アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

イタヤカエデ、メグスリノキなど - 紅葉

2021-11-17 09:36:25 | みんなの花図鑑
イタヤカエデ

高い木なので、コンデジ望遠で撮影。

植物学のほうでは、カエデとモミジの区別はなく、上の樹名板にあるようにすべて ムクロジ(カエデ)科なんですが。。。



園芸のほうでは このイタヤカエデなどのように葉の切れ込みの浅いものをカエデと呼び、



イロハモミジのように、葉が掌状に裂けるカエデを モミジ と呼んでいます。





メグスリノキ

メグスリノキは カエデと同じ Acer(カエデ属)の樹ですが、ごらんのように 葉に切れ込みがありません。



「メグスリノキ(目薬の木、眼薬の木)はカエデ科カエデ属の落葉高木(Acer nikoense)で、ミツデカエデとともに3出複葉のカエデとして知られている。メグスリノキは葉裏や葉柄の毛が多くふさふさとしていることからミツデカエデとは容易に区別できる。」(樹の散歩道「メグスリノキ その受難の歴史」)



日本にのみ自生する木で、上記記事によれば
「樹皮を煎じて飲めば眼や特に肝臓に何かと効果があるとして報じられ」
「国有林でも自生するメグスリノキが次々と被害を受ける」ことになったのです。






スズランノキ

スズランノキは スズランのような花が付く ツツジ科の樹です。



世界三大紅葉樹のひとつです。
他の2つは ニシキギとニッサボク。








コメントを投稿