アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ミゾソバ - イヌタデと友だち

2020-10-22 09:05:09 | みんなの花図鑑

いきなりアップですがミゾソバの花です。一輪だけ開いています。
雄しべも写っています。数えると8本。花粉の粒が可愛いです。
雌しべも写っています。雌しべは3つに分かれています。




場所は 溝と溝に続く畑。湿ったところが好きなようです。イヌタデ(赤まんま)と生育環境が似ているようです。




ミゾソバもイヌタデもタデ科の植物。なので花もよく似た感じの花を咲かせます。花序全体としてはすこぶる違いますが (^^)/




ミツバチが訪れていましたが、忙しく飛び回っていて先日のオオイヌタデのときのようにばっちり撮れませんでした。
代わりに あまり動かないバッタ君がお出迎え。




君も可愛い眼をしているんだね (^^♪




再度、ミゾソバもイヌタデもタデ科イヌタデ属の植物。なので花序全体の感じは違っても、一つひとつの花はとてもよく似た感じです。




ハイ、これがイヌタデの花。
雄しべの数は 7つしか見えませんが・・・
雌しべは やはり3裂しています。




ミゾソバに戻って、小さな小さな虫が訪れています。
花弁のようにみえるものは 花被片です。とても薄いです。




花柄には腺毛が多くついています。
そして 葉っぱのかたちもミゾソバ独特です。別名「ウシノヒタイ」はこの葉の形状に由来します。




もう十分でしょうが、ミゾソバの花、つぼみがほとんど。一つだけ開花しています。よくみると ほんの少しだけ開きかけた花も写ってますよ (^^)/




画像では写っていませんが、おしべの根元には黄色い蜜がたっぷりあります。




この花はおしべの先の葯がつぼみの時の先っぽと同じピンクです。
ミゾソバといっても いろいろ種類があるようです。




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