれる由縁ですが
・・狂言(日本の伝統劇)を上演するときに履く
袴に用いられる模様に似た模様を
付けるからだとされています。
〇の中に吉祥模様(分銅、千鳥など)が入っており、
その有りようが似ていたから。だそうな。
狂言の袴が乗っているサイトを張り付けておきますね。

縹地紋尽模様狂言袴(子方用) 文化遺産オンライン

 

そして、この間教室に出没していた時に
クラスの方が作っていらしたので、
写真を撮りました。


作りたてほやほや。

作った時は、上下に入れる線だけ入れておきます。
削り作業の時に、丸い模様を入れ、
その中に吉祥模様を入れ、
その他、鶴などのハンコもの装飾を入れます。

出来上がる頃には・・もう春先ですが、
お茶は点てやすいので、
通年通して使って頂いてもイイかもね。
氷を入れて頂くのも、底が深いので、
冷えたお茶のおかげで
氷が溶けにくいかもしれませんしね。

ということで、また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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光のどけき春の日野・・?

2024-02-13 16:17:22 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、朝方は冷えておりましたが、
日中は春が来たかと思うほどの暖かさ。
(工房、作陶、あらゆるところで
暖房をガンガン焚いておりますが。
だって、土間で寒いんだも―ン)


写真は、2022年の今頃なはずです。

時折、ギュッと冷え込むと、
蹲(つくばい)の水が凍って、
持てるほどになります。


関西は、水道管が凍りつくほど冷える
真冬日が来るのは数えるほど。
年々暖かくなっているので、
それも無くなる勢いです。
霜柱なんて、ここ数年見ていませんし。
バリバリ言わせて歩くの、好きだったんですが。
(小学校低学年までは福井っ子でしたので)

そうそう。
今日は、引き続き雑談です。

「久方の光のどけき春の日のしず心なく花のちるらむ」

今日は暖かいので、春を思う句で
初めて見ようと思いましたが、後が続きませんでした
(笑)なので、次に行きましょう。
・・次はお茶の実の話です。

何回かご紹介しているので、
見飽きていらっしゃるかもしれませんが、
お茶の実。
コレ、発芽しにくいんです。知ってる?


お茶の花。
わりかし可愛い。


お茶の実の入っている殻。
時期が来ると、ぱかっと開いて弾けます。


カラの中には3個の種が。

上手に三個の種が入っていますよね~。
毎年、見かけるたびに感心します。
栗も同じく。イガイガの皮をめくると
左右対称にプリッとした実が入っているの、
可愛らしいですよね。

違います。お茶です。いや、氷です。
いや、そもそも
今日の話題はまとまらないです(笑

え?お茶の実が欲しい?
朝日焼に来て下さって、
道端に生えている木から落ちているのは
拾って頂いても大丈夫。

ここ以外だと、
どなたかの管理下にあるかもしれませんので、
拾っちゃダメですけれども。
宇治の宝ですからね~。お茶は。

ん~。
文字を重ねてもたいした内容にはならないな(笑
明日は陶芸教室の話になればいいなと思います。
(いつも、写真に沿って書いているので
私にもわからない(笑)
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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ロクロ体験

2024-02-12 19:39:57 | 一日陶芸教室
こんにちは。
今日はロクロ体験のお話です。


「まずは~・・」体験の説明前の
皆様の真剣な背中。


近づいて…ガン見★

見て頂きながら全部の工程の説明をするので、
器を作る動作が続きます。
初めての方なら、なおさら見逃しちゃなんね!
と、ものすごい食いついてみて下さいます。
(あり過ぎて前半忘れます。アルアルです)笑




安心して見ていられる手つきです。


そうでもなかった(笑)

何せ、どちらに転んでも楽しい体験。
皆様もお誘いあわせの上、
もしくは、お一人でもいらしてくださいね。


宇治で待っています。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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雑談

2024-02-10 15:34:57 | 気になるコト
以前にも、謎の動物足跡を
ご紹介したかもしれませんが、
ネコ?イタチ?の足跡が付いた器の皿。
テチテチと着いた後、ササ~っと滑った
跡があるので、何かに驚いたのかもしれません。

今は、そのお皿は洗われてないので、
お見せできないのが残念です。


釉薬掛け直後のお皿

赤い色は黒く発色。(たぶん)
真中の青っぽい部分は、透明釉の上に
撥水剤を塗ってあるから。
透明釉だと思っていますが、
織部や黄瀬戸のように、緑でガラス質、
若しくは黄色でガラス質の釉薬だったかもしれません。


先に真中の葉っぱ部分に釉薬を筆などで載せ、
その後、撥水剤を塗り、周りの釉薬をはじく。

あら素敵、2色が混じらない器が出来たわ。
となります。
もちろん滲ませて(釉薬を重ねて掛けて)
表す器も素敵なので、どちらも試して頂きたい。

このお皿の焼きあがった写真は残してあったので、
いつかお見せできると思います。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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