アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キバナセンニチコウ - 色褪せないのは?

2022-08-21 06:00:06 | みんなの花図鑑

赤い花に見えるのは、花を保護している「苞」の部分で、それに包まれて咲いている小さくて黄色いのが「花」です。




キバナセンニチコウは北米南部原産の多年草。
センニチコウに似ているが、花の色が橙色から鮮紅色であること、葉が細いこと、多年草であることなどの違いがある。(植物雑学事典「キバナセンニチコウ Gomphrena haageana 」)




名前のように、花期は長い。次々と花が咲くためでもあるが、紅色の部分が花弁ではなく、苞であるからである。(同上)




紅色の部分は小苞である。中から5弁の黄色い花が出て、花序のアクセントになる。(同上)




苞は下部から退色するが目立たず、頂部は新鮮で美しい。(同上)




苞があるので色褪せしにくいんですね。

科は違いますが、以前取り上げた キク科のエキナセアの退色しにくい理由とよく似ています。

〔参考〕エキナセアの苞

エキナセアの筒状花のハリネズミの正体は 花ではなくつぼみのとき花を包んでいた苞の先がハリネズミの針のように尖ったからだったのですが、この苞があるため、同じキク科でも、ドライフラワーになるほど長く形を保つのです。





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ヤマノイモに白い毛の虫が!ハゴロモ?

2022-08-20 06:00:01 | みんなの花図鑑
ヤマノイモ

於大公園(東浦町)の外周道路フェンスにて。
ヤマノイモです。オニドコロなどの芋にはむかごはできませんから、これはヤマノイモのむかごです。
(中央の葉の上にぼんやり白いものが見えます。
 下は虫食い跡でしょう。問題は上の白い斑点です)










アオバハゴロモ?

これ(右手の葉の上)が問題の白いもやもやです。




白い毛の虫のようです。幼虫でしょうか?




白い毛はこんな感じです。




実物ははじめて見ましたが、fuyuさんのブログで紹介されていたような記憶もあります。
これはうしろ姿ですね




お顔を拝見しようとするのですが、「嫌だ!」「恥ずかしい!」と言って逃げていきます。




そんなこと言わないで!と追っかけて何とか一枚だけご尊顔を拝見。
「白い毛の虫」でググると、ハゴロモという虫の種類があってその仲間のようです。
画像では アオバハゴロモ が一番近いような気がしましたが・・・




フェンスの番線を伝ってどこかに行ってしまいました。

仮に、アオバハゴロモだとすると・・・

「カメムシ目アオバハゴロモ科の昆虫です。
学名はGeisha distinctissimaであり、Geisha = 芸者と名がつけられるほど成虫は美しい姿をしています。」
「広食性であり、柑橘類やツバキ類などさまざまな植物に口吻を差し込み、汁を吸います。成虫、幼虫ともに同じものを食べます。果樹やお茶などの作物にもつきますが、実害が出ることは少ないようです。」(BIOME「天女の装い アオバハゴロモ」)





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テイキンザクラ、プルメリア - 南の島から

2022-08-19 06:00:05 | みんなの花図鑑
テイキンザクラ

以前、「テイキンザクラ - 南の島にサクラ咲く」として取り上げた話題の蒸し返し?ですm(_ _)m




テイキンザクラは西インド諸島原産の常緑低木。
もちろん桜の仲間ではありません。
トウダイグサ科の木本です。




ではなぜサクラの名が入ったかというと・・・

テイキンザクラの名は、第二次大戦中に南方へ出兵させられた日本兵が、この花をみてサクラを思い浮かべ、ナンヨウサクラと呼んでいたが、既にその名は他の植物に用いられていたために、葉形が提琴(ヴァイオリン)に似ていることから、テイキンザクラとなった
と言われています。

