外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早大野球部_ 今年の十大ニュース

2013-12-28 19:19:51 | 大学野球

通院に付き添ったり、一緒にスーパーに買い物に出掛けたりと、のんびり母と共に過ごす日々が続いています。
冬休みはありがたいものですね。
娘も今日で仕事納めです。

======
さて、今年も野球部の十大ニュースを私の独断で考えてみました。

第10位:東北復興支援を活発化
今年も野球部は東北復興支援に精力的に取り組みました。
昨年はチーム一団でしたが、今回から上級生部員が少人数に分かれて東北各地に出向く形をとり、数多くの高校球児たちと交流を深めました。地元の高校の寮、あるいは早稲田OBのご自宅などに宿泊して、立派に役割を果たしてくれました。
とてもタイトな日程の中で支援活動に取り組んだ野球部の皆さんを、ファンの1人として誇りに思います。

第9位:故障者が相次ぐ
早稲田ファンにとって残念だったことは、投手からも野手からも、故障者が相次いで生じたことです。
「ケガも実力のうち」というのが勝負の世界の掟。とはいえ、期待された選手が次々に戦線を離脱して、持てるチーム力を出し切ることなくリーグ戦が終わってしまうことは、本当に無念です。
新年度こそは、万全の調整に努めて、ベストメンバーを組んで明治と法政に挑んで貰いたいと思います。

第8位:オール早慶戦
春に石垣島、夏に佐賀でオール早慶戦が挙行され、いずれも早稲田が勝利を納めました。
この勝利を含め、今年は春も秋も慶応に全勝することができました。
イベントの性格も強いオール早慶戦ですが、試合をするからには勝ちにいくことが大切だと改めて痛感いたしました。

第7位:春季リーグ戦でBクラス転落
東大に連勝し、続く早明一回戦にも快勝した後、早明二回戦に引き分けたところから明治に勝ち点を落とし、早稲田は一気に勝ち運から見放され、立教・法政に連敗してしまいました。
タラレバですが、早明二回戦でバッテリーの守備の乱れさえなければ・・・

第6位:秋季リーグ戦で3位に浮上
秋も、早明戦が分かれ目となりました。一勝一敗で迎えた早明三回戦で守備の乱れから逆転負けを喫し、再び早稲田は勢いを失ってしまいました。
最終的に勝ち点3を取って3位を確保しましたが、不完全燃焼の感は否めません。
「打倒 明治」
これこそが、賜杯奪回の絶対条件です。そのために、勝負どころでの堅守、そして逆風を押し戻す四年生部員の負けじ魂だと思います。

第5位:ベストナインに小野田、中村
春に小野田、秋は中村の2選手が選ばれました。
二人とも三年生ですから、来年度への期待が大いに膨らみます。
小野田くんの強肩と長打力は折り紙つきです。傷めていた膝を完璧に治して、最後の年に大爆発してもらいたいです。
かたや中村くんは、走好守の三拍子が揃った大型二塁手として、今や大学球界を代表する存在です。
チーム事情でクリーンアップを任されていますが、かつての田中浩康くん(現在ヤクルト)のような攻撃的トップバッターも良いと思うんですよね・・・

第4位:新年度のスタッフ
新年度のスタッフが始動しています。今年も強力な顔ぶれが揃いました。
みんなカンバレ!
主将:中村(天理)
副将:土屋(早実)
主務:阿部(新庄北)
副務:岩間(3年、東京都市大附属)
新人監督:直原(じきはら。土佐)
新人監督補佐:岡田(3年、川越東)※昨年度まで学生トレーナー
投手コーチ:中島(太田)
捕手兼バッテリーコーチ:勝又(沼津東)

第3位:有原投手が最優秀防御率
入学当時から大器の呼び声が高かった有原投手が、いよいよ本領を発揮してきました。
秋季リーグ戦で50回1/3を投げて3勝1敗、防御率0.72で最優秀防御率のタイトルを獲得。
防御率は文句のつけようがありませんが、来年度の背番号11には勝ち星の上乗せを期待したいです。
一回戦に先発して5勝、そして抑え若しくは三回戦先発でプラス2勝。
強い身体を作って、天下無敵のエース投手になって欲しいです。
有原くんなら可能です。

第2位:横山投手が楽天から指名
横山投手が、子供の頃からの夢を実現しました。
高校時代からプロ注目の投手でしたが、大学では困難の連続でした。
脚の肉離れ、指の血行障害、そして東日本大震災によるご家族の避難・・・
これらを乗り越えてのプロ入りです。
早稲田で続く培ってきた力を、楽天で存分に発揮してください。
各地に避難を余儀なくされている浪江町の皆さんが、きっと彼を応援してくださいます。
もちろん、私たち早稲田ファンも横山投手を応援しますよ!。

第1位:高梨投手が完全試合達成
高梨雄平投手が、今年4月21日の早東二回戦で完全試合を達成しました。
投球数109で、内野ゴロ9、内野飛球7、外野飛球5、奪三振6という内容。
長い東京六大学野球の歴史の中で、1964年の渡辺(慶応)、2000年の上重(立教)に続く三人目の快挙です。
鮮烈な一年生デビューを果たすも、このところ1シーズンを投げきるだけのコンディションづくりに失敗している高梨くん。
しかし、いよいよ最高学年です。
高梨くんが神宮で投げまくることができれば、俄然、彼の打力も効いてきます。
早稲田の賜杯奪回のキー・パーソンへの期待を込めて、高梨くんのトピックを第1位といたしました。

========

いかがでしたでしょうか。

野球部員、そして応援部員たちの奮闘の結果です
楽しい思い出よりも、悔しい思い出の方が多いかもしれません。
それでも、彼らが精一杯努力してくれた輝く記録です。
彼らの頑張りに対して深甚なる敬意を表するとともに、これからの彼らの活躍を心から祈るものであります。

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする