第124回はケニー・バレルの「ブルージー・バレル」です。
「BLUESEY BURRELL」 MOOSVILLE MV29
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/23/990331d140b91a57f517cf3c90f61766_s.jpg)
1. TRES TALBRAS (WITHOUT YOU)
2. NO MORE
3. GUILTY
4. MONTONO BLUES
5. I THOUGHT ABOUT YOU
6. OUT OF THIS WORLD
7. IT′S GETTING DARK
KENNY BURRELL(g) COLEMAN HAWKINS(ts) TOMMY FLANAGAN(p)
MAJOR HOLET(b) EDDIE LOCKE(ds) RAY BARRETTO(conga)
録音 1962年9月14日
1曲目の「TRES TALBRAS」は、ムード・ラテンのマイナー調の美しい曲で、最初にバレルが生ギターでテーマを弾き、続くフラナガンのソロはシングルトーンが心地よく、後半で登場するホーキンスのブレスも生々しです。
ここでのホーキンスの「音」やフレーズは、同じ1962年2月に録音されたシェリー・マンの「2・3・4」とよく似ています。それもそのはず、エンジニアは共にRVGであることから、録音場所やマイクのセッティング等の関係なのでしょうか。
ちなみにこの曲は、後に歌詞が付けられて「WITHOUT YOU」としても有名になりましたが、ナットキング・コールが歌っているレコードは、英語でなく原語でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/3c/f50724613c69b3e9fb1859df5d007b08_s.jpg)
元に戻って、ケニー・バレルは、2曲目の「NO MORE」で、生ギターによるソロを披露し、
3曲目の「GUILTY」では、電気ギターを前面フューチャーしたトリオの演奏で、彼の特徴であるブルージーなプレイが楽しめます。
5曲目の「I THOUGHT ABOUT YOU」や、最終曲の「IT′S GETTING DARK」は、バレルのシングル・トーンとコード・チェンジが見事で、ホーキンスと共に2人のコラボレーションが見事です。
なお「MONTONO BLUES」や「OUT OF THIS WORLD」は、レイ・バレットのコンガのリズムが強く出ていて、「MONTONO BLUES」は、メジャー・ホリーお得意のボーイングとハミングの後、バレルとホーキンスの2小節毎のやり取りもスリルがあります。
このレコード、
Analogue Productionsの45回転盤と比較してみましたが、こちらはオブラートが掛かっているようで全く別物でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/2f/8a01c79d4c7c930aa40e7573551f0460_s.jpg)
「BLUESEY BURRELL」 MOOSVILLE MV29
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/5c/e0ad6624efe9b2b0eb894f4ebcc2b3fc_s.jpg)
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1. TRES TALBRAS (WITHOUT YOU)
2. NO MORE
3. GUILTY
4. MONTONO BLUES
5. I THOUGHT ABOUT YOU
6. OUT OF THIS WORLD
7. IT′S GETTING DARK
KENNY BURRELL(g) COLEMAN HAWKINS(ts) TOMMY FLANAGAN(p)
MAJOR HOLET(b) EDDIE LOCKE(ds) RAY BARRETTO(conga)
録音 1962年9月14日
1曲目の「TRES TALBRAS」は、ムード・ラテンのマイナー調の美しい曲で、最初にバレルが生ギターでテーマを弾き、続くフラナガンのソロはシングルトーンが心地よく、後半で登場するホーキンスのブレスも生々しです。
ここでのホーキンスの「音」やフレーズは、同じ1962年2月に録音されたシェリー・マンの「2・3・4」とよく似ています。それもそのはず、エンジニアは共にRVGであることから、録音場所やマイクのセッティング等の関係なのでしょうか。
ちなみにこの曲は、後に歌詞が付けられて「WITHOUT YOU」としても有名になりましたが、ナットキング・コールが歌っているレコードは、英語でなく原語でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/5f/f2103fadb01cdf585da3f12eb7730e8c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/3c/f50724613c69b3e9fb1859df5d007b08_s.jpg)
元に戻って、ケニー・バレルは、2曲目の「NO MORE」で、生ギターによるソロを披露し、
3曲目の「GUILTY」では、電気ギターを前面フューチャーしたトリオの演奏で、彼の特徴であるブルージーなプレイが楽しめます。
5曲目の「I THOUGHT ABOUT YOU」や、最終曲の「IT′S GETTING DARK」は、バレルのシングル・トーンとコード・チェンジが見事で、ホーキンスと共に2人のコラボレーションが見事です。
なお「MONTONO BLUES」や「OUT OF THIS WORLD」は、レイ・バレットのコンガのリズムが強く出ていて、「MONTONO BLUES」は、メジャー・ホリーお得意のボーイングとハミングの後、バレルとホーキンスの2小節毎のやり取りもスリルがあります。
このレコード、
Analogue Productionsの45回転盤と比較してみましたが、こちらはオブラートが掛かっているようで全く別物でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/da/048ec1ccaa027630ce37642a6f2b4455_s.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/2f/8a01c79d4c7c930aa40e7573551f0460_s.jpg)