チェット・ベイカーが「チェット・ベイカー・シングス」をレコーディングした時期に前後して、オランダの2ヶ所で行ったライブを収録しています。
「1955 CONCERT IN HOLLAND」
録音 1955年9月17、18日
これは、若き日のチェット・ベイカーのトランペット演奏と歌が聴けると共に、ピアニストにディック・ツワージクが参加している貴重な録音です。
メンバーと曲目紹介はチェット自身が行っており、ライブということで、1曲当りの演奏時間も長く、「TOMMYHAWK」と「INDIAN SUMMER」は2ヶ所の演奏が収録されていて、いずれも優劣つけがたい出来となっています。
また「BUT NOT FOR ME」、「MY FUNNY VALENTINE」(未完)、「SOMEONE WATCH OVER ME」の3曲で歌を披露していますが、比較的早いテンポで歌う「BUT NOT・・・」が良いです。
聴衆の拍手も大きく収録されており、素晴らしいコンサートであったと思われます。
このヨーロッパ・ツアーでは、上記のカルテットで10月初めに仏Barclayに録音を残していますが、このアルバムは機会をみて改めて掲載したいと思います。
なお、米国から参加したカルテットのメンバーは、ベーシストのジミー・ボンドを除く3人が連日クスリ付けの日々を送っていたようで、ディック・ツワージクは、このツアー中に多用のクスリのせいで亡くなり、10月24日のパリのスタジオ録音ではピアノとドラマーが入れ替わっています。
こちらの演奏も立派(録音も良好)なんですが、歌は収録されていません。
「1955 CONCERT IN HOLLAND」
録音 1955年9月17、18日
これは、若き日のチェット・ベイカーのトランペット演奏と歌が聴けると共に、ピアニストにディック・ツワージクが参加している貴重な録音です。
メンバーと曲目紹介はチェット自身が行っており、ライブということで、1曲当りの演奏時間も長く、「TOMMYHAWK」と「INDIAN SUMMER」は2ヶ所の演奏が収録されていて、いずれも優劣つけがたい出来となっています。
また「BUT NOT FOR ME」、「MY FUNNY VALENTINE」(未完)、「SOMEONE WATCH OVER ME」の3曲で歌を披露していますが、比較的早いテンポで歌う「BUT NOT・・・」が良いです。
聴衆の拍手も大きく収録されており、素晴らしいコンサートであったと思われます。
このヨーロッパ・ツアーでは、上記のカルテットで10月初めに仏Barclayに録音を残していますが、このアルバムは機会をみて改めて掲載したいと思います。
なお、米国から参加したカルテットのメンバーは、ベーシストのジミー・ボンドを除く3人が連日クスリ付けの日々を送っていたようで、ディック・ツワージクは、このツアー中に多用のクスリのせいで亡くなり、10月24日のパリのスタジオ録音ではピアノとドラマーが入れ替わっています。
こちらの演奏も立派(録音も良好)なんですが、歌は収録されていません。