・・・悲しいお話です。




名優加東大介さんの『南の島に雪が降る』という悲しいお話に通じるお話です。

紙の雪を降らせ、客席から毎回、どよめきと歓喜の声があがった。加東らは雪景色を充分堪能させてから登場するようにしていたが、ある日の公演で、いくら待ってもしんとしている。不審に思って舞台の袖からのぞいてみると、数百名いた兵隊が皆、涙を流していた。聞いてみると彼らは東北の部隊だった。(wiki 「南の島に雪が降る」)




私は この花を氷見市海浜植物園で初めて見ました。
そのころは トウダイグサ科といったら みな「杯状花序」をしているのだとばかり思ってましたので、
花弁のように見えるものも、花弁ではなく
杯状花序の杯(カップ)なのかもしれない。
と思って、氷見市海浜植物園にメールでお尋ねしました。




丁寧な回答をいただきました。以下、要点です。

「トウダイグサ科の中でも「ハナキリン」や「ポインセチア」などのユーフォルビア(トウダイグサ)属は、特有な杯状(椀状)花序を形成ますが、「テイキンザクラ」(図鑑などによってはナンヨウザクラ)や「サンゴアブラギリ」などのヤトロファ(ナンヨウアブラギリ)属は、花弁と萼が各5個ある単性花で、集散花序となります。
したがって、同じトウダイグサ科の植物であっても別属のため、杯(カップ)に相当するものではなく、「テイキンザクラ」は 花弁ということになります。」






プルメリア

プルメリア(Plumeria)は、キョウチクトウ科プルメリア属の総称です。
ラオスでは国花となっています。
「バリ島のヒンズー教徒は寺院にプルメリアの花を供える。」(wiki 「プルメリア」)




一方、「フィリピン・インドネシア・マレーシアでは、プルメリアは幽霊や墓地を連想させる花である。これらの国々では墓地にプルメリアが植えられる。」(同上)




事実上「騙し討ち」となった真珠湾攻撃の島ハワイでも、そしてその先制攻撃が一応成功して日本軍は南方に転戦、パプアニューギニアのラバウルでも、プルメリアの花はレイに好んで使われていました。(尾上与一『プルメリアのころ。』)
太平洋戦争って「積極的平和主義」だったのでしょうか?

平和とは「国が」「国を」と言わなくて生活できること (アブリル)





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ガザニア - アニメーション

2022-08-18 06:00:05 | みんなの花図鑑

ガザニア(Gazania)の花は キク科キク亜科の典型で、中央のふんわり盛り上がった筒状花の集団と周囲の花弁の一枚だけ肥大化した舌状花から構成されています。その全体像は和名でクンショウギクと呼ばれるほど豪華なたたずまいをしています。




ガザニアのマクロ写真を撮っていていつも困るのが、そのふんわり盛り上がった筒状花です。
なにしろ雄しべ筒の中から雌しべがその倍の高さまで伸びているのですから、雌しべのてっぺんを撮ろうとすると、おしべとその周囲の花弁はボケボケです。




おしべと花弁を撮ろうとそちらにピントを合わせれば、雌しべはぼけてしまします。




そういうわけで、絞り込んで全部に焦点を合わせようとしても、園芸コーナーは室内なので光量が足りません。




これまでの写真でお分かりのように、前ピン、後ピン2枚の写真を撮って、1秒ごとに切り替えるGIF画像にしてみました。




見てくださる方の頭の中で立体化して下さることを期待しています !(^^)!








これは横から 手前と奥の両方にピントを合わせたもの。
ガザニアは 雌しべの花柱が長いですね。




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エノキ、アカメガシワ、ゴンズイ - 秋の気配

2022-08-17 06:00:06 | みんなの花図鑑
エノキ

エノキの実が赤く色づいてきました。
松江の花図鑑によると「9月に赤褐色に成熟する」とありますから、若干早いです。




ただ、同じ株でも色づき方はまちまちです。




この実は食べれます。




ただし、実は小さく、大部分が固い種なので食べれる部分が少ししかありません。




まぁ、鳥の餌としてはこれくらい小さいほうが食べやすいでしょうけどね





アカメガシワ

アカメガシワの果実が割れて中の黒い種子がいっぱい顔を出しています。
松江の花図鑑によると「9〜10月に褐色に熟す。」とありますから、やはり若干早いです。




果皮の内側はバロック調?の装飾を施されています。




果皮は3裂し、種子は果皮と30度向きを変えて果皮の間に伸びているようです。















ゴンズイ

1個の花から1-3個の袋果ができ、長さ1-1.5cmの半月形で反曲して開出する。(Tam's 素人植物図鑑「ゴンズイ」)




