あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

私の愛聴盤(第104回)

2017-03-26 | 私の愛聴盤
第104回はクリフォード・ブラウンの「スタディ・イン・ブラウン」です。
「STUDY IN BROWN」 EmArcy MG 36037
  
1. CHEROKEE
2. JACQUI
3. SWINGIN′
4. LAND END
5. GEORGE′S DILEMMA
6. SANDU
7. GERKIN FOR PERKIN
8. IF I LOVE AGAIN
9. TAKE THE A TRAIN
CRIFORD BROWN(tp) MAX ROARCH(ds) HAROLD LAND(ts)
GRICHIE POWELL(p) GEORGE MORROW(b)
録音 1955年2月23~25日

ブラウン-ローチのコンビによる大名盤、
エマーシーに残された11枚のアルバムの中で、このクインテットだけのものは4枚、
中でもこのアルバムは最も好きな1枚で、国内盤が発売される度に何度も買い替えてきましたが、数年前に当時のオリジナル盤を入手してその音圧に圧倒され、以後は時々引っ張り出していることから改めて取り上げました。
以前からオリジナル盤の「音」を聴いてみたいという思いが叶って、我が家にやってきたこのアルバム、
しかも格安で、
ジャケットは少々くたびれていて盤の使用感もありますが、コンディションは上々で納得感があります。

クリフォードのトランペットは、スムーズな流れの中で輝き、
ハロルド・ランドのテナー・サックスは、ロリンズ張りのエッジの立った鋭い音色で、
マックス・ローチのシンバルは、歪寸前のギリギリのところで踏み留まり、スネアのサクサク感も心地よく、
リッチー・パウエルのピアノは、際立った特徴は無いものの、アレンジャーとしてこのグループを下支えし、
ジョージ・モロウのベースは、速い曲においても、しっかりと音程をキープしています。

長尺演奏のチェロキーから最終曲のA列車までの全9曲は、アレンジが巧みで痛快さがあり、聴くものをどんどん中に引っ張り込んでいく凄さがあります。
最終曲のA列車は、最後にテンポがスロー・ダウンし、ローチのブラシで締めくくるという編集の上手さも見事です。

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春の宵の食事会

2017-03-24 | グルメ
毎年、この時期に開催される職場の皆さんたちとの年に一度の食事会、
今年は浦和駅近くにあるお寿司屋さん「よし佳」へ、
次々と出される肴類は、冬から春へと変わるこの時期の旬のもので、こだわりの産地直送品を提供していただきました。
そこで今回も、いただいた順に写真も撮らせていただきました。
  

最初の牡蠣は、先般のサミットで出されたものと同じ伊勢志摩産で、ひょっとして真珠が入っていないかと冗談も飛び出しました。
続いて、明石のタコとトコブツ、それに温かいうちに食べるようにと言われたシャコ、
富山湾のホタルイカは一級品の大きいもので、その隣は一丁と同じ量を使って作られた濃い味の豆腐、
いずれも紫(醤油)は無く、山葵かそのままでいただくようにと言われ、最後のお寿司まで紫は使いませんでした。
   

定番の卵焼き、鮪のユッケ、うす塩味の鯛、
プリプリの帆立に烏賊と続いて、
   

   

大分お腹が満たされてきたところで、握りの登場となりました。
こはだに続く海老は、これが江戸前の海老だそうで、
続いて小鯛、トリ貝、それに直接手渡しで白魚へ、
またお寿司につきもののガリにも拘りがあり、林檎とパイナップルを使って付けたもので、とても辛く、
お寿司をいただく毎に食べたりすると、鮪に行くころには味が分からなくなるからと、忠告もあり、
   

  

中でも圧巻は、定番の鮪の握りで、中トロ、赤身、大トロの三貫、
通常はこれだけでなんと6,000円だそうです。 
うぅ~ん、恐らく二度と食べれないのでは・・・
それに雲丹と鮪、穴子と続いて、仕上げにお吸い物となりました。
   

お酒は、ビールに辛口の日本酒(黒龍)、そして白ワインも一緒にいただいて、
今回も満足のいく食事会となりました。

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ディック・ジョンソンのリーダー・アルバム

2017-03-19 | JAZZ
ディック・ジョンソンのリーダー・アルバムを聴いてみました。
「MUSIC FOR SWINGING MODERNS」
  
1. THE BELLE OF THE BALL
2. THE LADY IS A TRAMP
3. HONEY BUN
4. WHY WAS I BORN
5. POINCIANA
6. THE THINGS WE DID LAST SUMMER
7. LIKE SOMEONE IN LOVE
8. STARS FELL ON ALABAMA
9. YOU′VE CHANGED
DICK JOHNSON(as) BILL HAVEMANN(p) 
CHUCK SAGLE(b) DaAVE POSKONKA(b) BOB McKEE(ds)
録音 1956年2月29日、3月27日

