今年最後の締め括りに相応しい1枚、
仕事に追われてバタバタしていたため、11月初旬に入手したままのCDを、ここにきてやっと聴いてみました。
スイス出身の女流ピアニスト、イレーネ・シュヴァイツアーの新譜で、今年の春に録音されたものです。
このCD、ハン・ベニンクとのデュオであるところも興味を引きますが、「ウエルカム・バック」というタイトルがまた良いです。
「WELCOME BACK」 INTAKT CD 254
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/9e/926c070cab7ebf75d308695038689f4a_s.jpg)
1. WELCOME BACK
2. KIT 4
3. TRAP 5
4. FREE FOR ALL
5. MEET ME TONIGHT IN DREAMLAND
6. VERFLIXT
7. RAG
8. BLEU FONCE
9. APUS MELBA
10. NTYILO NTYILO
11. FIREWOOD
12. TO MISHA WITH LOVE
13. I SURRENDER DEAR
14. ERONEL
IRENE SCHWEIZER(p) HAN BENNINK(ds)
録音 2015年4月13、14日
そして、その演奏は、
曲目はどうでもよく、インプロヴァイザーの2人が発する「音」にただ耳を傾けるだけでいいのです。
注目は後半の3曲、
「TO MISHA WITH LOVE」は2人が敬愛するピアニスト、ミシャ・メンゲルベルクへ捧げたリズミカルでコミックな曲。
それから彼女が弾くスタンダードとモンク、
共に2分間芸術ですが、これらの曲を演奏するとは!(これまで聴いたことはありません)。
しかし、そこはプロ、
「I SURRENDER DEAR」は丹精に、「ERONEL」は時々モンクが顔を出しています。
彼女の弾くピアノタッチ、
以前のものと比較してみると、ここでは粒立ちのよさが際立っています。
これはお歳を重ねて円熟味が増したせいなのでしょうかネ。(もちろん録音も)
1940年生まれの彼女が未だ健在であることに、チョッピリ嬉しさを感じるアルバムです。
ついでにFMPからの再発盤ですが、彼女が参加しているピアノ・トリオの1枚、
クレジット上ではドラマーがリーダーとなっていますが、誰がリーダーでもおかしくない密度の濃い内容です。
「SANTANA」 FMP 0630
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/36/858b0b4cc71f9c41ad48faa73ac74c84_s.jpg)
1. SANTANA
2. FLUENCY
3. M.G.
4. WAITING FOR PAUL
IRENE SCHWEIZER(p) PETER KOWALD(b) PIERRE FAVRE(ds)
録音 1968年10月8日
ここでは、当時ヨーロッパで流行っていたフリー・ジャズの1面を聴くことができます。
仕事に追われてバタバタしていたため、11月初旬に入手したままのCDを、ここにきてやっと聴いてみました。
スイス出身の女流ピアニスト、イレーネ・シュヴァイツアーの新譜で、今年の春に録音されたものです。
このCD、ハン・ベニンクとのデュオであるところも興味を引きますが、「ウエルカム・バック」というタイトルがまた良いです。
「WELCOME BACK」 INTAKT CD 254
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/a0/9507bf11480e2f8152ccb888fe692000_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/b6/0731c006d3496130df71b80f48b2dc88_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/9e/926c070cab7ebf75d308695038689f4a_s.jpg)
1. WELCOME BACK
2. KIT 4
3. TRAP 5
4. FREE FOR ALL
5. MEET ME TONIGHT IN DREAMLAND
6. VERFLIXT
7. RAG
8. BLEU FONCE
9. APUS MELBA
10. NTYILO NTYILO
11. FIREWOOD
12. TO MISHA WITH LOVE
13. I SURRENDER DEAR
14. ERONEL
IRENE SCHWEIZER(p) HAN BENNINK(ds)
録音 2015年4月13、14日
そして、その演奏は、
曲目はどうでもよく、インプロヴァイザーの2人が発する「音」にただ耳を傾けるだけでいいのです。
注目は後半の3曲、
「TO MISHA WITH LOVE」は2人が敬愛するピアニスト、ミシャ・メンゲルベルクへ捧げたリズミカルでコミックな曲。
それから彼女が弾くスタンダードとモンク、
共に2分間芸術ですが、これらの曲を演奏するとは!(これまで聴いたことはありません)。
しかし、そこはプロ、
「I SURRENDER DEAR」は丹精に、「ERONEL」は時々モンクが顔を出しています。
彼女の弾くピアノタッチ、
以前のものと比較してみると、ここでは粒立ちのよさが際立っています。
これはお歳を重ねて円熟味が増したせいなのでしょうかネ。(もちろん録音も)
1940年生まれの彼女が未だ健在であることに、チョッピリ嬉しさを感じるアルバムです。
ついでにFMPからの再発盤ですが、彼女が参加しているピアノ・トリオの1枚、
クレジット上ではドラマーがリーダーとなっていますが、誰がリーダーでもおかしくない密度の濃い内容です。
「SANTANA」 FMP 0630
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/73/fd451c7cb954b3d5aa8384fe5d4dda11_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/a0/e934045e24fd43df02d35d88230eb93d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/36/858b0b4cc71f9c41ad48faa73ac74c84_s.jpg)
1. SANTANA
2. FLUENCY
3. M.G.
4. WAITING FOR PAUL
IRENE SCHWEIZER(p) PETER KOWALD(b) PIERRE FAVRE(ds)
録音 1968年10月8日
ここでは、当時ヨーロッパで流行っていたフリー・ジャズの1面を聴くことができます。