果皮は肉質で厚く、9-11月に赤く熟し、裂開すると内面が鮮紅色で黒い種子との対比でよく目立つ。(同上)




種子は直径約5mmのほぼ球形。(同上)







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トウコマツナギ - 道路法面にて

2022-08-16 06:00:07 | みんなの花図鑑

花期は5~7月となってますが、ここ岡崎のやや標高の高い道路法面のトウコマツナギはお盆のころから花をつけますので、ちょうど秋の七草のハギのようです。




「新たに道路整備した土手など緑化目的に導入されたのが、このトウコマツナギとされている。」(三河の植物観察「トウコマツナギ」)





「在来のコマツナギより明らかに大きく、高さ2mを超えるものも見られる。大きくなる以外はコマツナギとはほとんど変わらない。日本の在来種をコマツナギIndigofera pseudotinctoria 、中国のものをトウコマツナギIndigofera bungeana と分ける見解があるが、同一種とする見解もある。」(同上)





「トウコマツナギは中国原産の落葉低木。在来種のコマツナギが草本に間違えられる低木であるのに比べ大きく、樹高は2~4m程になる。」(岡山理科大・植物雑学辞典「トウコマツナギ」)




「コマツナギに似ていることから、導入されて緑化に利用された。」(同上)




「導入当時は在来種による緑化として使われたはずであるが、その後別種であることがわかって急速に緑化事業に使われることが少なくなった。利用された時期は、2000年頃ではなかったかと思う。緑化に利用されたものが野生化しているとの報告がある。」(同上)








「翼弁と竜骨弁は等長、長さ約5.5㎜。竜骨弁は中間に距をもつ。」(三河の植物観察「トウコマツナギ」)





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トレニア が Wishbone flower と呼ばれる訳

2022-08-15 06:00:05 | みんなの花図鑑

涼しげなトレニアの花です。




安城デンパークの名板によると ’カタリーナ アイスリバー’ という品種のようです。
名前からして涼しそうですね


ところで、このトレニア(Torenia)は何科の植物なんでしょうか?
安城デンパークの名板では「アゼトウガラシ科」となっていますが・・・




「トレニアは、アゼナ科の非耐寒性一年草です。」(LOVEGREEN)との記事もあります。





トレニアには長短2組のおしべがあるのですが、長い一組同志、また短い一組同志が左右から花糸を出しアーチを作っていることが多いのが特徴です。



ウリクサという野草があって ↓

この花も左右の雄しべがアーチを作っています。
よく似ています。




トレニアがウリクサに似ているのもそのはずで、実をいうと、トレニアの別名は「ハナウリクサ」なのです。




松江の花図鑑によると、ウリクサは アゼナ科のハナウリクサ属に属してます。
学名は Torenia crustacea
属名は Torenia
そうです、ハナウリクサ属というのは Torenia属 のことだったんです !(^^)!





