外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早立戦を振り返って

2018-04-24 15:01:02 | 大学野球
リーグ戦では、立教が無傷で勝ち点2を獲得して賜杯争いの先頭に立ちました。

その立教に連敗した早稲田。
ここまでの投打の状況を見てみました。

まず投手陣。

立教戦では、小島主将と早川くんが先発を任されました。

小島くんは、絶好調とはいえない状態だったと思いますけれど、粘り強く無四球で投げきりました。
ちなみに、完投ペースである1イニング当たり15球と比べてみても、及第点でした。

かたや早川くんは、2四球を与える苦しい投球内容でした。
もっとも彼は、クローザーを想定して調整してきました。
先発要員の今西くんが肋骨を痛め、沖縄キャンプに帯同できず調整が遅れてしまったことで、チームの構想に狂いが生じてしまいました。

とはいえ、もう後戻りはできません。
立教戦で登板した面々プラス増田、藤井という陣容で、この先も頑張ってもらいたいです。

打撃陣はまったく精彩を欠いています。
チーム打率 .186は 現時点でリーグ5位。
打撃ベストテンに入っているのは池田くんのみ。
これでは投手陣が頑張って僅差の接戦に持ち込んでも、勝ち越せません。

立教戦では、一塁まで全力疾走しない打者が早稲田に散見されました。
とても残念なことです。

平凡な内野ゴロであっても、全力疾走が内野安打を産み出したり、敵失を呼んだりします。
それが野球だと思うのです。

応援仲間から聞きました。
かつて優勝を懸けた早明戦を目前にして、その年の早稲田の新人監督が「あんな全力疾走しないチームに早稲田が負けるはずがありません」と力強く語っていたと。
その年の早稲田は、明治を撃破してリーグ優勝を果たし、大学日本一まで登りつめました。

きたる明治戦では、選手も学生コーチも まずは全力疾走。
現状の打開は そこから始めましょう。

Comments (3)
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