
イネ科エノコログサ属のキンエノコロです。

キンエノコロは よく見るエノコログサが実りの秋に黄色く色づくようにも見えますが、エノコログサとは別の種類で、秋の季節になると一斉に芽生えてきて、いきなり黄色の穂を付ける1年生草です。

例によってマクロレンズで近づくと、肉眼では気付かないものが見えてきます。

ひとつ前の画像をトリミングしたものですが、この卵みたいなの、なんでしょう?

そして下のほうの穂には 赤い花が見えます。

この赤いブラシのような部分は、種子の形をした子房から出てきていますので、雌しべの柱頭ですよね?
柱頭が紅いのはよくありますが、ブラシのような柱頭は珍しいと思います。

エノコログサも開花時間が決まっていて 朝の6時~7時の間が開花のピークなんだとか!

開花の順序は決まっていないらしく、穂の付け根から先端まで気まぐれに咲くようです。

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いつもアブリルさんの記事には驚かされますが、今回は特にヘェ~!! でした。
キンエノコロはエノコログサの大きいもので、頭が垂れずすくっと立っている程度の印象でしたが、こんな風になっているのですね。
それで、卵のようなものは何なのですかね。
別の植物から来たものなのでしょうか?
コロナで2週間外出しないでいたら、季節はすっかり秋でした🍁
へぇーの卵は私も分かりません
Google Lensでも引っかかりませんでした:;(∩´﹏`∩);:
見慣れたエノコログサ、花はこんな風なんですね。
イネ科の花は結構難しく、なかなか掘り下げていないので、とても参考になりました。
ブラシのような柱頭、確かセイバンモロコシの花でも見たような・・・
と思って自分のブログを見返してみたら投稿していました。
写真がヘボ過ぎですが、ご参考まで~
https://blog.goo.ne.jp/natumkn/e/8eb11142714670f46e1a48499af29f22
そうですね、「紅いブラシのような」柱頭は珍しい
と言うべきでしたね。
あと、先だっての木の実クイズの「ホソバイヌビワ」かも? の木ですが、今回はデンパークさんからなんの返答もございません。来年実なる時までお預け、になりそうです(((o(*゚▽゚*)o)))