アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

サルビア - これぞ唇形花?

2020-07-27 20:12:37 | みんなの花図鑑
Salvia regla (Mountain sage)

名前が分からなかったので、スマホの Google Lensアプリで検索。で、出てきた名前が「Salvia regla」。 間違ってたら ゴメンナサイ。
「ちなみに,reglaというのは,メキシコの町の名前だそうです。」(サルビアの庭 - Yoji's Salvia Garden 「Salvia regla (Mountain sage)」)




「メキシコとテキサスの山岳地帯に自生し,ハチドリにとてもよく好まれるそうです。」(同上)
この「ハチドリに好まれる」花というのが 重要です。
真っ赤な色も、 唇形花も、 ハチドリとの交渉の中で進化してきたのかもしれません。



Salvia coccinea 'コーラルニンフ'

これには樹名板がありました。
さて、先ほどの 「「ハチドリに好まれる唇形花」のトピックですが。。。



「植物がきれいな花を咲かせたり,良い香りがするのは,動物(主に昆虫)の気を引くためである。気を引いて花粉の運び屋としてうまく動物を使っている。しかし,ただ働きでは動物がいつかそっぽを向くので,その報酬として蜜を準備している。
動物が蜜を集めるときに,吸い口の形や長さによってある種の花を利用できたり,できなかったりする。そのため,花を訪れる昆虫の種類は花の形によって限定されることになる。」(花の色や構造と訪花昆虫




Salvia guaranitica

言わずと知れた? 「サルビア・ガラニチカ」。
「メドーセージともいわれるが、メドーセージは流通業者が(中略)誤ってつけた名前であり、Meadow Sageは(中略)、別種のSalvia pratensis。」(三河植物観察「」)



日本には ハチドリはいないので、 どんな送粉者が蜜を吸いに来るんだろう?
このサルビア・ガラニチカには クモ が来てますけど?!



いくら何でも、 クモは 送粉者じゃないんでしょうね。 蜜を吸いに集まる虫を狙っているんだと思いますけど。



でもサルビア・ガラニチカのばあいは、 花冠が筒状ではなく、元からパックリ大きな口を開けてるので、これは どんな虫でも吸蜜に来れますね (^^)/



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
先客が! (hanatyan)
2020-07-27 20:24:22
こんばんは(*^▽^*)
サルビアのお口の中には既に先客が?!
その先客を狙って蜘蛛が!
って感じかな?
勝手に想像しています。
返信する
Re: hanatyanさん^^ (アブリル)
2020-07-27 20:56:46
hanatyan, こんばんは~
> 先客を狙って蜘蛛が!
今ね、翡翠カワセミさんのblog 「花と昆虫」見てたんですよ
素晴らしいですね(^^)/
イケリンさんの東山植物園の「昆虫展」の記事にあったんだけど、
「花と虫は出会って美しくなった」
って。これ、心底、共感します (^^♪
返信する

コメントを投稿