うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

Windows8と7を1台のPCに入れると

2014年07月19日 | 千差万別

Windows8と7は、パソコンの使い方の趣向が、まったく違うように思います。
7から8へは、「する」から「見る」への大きな様式転換だったので、いずれは8が目指す方向にユーザーが引きずられていくにしても、おいちょっと待てという人がまだ多いはじめのうちは、パソコンを売るほうも、どちらかを選択できるようにしておかなければなりませんでした。

Windows8も、正規版リリースから2年経ちました。
その1年後には修正版8.1も提供され、もうそろそろ落ち着いてきたので、これからパソコンを使ってみようかと新しく買い求める人は、わざわざ7を選ぶこともないでしょう。

旧バージョン追放作戦展開中に7から始めた人が、8を望まれるなら、また買い換えるのが最上策です。
乗り換えるときは、頭も手の動きも転換させてしまえばよいのです。
ただし、Webを眺めるだけで、自分で作るのは年賀状や家計簿程度ならば、転換の煩わしさをあえて求めることもなさそうです。

ひとむかし前に、やはりたてつづけに Windows の新バージョンが出たとき、共用パソコンで、二つのOSからどちらかを選択して動かせるような方法がとられたこともありました。
自分のパソコンを持たない人が多い時代に、用意できる台数に限りがある講習会用などには、一つのパソコンをいろいろな人が使えるようにしておくと便利だったのです。

できることは何でもやってみようと、7と8を1台のパソコンに押し込んで、使い分けできるようにすることを考えた人もいます。
しかし、個人用のパソコンで、今日は7、明日は8という日替わり用法は、よほどもの好きでなければしないでしょう。
犬小屋が大きくて余裕があるからといって、それを2分割して犬と猫を一つ屋根の下に入れてみても、大して面白くなさそうです。
使う目的が、動画、ゲームのように大量のデータをやりとりするものになれば、ディスクもメモリーも、余裕がありすぎるほどでちょうどよいのです。

何でも詰め込めば、やがてはゴミになります。
ゴミをつくらないこと、溜めないこと、さっぱりした生活環境を保つには、それがいちばんのようです。

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