一方、三河の植物観察によると、ウリクサは「アゼナ属からツルウリクサ属に移動された。」とあります。
で、「ツルウリクサ属」とは何ぞや?と調べると、「ツルウリクサ属(学名:Torenia、トレニア属)はアゼナ科の属の1つ。」とあります。
ということは、結局、「ツルウリクサ属=Torenia トレニア属 =ハナウリクサ属」だったんですね (´∀`)





アゼナ科というのは比較的新しい科で、「旧分類ではゴマノハグサ科に含められ、APGⅡ(2003年)ではオオバコ科に移されたが、APG III(2009年版)ではアゼナ科として独立」(三河の植物観察「アゼナ科」)したのです。





先ほどの Wikipedia にも Torenia属は「クロンキスト体系ではゴマノハグサ科、APG IIではオオバコ科に分類されていた。」との記述が見られます。




トレニアでは5本ある雄しべの1本が退化してなくなり、上側の2本の雄しべはアーチ形につながり、下側に2本の雄しべは短く雌しべの基部にあります。これは科は違うけれどノウゼンカズラやアメリカノウゼンカズラの雄しべと同じです。




また、雌しべも面白いです。
ほかの花で花粉をつけたハチがこの花の中央の雌しべの柱頭に触れると花粉が柱頭につきます。
ハチが雌しべに触れると、雌しべの先が閉じます。花粉が乾燥しないように閉じるのだとも考えられています。花粉は雌しべから水分をもらってすぐに活動を始め、花粉管を伸ばします。花粉管は雌しべの中を伸びていきます。
ここから先は
NHK ミクロワールド 「トレニアの花 雌雄の出会い」
をご覧ください(^^♪




というわけで、確かに雌しべも面白いのですけれど・・・
でも、最初は 雄しべのアーチのほうが目につきやすいですよね




Wishbone flower

トレニアは 英語で Wishbone flower だそうです。
よく日本語サイトの説明では
 「wishbone flowerは、先が二つに割れためしべの形が鶏のウィッシュボーン(胸骨)に似ていることに由来しています。」 ??
との説明がありますが・・・




私は 左右から雄しべの葯がくっついて花糸がアーチを作った姿が

ウィッシュボーン(暢思骨)(wiki 「叉骨」より)
に似ているからではないか、なんて、勝手に思ってます (^_-)-☆





〔追記〕
ちょっと英文サイトで 「wishbone flower の由来(origin)」を調べてみたところ、
案の定というか、こんなことが書いてありましたよ (´∀`)

The common name, wishbone flower, refers to the way the flower’s stamens form a wishbone shape at the anthers.
(一般名であるウィッシュボーン フラワーは、雄しべがその葯でウィッシュボーンの形をつくることに由来します)


これだから、詮索、いや、検索、止められませんね (^^ゞ

ついでに
wishbone とはそもそも Wish Bone。つまり直訳すれば「願い骨」。

 実はこれ、鶏の胸骨に由来する。鳥の丸焼きを食べた後、λ型をした胸骨を外し、ふたりで両端を持って引っ張り合う。胸骨の頂点は丈夫だから、真ん中では割れず、どちらかの破片に頂点が付いてくる。その頂点を取った者の願いが叶う、という言い伝えから、鳥の胸骨を「ウィッシュボーン」と呼ぶようになったらしい。(Motor-fan Tech. 「ダブルウィッシュボーンの「ウィッシュボーン」とは何か——安藤眞の『テクノロジーのすべて』第56弾」)


そういえば、Wishbone Ash なんてロックバンドありましたね

そのツインギターはオールマン・ブラザーズ・バンドとは違い、プログレッシヴ・ロックやフォーク、クラシックに強い影響を受けていた。この頃新しいバンド名を考案しようとした際に「ウィッシュボーン」と「アッシュ」の2例が上がり、マーティン・ターナーがその2つを組み合わせてバンド名とした。(Wikipediaより)

ひさしぶりに聞いてみようか (^^♪
Wishbone Ash - The King Will Come






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アカネ科のサンタンカ、アメリカタニワタリノキ

2022-08-14 06:00:03 | みんなの花図鑑
アカネ科にもいろいろあります。

サンタンカ
見出し画像は 西尾市憩の農園で2018年7月に撮った サンタンカです。


こちらは珊瑚礁のようなサンタンカの寄せ植え(安城デンパーク・フローラルプレイスにて)




サンタンカにもいろいろあります。
こちらは 多分ですが ’スーパー・キング’ という園芸品種。







’コッキネア’ ?

