第104回はクリフォード・ブラウンの「スタディ・イン・ブラウン」です。
「STUDY IN BROWN」 EmArcy MG 36037
1. CHEROKEE
2. JACQUI
3. SWINGIN′
4. LAND END
5. GEORGE′S DILEMMA
6. SANDU
7. GERKIN FOR PERKIN
8. IF I LOVE AGAIN
9. TAKE THE A TRAIN
CRIFORD BROWN(tp) MAX ROARCH(ds) HAROLD LAND(ts)
GRICHIE POWELL(p) GEORGE MORROW(b)
録音 1955年2月23~25日
ブラウン-ローチのコンビによる大名盤、
エマーシーに残された11枚のアルバムの中で、このクインテットだけのものは4枚、
中でもこのアルバムは最も好きな1枚で、国内盤が発売される度に何度も買い替えてきましたが、数年前に当時のオリジナル盤を入手してその音圧に圧倒され、以後は時々引っ張り出していることから改めて取り上げました。
以前からオリジナル盤の「音」を聴いてみたいという思いが叶って、我が家にやってきたこのアルバム、
しかも格安で、
ジャケットは少々くたびれていて盤の使用感もありますが、コンディションは上々で納得感があります。
クリフォードのトランペットは、スムーズな流れの中で輝き、
ハロルド・ランドのテナー・サックスは、ロリンズ張りのエッジの立った鋭い音色で、
マックス・ローチのシンバルは、歪寸前のギリギリのところで踏み留まり、スネアのサクサク感も心地よく、
リッチー・パウエルのピアノは、際立った特徴は無いものの、アレンジャーとしてこのグループを下支えし、
ジョージ・モロウのベースは、速い曲においても、しっかりと音程をキープしています。
長尺演奏のチェロキーから最終曲のA列車までの全9曲は、アレンジが巧みで痛快さがあり、聴くものをどんどん中に引っ張り込んでいく凄さがあります。
最終曲のA列車は、最後にテンポがスロー・ダウンし、ローチのブラシで締めくくるという編集の上手さも見事です。
「STUDY IN BROWN」 EmArcy MG 36037
1. CHEROKEE
2. JACQUI
3. SWINGIN′
4. LAND END
5. GEORGE′S DILEMMA
6. SANDU
7. GERKIN FOR PERKIN
8. IF I LOVE AGAIN
9. TAKE THE A TRAIN
CRIFORD BROWN(tp) MAX ROARCH(ds) HAROLD LAND(ts)
GRICHIE POWELL(p) GEORGE MORROW(b)
録音 1955年2月23~25日
ブラウン-ローチのコンビによる大名盤、
エマーシーに残された11枚のアルバムの中で、このクインテットだけのものは4枚、
中でもこのアルバムは最も好きな1枚で、国内盤が発売される度に何度も買い替えてきましたが、数年前に当時のオリジナル盤を入手してその音圧に圧倒され、以後は時々引っ張り出していることから改めて取り上げました。
以前からオリジナル盤の「音」を聴いてみたいという思いが叶って、我が家にやってきたこのアルバム、
しかも格安で、
ジャケットは少々くたびれていて盤の使用感もありますが、コンディションは上々で納得感があります。
クリフォードのトランペットは、スムーズな流れの中で輝き、
ハロルド・ランドのテナー・サックスは、ロリンズ張りのエッジの立った鋭い音色で、
マックス・ローチのシンバルは、歪寸前のギリギリのところで踏み留まり、スネアのサクサク感も心地よく、
リッチー・パウエルのピアノは、際立った特徴は無いものの、アレンジャーとしてこのグループを下支えし、
ジョージ・モロウのベースは、速い曲においても、しっかりと音程をキープしています。
長尺演奏のチェロキーから最終曲のA列車までの全9曲は、アレンジが巧みで痛快さがあり、聴くものをどんどん中に引っ張り込んでいく凄さがあります。
最終曲のA列車は、最後にテンポがスロー・ダウンし、ローチのブラシで締めくくるという編集の上手さも見事です。