ディトレフ・エクホフとでも発音するのでしょうか?
ノルウェーのトランペッターのアルバム(CD)で、サド・ジョーンズのデビュー盤の1曲目に収録されている「GET OF TOWN」が、偶然に、このアルバムでも同じように配置されていることから取り上げてみました。
「IMPRESSIONS OF ANTIBES」 GMCD 92
ディトレフ・エクホフは、ルビー・ブラフを一回りモダンにした感じのトランぺッターで、収録されている12曲の内、前半6曲がオスロでのスタジオ録音で、後半6曲がライブ録音となっています。
ローカル・ミュージシャンの中に、米国出身のピアニストであるエリック・リードが参加していることで、演奏が締って聞こえます。
肝心の「GET OUT OF TOWN」は、淡々と進行する演奏で、続く2曲目の「STARDUST」は、8分を越えるロング・バージョンですが、終始リードしているのはリーダーのトランペットです。
収録されている12曲において、7曲目の「WHICHCRAFT」以降もスタジオ録音同様に淡々とした演奏が続きますが、1曲ごとの演奏時間も長くなっています。
その中で、最後に収録されているマル・ウォルドロンの「SOUL EYES」が、しっとりとしたバラードで、ベース・ソロもあり、後半の収録の中では一番の内容です。
「BLUE MONK」は、唯一リーダー抜きのピアノ・トリオによる3分弱の演奏ですが、エリック・リードはこの録音後に全曲モンクの曲を演奏したものや、「ブルー」にちなんだ曲ばかりを集めた下記のアルバムを作っています。
このCDの1曲目に収録されている「BLUE MONK」は、少し早めのテンポで演奏されていますが、ロン・カーター(b)が大きくフューチャーされていて、他の演奏とは趣を変えているところも聴きどころです。
「BLUE MONK」 M&I MYCJ-30386
ノルウェーのトランペッターのアルバム(CD)で、サド・ジョーンズのデビュー盤の1曲目に収録されている「GET OF TOWN」が、偶然に、このアルバムでも同じように配置されていることから取り上げてみました。
「IMPRESSIONS OF ANTIBES」 GMCD 92
ディトレフ・エクホフは、ルビー・ブラフを一回りモダンにした感じのトランぺッターで、収録されている12曲の内、前半6曲がオスロでのスタジオ録音で、後半6曲がライブ録音となっています。
ローカル・ミュージシャンの中に、米国出身のピアニストであるエリック・リードが参加していることで、演奏が締って聞こえます。
肝心の「GET OUT OF TOWN」は、淡々と進行する演奏で、続く2曲目の「STARDUST」は、8分を越えるロング・バージョンですが、終始リードしているのはリーダーのトランペットです。
収録されている12曲において、7曲目の「WHICHCRAFT」以降もスタジオ録音同様に淡々とした演奏が続きますが、1曲ごとの演奏時間も長くなっています。
その中で、最後に収録されているマル・ウォルドロンの「SOUL EYES」が、しっとりとしたバラードで、ベース・ソロもあり、後半の収録の中では一番の内容です。
「BLUE MONK」は、唯一リーダー抜きのピアノ・トリオによる3分弱の演奏ですが、エリック・リードはこの録音後に全曲モンクの曲を演奏したものや、「ブルー」にちなんだ曲ばかりを集めた下記のアルバムを作っています。
このCDの1曲目に収録されている「BLUE MONK」は、少し早めのテンポで演奏されていますが、ロン・カーター(b)が大きくフューチャーされていて、他の演奏とは趣を変えているところも聴きどころです。
「BLUE MONK」 M&I MYCJ-30386