一時期ではありますが、後期のマイルス・デイヴィスのグループに参加していたマーカス・ミラーが、マイルス没後20年として、マイルスに縁の曲を演奏しているアルバム(CD)です。
「MARCUS MILLER TUTU revisited」 VICJ 61650 ~ 1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/4b/0f9b7f0c55fa4f29543501eb229978fa_s.jpg)
先週一気に聴き通したマイルスのモントルー・ライブに続いて聴いた音源で、フランス・リヨン・オーディトリアムでのライブをCD2枚で137分収録しています。
オープニングは、フェデリコ・ゴンザレス・ペーニャのシンセサイザーによる荘厳なサウンドに乗って、お馴染みの「TOMAAS」のメロディがマイルス・サウンドとして再現されています。
リーダーのマーカス・ミラーは、1枚目の中の「Portia」において、ベースのテクニックを駆使しての演奏が素晴らしく、また、バスクラを吹く「IN A SENTIMENTAL MOOD」では、長いイントロを経てメロディが現れますが、中間部では高音部を中心にしたアドリブを披露しています。
バスクラは、最終曲の「HUMAN NATURE ~ SO WHAT」において、HUMAN NATUREのテーマ部でも高音と低音を使い分けながら吹いています。
続くSO WHATのイントロにおけるベースは、フリーなピッキングからスタートし、お馴染みのベース・ソロに移行していきますが、演奏の後半でのミラーの重厚なベースがまたイカしています。
2枚目の中では、マーカス・ミラーが作曲した「TUTU」がマイルス時代の演奏を彷彿とさせるサウンドで圧巻であり、アレックス・ハンはアルト・サックスで、ケニー・ギャレットに似たフィーリングで好演しています。
演奏は何れも素晴らしいのですが、2枚を連続で聴くには体力もいります。
「MARCUS MILLER TUTU revisited」 VICJ 61650 ~ 1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/92/489fedad8c84313e171dac1adf2ae53a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/61/e0/94065e181e315007ea3a90bd220b4fc8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/4b/0f9b7f0c55fa4f29543501eb229978fa_s.jpg)
先週一気に聴き通したマイルスのモントルー・ライブに続いて聴いた音源で、フランス・リヨン・オーディトリアムでのライブをCD2枚で137分収録しています。
オープニングは、フェデリコ・ゴンザレス・ペーニャのシンセサイザーによる荘厳なサウンドに乗って、お馴染みの「TOMAAS」のメロディがマイルス・サウンドとして再現されています。
リーダーのマーカス・ミラーは、1枚目の中の「Portia」において、ベースのテクニックを駆使しての演奏が素晴らしく、また、バスクラを吹く「IN A SENTIMENTAL MOOD」では、長いイントロを経てメロディが現れますが、中間部では高音部を中心にしたアドリブを披露しています。
バスクラは、最終曲の「HUMAN NATURE ~ SO WHAT」において、HUMAN NATUREのテーマ部でも高音と低音を使い分けながら吹いています。
続くSO WHATのイントロにおけるベースは、フリーなピッキングからスタートし、お馴染みのベース・ソロに移行していきますが、演奏の後半でのミラーの重厚なベースがまたイカしています。
2枚目の中では、マーカス・ミラーが作曲した「TUTU」がマイルス時代の演奏を彷彿とさせるサウンドで圧巻であり、アレックス・ハンはアルト・サックスで、ケニー・ギャレットに似たフィーリングで好演しています。
演奏は何れも素晴らしいのですが、2枚を連続で聴くには体力もいります。