アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

新春回顧?‐ ダマスカスのマンダリン

2022-01-05 09:50:27 | みんなの花図鑑
新しい年が明けたというのに、うしろばかり振り返ってます。
きょうは<シリアの緑>カテゴリーよりダマスカスのマンダリンなどを回顧します。

2002年 ダマスカス郊外

ここアブージャラッシュガーデン(Abou Jarash Gardens 以下 AJG)は、首都ダマスカスの4分の1ほどを占める市内の農業保護区です。AJGには 新たに住宅を建てることはできないのです。AJG出身の息子家族も 市内のアパートに住んでいます。
なので、イード(断食月明けのお祝い)が訪れると (同じ市内ですけれど)みな 故郷の AJG へ里帰りし、イードを祝います。
イードは むかしの日本の旧正月のような雰囲気です。
2002年ですから、もう20年前のことです



通りがかった農家の庭先に一本のマンダリン・オレンジの木があります。その木の下で、三世代家族が談笑しています。
私(身振り手振りで)「すみませ~ん。写真撮らせてもらっていいですか」
おじいさん「ヤバニー(日本人)かい? いいよ、いいよ」
私「では、 ハイ、チーズ! パチリ シュクラン(ありがとうございます)」
おじいさん「ハンドゥレッラ(こちらこそ)。 中に入って コーヒー飲んできな」
私「シュクラン・クチール。でも先を急ぐものですから」



中東シリアというと灼熱地獄をイメージする人がいますが…

たまには 雲が立ち上り…



虹が出ます。








冬にはカシオン山の向こうのアンチレバノン山脈に雪が積もります。



マンダリンオレンジ - ダマスカス - シリア


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