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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

樹に咲く花 (63) クリの赤ちゃん

2021-06-01 09:17:29 | みんなの花図鑑

クリの花といえば、この雄花ですね。特有のにおいはこの雄しべから出ています。
クリの花は雌雄異花で、同じ株に 雄花と雌花が咲きます。
じつは・・・
上の画像にも ちゃんと雌花が写っているのですよ
(5月28日撮影)




クリの花というと こんなイメージですよね
クリはブナ科の木で、ブナ科の木というとたいてい雌花がわっと咲く、こんなイメージですよね




これは 上の画像の1週間前(5月21日)に撮影した同じ株の花です。
雄花もまだ成熟していないものが多いですが、実はこの画像にも 雌花が写っています。
私も 後になって 見つけました (^^ゞ




これは ひとつ前の画像から1週間後 5月28日に撮ったものです。(以下同様)
1枚目の画像と同じ構図ですが、よく目立つ3本が 雄花です。
雌花は その右手の枝(柄)にあります。
枝の順番でいうと 一番枝先側に 雌花のついている柄が出ています。



少しづつ近づいていきます。
雌花の柄の一番枝元の1個が 花になっていますが、その先の突起物は どうやら雄花のようです。




上につんつん出ているのが 雌しべの柱頭でしょう。ここで虫が運んでくれた花粉を受粉します。




受粉すれば子房が果実になります。




ダニ? は花粉運搬者にはなれません。なぜなら クリは自家受粉しないからです。(wiki 「クリ」に記述があります)




雌花は 花序枝のいちばん枝元につくようです。このように左右対称に2個つくこともあるようです。



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