Word 「校閲」には「保護」という機能があります。
文書全体を変更できないようにする、文書内の指定した場所を変更できないようにする、特定の編集機能を選んでその変更ができないようにするなど、保護の範囲や方法は種々選定できるようになっています。
保護の扱いには次の問題もあります。
1.ファイルを完成して保護しておいても、編集過程で保護の解除を覚えてしまった初心ユーザーが、最終版の保護を解除して書き換えてしまい、ファイル全体が無効なものになってしまう。
2.保護するときに解除パスワードの設定もできるが、設定した人がパスワードを忘れてしまい、のちに再編集が必要になっても保護を解除できなくなってしまう。