使う頻度の多いリボンのボタンは、探さなくてもすぐ押せるところに置き換えると便利です。
わかりにくければ、そうしてわかりやすくカスタマイズすればよいのに、ほとんどの人は我慢して使っています。
カスタマイズの邪魔をしているのは何だろうと考えていたら、見つかりました。
「○○○○の使い方」という本です。
その種の本に書かれている使い方が多少面倒でも、慣れてしまえばたいしたことはありません。
参考本は、既定からはずれないように、使う人を手なづけます。
お手本が頼りの人は、変えれば変えられることに目を向けません。
元来ペーパーレスを目指して作られてきたパソコンの使い方に、印刷物を頼りにするという珍現象も、紙からものごとを読み取らなければ頭に入っていかない世代の人がこの世にいるしばらくの間は消滅しないでしょう。