今日から野球部の軽井沢キャンプが始まりました。
このキャンプの充実度が、秋のリーグ戦での成績を大きく左右することは間違いありません。
故障者を出さずに、全員が逞しくなって帰って来てくれることを祈ります。
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学生たちがスポーツに専念できるのは、社会が平和であればこそ、そしてご家族の支えがあってこそです。
スポーツ大国のアメリカは、軍事大国でもあります。
ベトナム戦争が終わった時に徴兵制は廃止されましたが、1980年に選抜徴兵登録が復活。
18歳-25歳のアメリカ国民の男性と永住外国人の男性に連邦選抜徴兵登録庁への徴兵登録が義務化されました。
この連邦選抜徴兵登録庁への未登録者は5年以下の禁固または250,000ドル以下の罰金を科される可能性があり、連邦政府機関への就職が認められず、連邦政府からの奨学金を受けることができなくなります。
この制度は、あくまでも志願制です。
しかし、生活のため、あるいは除隊後に大学奨学金を得るために、経済的に苦しい家庭の若者が志願することが多くなってしまい、その結果として富裕層と貧困層との不公平が生じてしまうという問題点も指摘されており、強制徴兵制の方が公平だと主張する人もいます。
日本では、自衛隊を国防軍に改める、そして集団自衛権を認めるとの方針を自民党が掲げています。
日本においても、近い将来、血を流すリスクが高まれば高まるほど、現行の志願制の是非が議論されるような状況とならないとも限りません。
志願制に内在する不公平性は、アメリカと変わらないのですから。
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YouTubeには、軍事大国アメリカならではの映像もたくさんアップされています。
悲しみにくれるご遺族の映像、あるいは死線を越えて帰還した喜びに溢れる映像を観ていると、様々なことを考えさせられます。
悲しい映像
愛犬との再会
恋人との再会