Word の文字列折り返しオプションの利用環境は「下書きモード」でも有効になります。
すでに様式の決まっている文書を作るときは、書き込み作業がおもな要素になるので、文章の態にはそれほど気を使いません。
しかし、元来無様式の「作文」になると、文章を整えることへの意識の集中を欠けば、ろくな文章はできあがりません。
周りの人の動きや言葉、BGMまがいの雑音などは、自分では制御できないので、意識の外に置けばよいのですが、作文環境の中にある邪魔ものは、制御方法に工夫が要ります。
その場でいらないものは、画面に表示されないようにするほうが集中力が高まります。
ヘッダー、フッター、文章以外のオブジェクトの表示を画面からとりあえず消しておくのが「下書きモード」です。