知名度の低いアルト・サックス奏者のこのアルバムは、過去に日本フォノグラムから「究極のアナログLP」シリーズの1枚として発売されたものです。
白人独特のクリアな音色に特徴があり、レコードでいうA面の比較的アップ・テンポの曲においては、アート・ペッパーやアトランティック時代のリー・コニッツの音色に似たところもあります。
またピアニストのビル・ハーヴマンは、ブロック・コードやフレーズがディブ・ブルーベックの様でもあり、B面のスタンダードにおけるスロー・テンポの曲においては、リーダーまでもがデスモンドのような気がして、どことなくディブ・ブルーベック・カルテットに似た雰囲気も持っています。
このレコーディングはシカゴのユニヴァーサル・スタジオで行われていますが、明るくスマートで軽快なプレイが連続する好ましいアルバムです。

なお4曲目の「WHY WAS I BORN」と、8曲目の「STARS FELL ON ALABAMA」は、ケニー・バレルとジョンコルトレーンのデュオや、キャノンボール・アダレイの「イン・シカゴ」にも名演があります。

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ロルフ・キューンの世界めぐり

2017-03-12 | JAZZ
ロルフ・キューンが演奏する地域の名前をタイトルにした1枚、
「SOUND OF JAZZ」 URANIA UR-1220
  
 1. ISTANBUL
 2. WALTZING MATILDA
 3. LADY OF SPAIN
 4. CANADIAN SUNSET
 5. SOUTH OF THE BORDER
 6. ATLANTA, GA.
 7. A TOUCH OF BERLIN
 8. MANHATTAN
 9. CHICAGO
10. CARAVAN

バディ・デフランコと並びモダン・クラリネットの代表格の一人であるロルフ・キューンがリーダーとなった1枚、
メンバーも、録音日もクレジットがありませんが、ピアノ・トリオを中心にトランペットやギターを入れた小編成で、キューンの演奏が前面に出されています。
このURANIAというレーベル、
元はといえばクラシックで有名なイタリアの会社ですが、ジャケットもレーベルもMaide In USAとなっていることからして、米国の奏者を中心に組まれたものと推測されますが、中身は演奏も音質も◎で、充実しています。

余談ですが、ケルン生まれのロルフ・キューンは1956年に米国入りし、ベニー・グッドマン楽団に在籍していた時期もありましたが、その後はモダンから更に革新的な奏法へと移っています。
その代表的な1枚が1964年にAmigaから発売された「SOLARIUS」で、その後は弟のヨアヒムと組むことも多くなり、2011年にはImpulseからの「Lifeline」等も発売されています。
 

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ヘルゲ・リエンの演奏するスタンダード

2017-03-05 | JAZZ
昨年暮れにノルウェーのピアニストとしてここに登場したヘルゲ・リエンの同じメンバーによるスタンダード・アルバムを聴いてみました。
「TO THE LITTLE RADIO」 DIW 6032 (CD / DIW-632)
  
1. GRANDFATHERS WALTZ
2. LOOK FOR THE SILER LINING
3. CHELSEA BRIDGE
4. LITTLE SUNFLOWER
5. LOVE SONG
6. TO THE LITTLE RADIO
7. AMAPOLA
8. SONOR
HELGE LIEN(p) FRODE BERG(b) KNUT AALEFJAER(ds)
録音 2006年1月3 ~ 6日

リズミカルなピアノ演奏に加え、ブラシの合いの手がタイミング良く、出だしからノリノリの「GRANDFATHERS WALTZ」、
続く「LOOK FOR THE SILVER LINING」のテーマ演奏の後ろ微かに聞こえる音は、ドラマーがシンバルを弓で擦っているようです。
この曲はチェット・ベイカーが歌っている「SINGS」や、増尾好秋の演奏もお勧めです。
 

フレディ・ハバードのアルバム「BACKLASH」からの「LITTLE SUNFLOWER」は、ヘリゲ・リエンの左手によるリズム・パターンに乗って、淡々と弾かれる右手のメロディが美しく、「TO THE LITTLE RADIO」では、冒頭で演奏されるピアノ・ソロの残響音が何とも言えず良い雰囲気を醸し出してくれます。

なお最後に収録されている「SONOR」は、ハンプトン・ホースの下記の2枚のアルバムに収録されていますが、左側のアルバムに収録されているのは3拍子で、右側の曲は4拍子となっており、曲も全く異なっています。
ここで取り上げられているのは、下記左側の「Spanish Steps」に収録されている曲です。
 

このアルバムは全体的にスロー・テンポで演奏され、3人のインタープレイが際立っています。
それにしても、クリアな音が詰まった素晴らしい出来栄えの1枚だと思います。

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3月になったら

2017-03-01 | 日記
3月に入ったというのに、
辺りが暗くなった途端、雨から雪に変わってきました。
コンビニに車を止めて、お酒を買っている間に積もってきました。

  
予報では、明朝まで雪のようです。


一夜明けての早朝、
積雪は無く、一安心です。
 

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