2017年の最後は、ニッキ・パロットが歌うナット・キング・コール愛唱曲集で、モノクロの写真も素敵な1枚です。
「UNFORGETTABLE」
初期のナット・キング・コールに倣ってか、ドラムレスのピアノ・トリオに、リサ・パロットのバリトン・サックス(またはバス・クラ)を加えたシンプルな伴奏陣を従えて・・・、
とは言っても、ベースはいつも通りに彼女自身が担当しています。
最初の「WALKIN′ MY BABY BACK HOME」から、ギターが刻むシンプルなリズムに乗り、流れるようなフレーズでご機嫌にスタートしていますが、このリズム感覚が最後まで全体を支配しているアルバム作りとなっています、
2曲目の「LET′S FALL IN LOVE」は、この曲としては珍しくヴァースからスタートし、途中ではメロディをベースで弾く場面も登場します。
「WHEN I FALL IN LOVE」でも伸びのあるベース・ソロがあり、これにリサはバス・クラで応えており、「LOVE」ではギターとのユニゾンでスキャットを披露しています。
「THE VERY THOUGHT OF YOU」はニッキ流解釈で、「MONA LISA」や「UNFORGETTABLE」では、あまり感情を出さずに淡々と歌っており、これらはナット・キング・コールの歌唱を意識しているのでは、とも思われます。
また彼女には珍しく、ピアノ伴奏のみで歌う「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE」や、ギター伴奏で歌う「ANSWER ME MY LOVE」のような変化を付けた曲もあります。
ラテン曲でもある「PERFIDIA」は、ナット・キング・コールに倣ってスペイン語で歌っていますが、ご愛敬といったところでしょうか。
今回のニッキ・パロットの1枚は、過去に掲載したことのあるナタリー・コールのCDに同名のタイトルのアルバムがありますが、彼女は2015年12月31日に心臓疾患で亡くなっています。
65歳没。
「UNFORGETTABLE」
初期のナット・キング・コールに倣ってか、ドラムレスのピアノ・トリオに、リサ・パロットのバリトン・サックス(またはバス・クラ)を加えたシンプルな伴奏陣を従えて・・・、
とは言っても、ベースはいつも通りに彼女自身が担当しています。
最初の「WALKIN′ MY BABY BACK HOME」から、ギターが刻むシンプルなリズムに乗り、流れるようなフレーズでご機嫌にスタートしていますが、このリズム感覚が最後まで全体を支配しているアルバム作りとなっています、
2曲目の「LET′S FALL IN LOVE」は、この曲としては珍しくヴァースからスタートし、途中ではメロディをベースで弾く場面も登場します。
「WHEN I FALL IN LOVE」でも伸びのあるベース・ソロがあり、これにリサはバス・クラで応えており、「LOVE」ではギターとのユニゾンでスキャットを披露しています。
「THE VERY THOUGHT OF YOU」はニッキ流解釈で、「MONA LISA」や「UNFORGETTABLE」では、あまり感情を出さずに淡々と歌っており、これらはナット・キング・コールの歌唱を意識しているのでは、とも思われます。
また彼女には珍しく、ピアノ伴奏のみで歌う「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE」や、ギター伴奏で歌う「ANSWER ME MY LOVE」のような変化を付けた曲もあります。
ラテン曲でもある「PERFIDIA」は、ナット・キング・コールに倣ってスペイン語で歌っていますが、ご愛敬といったところでしょうか。
今回のニッキ・パロットの1枚は、過去に掲載したことのあるナタリー・コールのCDに同名のタイトルのアルバムがありますが、彼女は2015年12月31日に心臓疾患で亡くなっています。
65歳没。