西尾市憩の農園で以前撮ったもので、花弁が丸いタイプのサンタンカです。




これは やはり2018年8月、豊田市の鞍ヶ池植物園で撮ったものです。



イクソラ 'サマー・フレッシュ'

こちらは 2020年12月、京都府立植物園で撮ったサンタンカです。




’コッキネア’ ?

こちらはずっと前、氷見市海浜植物園で撮ったサンタンカ(イクソラ・コッキネア)で、花柄が長いタイプの品種です。




デイゴ、オオゴチョウとともに沖縄県の三大名花とされています。
(・・・と 看板に書いてありました^^)







アメリカタニワタリノキ

同じアカネ科で、サンタンカと違って、こちらはぐっと涼しげです。




同じアカネ科によく似た タニワタリノキがあります。どちらも「人工衛星の木」と呼ばれるような花を咲かせます。




アメリカタニワタリノキはアメリカ東部・南部、カナダ南部に自生しています。
タニワタリノキは 九州南部、中国大陸、インドシナ半島に自生しています。




アメリカタニワタリノキのほうが咲き始めが7月頃とタニワタリノキより1か月ほど早く、タニワタリノキは常緑低木ですが、アメリカタニワタリノキは落葉低木です。









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アカネ科のメリケンムグラ

2022-08-13 06:00:07 | みんなの花図鑑

メリケンムグラの花はアップにしてみないとその美しさは判りません (^^)/
おしべも花粉も、めしべも、花弁も、腺毛も、どれをとっても純白です。




そもそもメリケンムグラの「ムグラ」って何でしょう?



他にも、ヤエムグラ(左)とか オオフタバムグラ(右)なんてありますけれど?
↑ どれもアカネ科の植物です。
調べると、ムグラとは「広い範囲に広がって茂る草」のこと、とあります。




メリケンムグラは上掲のオオフタバムグラと同属の一年草です。
「花は葉腋につき、白色の筒形で先端4裂する。(日本帰化植物写真図鑑)」(松江の花図鑑「メリケンムグラ」)
4裂するとありますが、ひとつ前の画像のように ペンタス風に 5裂するのもあります。
(3裂したものもまれにあるようです)




雄蕊4個。雌蕊柱頭は深く2裂する。(西宮の湿生・水生植物「メリケンムグラ」)




おや? 果実がもう出来ています。




「果実は2分果、楕円形で、長さ5~9mm、8稜があり、無毛~多毛、上部には長さ約7mmの萼片が2個残る。」(同上)






パソコン版gooブログで Google Lens が使えないとき

2022-08-12 21:00:00 | みんなの花図鑑
Androidスマホに Google Lensが登場したのは 2017年11月のこと。
その後、Apple OSでも使えるようになって、昨年PC 版 Chrome 上でも使えるようになりました。

たとえば、名前を調べたい画像の上で右クリック。

すると、右メニュ-の一番下に
 「Google Lens で画像を検索」
というメニュ-項目があるので、これをクリック。

すると、右に画像検索サイドバーが開いて、スマホと同じように花の名前を教えてくれます。


ところが、gooブログサイトで フォロワーの方のブログで これを検証してみると、
右クリックメニュ-が出る方と、出ない方とあることに気が付きました。

それどころか、いつの間にか 自分のブログでも 今は 右クリックメニューが表示されなくなっているのです。

はて?? 設定があるのかな??

gooブログに問い合わせてみました。
やはり右クリックメニュ-を「出す/出さない」の設定があるということでした。

その設定は
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>「ブログ記事・画像表示」枠の中の
「記事画像の右クリック保存」 項目の
「制御する」を ON にすると
「画像の右クリック保存」ができなくなるばかりか、
右クリックメニュ-そのものが表示されなくなります。

とうぜん、「Google Lensで検索」メニューも出なくなります。

ですから、この項目名は「記事画像の右クリック保存:」となっていますが、
正しくは 「右クリックメニューを表示:する/しない」
ということだと思います。