私の愛聴盤の第173回は、マイク・ノックの「ONDAS」です。
「ONDAS」ECM 1220

1. FORGOTTEN LOVE
2. ONDAS
3. VISIONARY
4. LAND OF THE LONG WHITE CLOUD
5. DOORS
MIKE NOCK (p) EDDIE GOMEZ (b) JON CHRISTENSEN (ds)
録音 1981年11月
マイク・ノックの初期のフュージョン・バンドである「フォースウエイ」からは全くイメージが沸かない演奏集で、録音場所がオスロということもあり、これまでのマイクとは全く異なり、ECMレーベルにおけるヨーロッパの美メロピアニストに変身しています。
1曲目の「FORGOTTEN LOVE」は、3拍子による4小節ごとのパターン化されたリズムの上を、マイク・ノックによるピアノの澄んだシングルトーンが美しく、中程ではエディ・ゴメスのソロを挟んで、再び最初のメロディが登場し、ヨン・クリステンセンのドラムも前に出て三者一帯の演奏となります。
16分を超す演奏の中で、マイク・ノックの左手は最初から最後までパターン化されたリズムを刻みながらの1曲です。
一方、タイトル曲となっている「ONDAS」は、スロー・テンポの演奏で、ピアノをいかに美しく響かせるかに徹しており、これに何時ものエディ・ゴメスらしからぬベースが絡見ながら進行して行きます。
レコードB面に移って「VISIONARY」は、ベースラインに特徴がある美しいメロディの曲で、3者がそれぞれ対等に主張しており、ピアノ・トリオとしてバランスのとれた演奏です。
「LAND OF THE LONG WHITE CLOUD」は、繰り返されるメロディに特徴があり、ポール・ブレイからの影響も感じられ、エディ・ゴメスのソロとの調和も魅力的です。
「DOORS」は、アレンジされたの演奏の中で、ヨン・クリステンセンのダイナミックなドラミングが素晴らしいです。
「ONDAS」ECM 1220



1. FORGOTTEN LOVE
2. ONDAS
3. VISIONARY
4. LAND OF THE LONG WHITE CLOUD
5. DOORS
MIKE NOCK (p) EDDIE GOMEZ (b) JON CHRISTENSEN (ds)
録音 1981年11月
マイク・ノックの初期のフュージョン・バンドである「フォースウエイ」からは全くイメージが沸かない演奏集で、録音場所がオスロということもあり、これまでのマイクとは全く異なり、ECMレーベルにおけるヨーロッパの美メロピアニストに変身しています。
1曲目の「FORGOTTEN LOVE」は、3拍子による4小節ごとのパターン化されたリズムの上を、マイク・ノックによるピアノの澄んだシングルトーンが美しく、中程ではエディ・ゴメスのソロを挟んで、再び最初のメロディが登場し、ヨン・クリステンセンのドラムも前に出て三者一帯の演奏となります。
16分を超す演奏の中で、マイク・ノックの左手は最初から最後までパターン化されたリズムを刻みながらの1曲です。
一方、タイトル曲となっている「ONDAS」は、スロー・テンポの演奏で、ピアノをいかに美しく響かせるかに徹しており、これに何時ものエディ・ゴメスらしからぬベースが絡見ながら進行して行きます。
レコードB面に移って「VISIONARY」は、ベースラインに特徴がある美しいメロディの曲で、3者がそれぞれ対等に主張しており、ピアノ・トリオとしてバランスのとれた演奏です。
「LAND OF THE LONG WHITE CLOUD」は、繰り返されるメロディに特徴があり、ポール・ブレイからの影響も感じられ、エディ・ゴメスのソロとの調和も魅力的です。
「DOORS」は、アレンジされたの演奏の中で、ヨン・クリステンセンのダイナミックなドラミングが素晴らしいです。