横からみると、毛むくじゃらの花弁の中から 糸クズみたいな雌しべがひょろっと伸びている。
雌しべはすぐ分かるけど、雄しべが見当たらない。
雌しべの花柱の根元が盛り上がっているが、実は これが 雄しべ。雄しべは5個あるが、雌しべの花柱と合成して 「蕊柱(ずいちゅう)」と呼ばれる筒型になった器官をつくっている。
その下に副花冠があり、副花冠は環状で ずい柱の基部を取り巻いている。
むー、複雑だ、外から見るだけでは 判らない。
ガガイモはガガイモ科ガガイモ属。
学名 Metaplexis japonica
学名のとおり、分布は 北海道から九州、他に 朝鮮半島や中国。
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