ゲームには勝ち負けを争うゲームと、できるかどうかを試すゲームがあります。
勝ち負けを争うゲームには相手が必要ですが、できるかどうかを試すゲームには相手はいりません。
できるかどうかを試すゲームも、ゲーム機が相手と考えることもできますが、機械との勝負で勝った負けたと言ってみても仕方がありません。
できるかどうかを試すゲームは、できたときが終わりのときと決めておくことができます。
1回でできれば運がよいか頭が冴えていたか、どちらにしてもよい傾向と思えば気が休まります。
うまくできるようにするためには、自分なりの望ましい手順を考えますが、その手順にとらわれずにすらすらとよい結果がついてくるときもあります。
あえて考えることをせずにうまく進むときは、部分の手順ではなく全体の状況がふわっとつかめていることに気がつきます。
議会でも会議でも、部分にこだわってごちゃごちゃ言い合っている姿は、全体の大事な進め方に目が向いていないという状況証拠になるのでしょう。