外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

全日本大学野球選手権:第1日

2014-06-10 20:49:53 | 大学野球
全日本大学野球選手権が始まりました。
まだ個人的に馴染みのある大学が登場していません。
全国大会の常連である創価大学の順当勝ちがさすがだと思いました。
明日に予定される2回戦から、いよいよ慶応と亜細亜が登場します。

本日の試合結果
[神宮球場]
富士大 0-1 福岡大
神奈川大 7-0 西日本工業大
道都大 8-1 福山大
愛知学院大 5-0 苫小牧駒澤大
[東京ドーム]
松山大 0-6 福井工業大 
創価大 4-0 佛教大
静岡大 1-2 東日本国際大
九州産業大 1-0 広島経済大

東京六大学の代表校は1回戦はシードされますが、それでも優勝するためには5日間で4試合を勝ち抜くことが必要です。
それを考えると、有原くん頼みだった今春の早稲田の投手陣では、客観的にみて頂点を目指すことが難しかったといえるかもしれません。

第2エースの確立。
秋に向けて、早稲田の課題は明確です。
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集団的自衛権の与党内協議が熱を帯びてきました。
安全保障の問題は、国家観にも関わってきます。
海外の諸国を例に挙げるまでもなく、国家観を語るとき宗教がとても大きな要素となってきます。

公明党の有力支持母体である創価学会は、日蓮正宗を起源とする仏教思想に基づき平和な社会を希求するという宗教団体です。
かたや自民党は多様な支持基盤を抱えていますが、安倍首相についてみれば、安倍さんの日頃の言動から神道政治連盟をとても意識していると私は感じています。
安倍さんは、この団体を応援する国会議員の代表を務めています。
神道政治連盟へのリンク

上記リンクから明らかなように、この神道政治連盟は、国家神道の流れを強く感じる宗教団体です。
大日本帝国憲法(明治憲法)では文面上は信教の自由が明記されていましたが、当時の政府は「神道は宗教ではない」(神社非宗教論)という公権法解釈に立脚し、神道・神社を他宗派の上位に置く事は憲法の信教の自由とは矛盾しないとの公式見解を示し、また自由権も一元的外在制約論で「法律及び臣民の義務に背かぬ限り」という留保がされていました。

現在の憲法のもとでは、神道も数ある宗教の中の一つと位置づけられるのですが、国家神道に近い考え方を今も持ち続ける人が少なくないのが現実です。

現在の安倍政権は、宗教の角度からみれば、神道と仏教の連立政権ということができます。
国家の有り様が議題となった時、簡単には自公合意に至らないことも、ある意味 仕方がないなあと、浄土真宗の私は眺めています。

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