Word 2016 オプション 「常に画面に表示する編集記号」 の2番めは、
□ スペース です。
キーボードの最下段中央、いちばん叩きやすい位置にあるキーで、文字列に空白が入ります。
Word で空白を入れたとき、そこに記号が出るようにするか、なにも出さないかを決められ、有効にすると、そこに空白が入っているというしるしに □ が表れます。
原稿用紙の名残のようなしるしです。
原稿用紙では、文字を埋める場所でしたが、Word 画面の □ は、それを取り除く逆の役目になっています。
「ない」ことがそこに「ある」という、禅問答のようなこのしるしは、スペースには空白というデータが入っていることを、どうしても認めたくない人に、空白を取り除く作業をしてもらうときにしか役立つことはなさそうです。
オプションの設定画面では空白を ... であらわしているのに、実際の編集画面では □ が出てきます。
日本語用に翻訳するとき、オプション設定画面で ... を □ にすること許されなかったのか、あるいいは「まあいいや」ですませたのか、どうなのでしょうか。
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