外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

16時間…

2012-02-16 23:57:43 | 社会全般
今日は、オフィスで16時間を過ごしました。

明日は午後6時過ぎにはオフィスを出る予定がありますので、今夜は、やれるところまでやっておこうというわけです。

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ところで、日本での増税の動きに嫌気を感じる、あるいは、日本円の暴落の可能性を感じるという理由で、海外移住や資金逃避を考える人が増えていると、いくつかの週刊誌が報じています。

あくまでも一般論ですが、海外への住所移転によって日本の税務当局の捕捉を逃れることのできる可能性と、移転先の現地での治安の悪さは比例すると言われています。

また、法人税とは異なり、個人の所得税については、税務当局が一本の通達を出すだけで、節税対策の息の根を止めることが可能です。

お金持ちの悩みを解決するのは、簡単ではありません。
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日帰り出張

2012-02-15 22:47:58 | 大学野球
今日は、福岡への日帰り出張でした。

05:40 自宅を出発
08:20 ANAで羽田から福岡に向かう。
11:00 某所でお仕事
16:00 ANAで福岡から羽田に戻る
19:00 社内の会議に出席
21:30 業務終了し、帰宅の途につく

日帰りで早稲田の沖縄キャンプを見学に行った経験を持つ私としては、当たり前の1日ではありました。

でも、酒呑みの私としては、柚子胡椒で食べる焼鳥と〆の博多ラーメンを食せずして東京に戻るのは、本当に辛かったです。
(><)

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さて、あと二週間足らずで、今年の沖縄キャンプが始まります。

今年の野球部は、練習メニューを前倒しで消化している様子なので、沖縄キャンプから直ちに実戦モードに入るのだろうと私は認識しています。

したがって、選手の固有名詞を詳細に記して、このブログで練習風景をお伝えするのも今月一杯とすべきだろうと考えています。
ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。

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春季リーグ戦に向けて、着々と準備を重ねている、この時期。
毎年のことですが、来たるオープン戦の緒戦で、誰がどんな背番号をもらうことになるのかが最大の関心事です。

特に今年は、「11」「18」「6」をもらう選手がいるか。
もらう選手がいるとすれば誰なのか。

言うまでもなく、早稲田で背番号「11」は右投げの主戦投手、「18」は左投げの主戦投手、そして「6」は正捕手を意味します。

これらの背番号を着ける選手がスンナリと決まるようであれば、それはチームの軸がキッチリと固まったということ。
きっと早稲田は春から優勝戦線に名乗りをあげることができるでしょう。

それに対して、上記の背番号を着ける選手が、すんなりと決まらない展開となった場合は、チームの軸を決め切れなかったということ。
春のリーグ戦は、悩ましい状態でのスタートとなるかも知れません。

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いずれにしとも、皆が同じスタート・ラインに立って競争している今の時期ですから、私たちファンも固有名詞を挙げることは望ましくありません。

心の中で、部員の皆さんの顔を1人1人思い浮かべて、彼らの健闘を祈りましょう。
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週べ今週号

2012-02-14 19:38:14 | 大学野球
週刊ベースボール今週号では、「おんりい・いえすたでぃ」のコラムに、ちょっと驚きました。
コラムを書いているのは、神宮ネット裏の常連・大内隆雄さん(県立福島高校-早大)

詳しくは、週べを買って読んでいただきたいのですが、概ね、次のような内容です。
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今年のセンバツは、北海道・東北から6校(神宮大会枠、21世紀枠を含む)が出場するのですが、第二次大戦前後には、何と「北海道・東北はお情け出場」と言われた時期があったのだそうです。

こんな理由がありました。
朝日新聞主催の「地域の代表」による夏の甲子園大会に対抗する形で、大阪毎日新聞がスタートさせたセンバツは、その名の通り、強いチームの選りすぐりをモットーとしました。
すなわち、強いチームならば、同じ地域から何校でも出すという方針で大会が運営されていたということです。

したがって、例えば中京・東海地区が強かった時代のセンバツは、こんな
様子であったと。

1933年(昭和8年):準々決勝(8強)に、中京商業、享栄商業、岐阜商業の3校が入り、最終的に岐阜商業の優勝。

1934年(昭和9年):準決勝(4強)に東邦商業、享栄商業が入り、東邦商業が優勝。

1935年(昭和10年):準決勝(4強)に、東邦商業、愛知商業、岐阜商業が入り、岐阜商業が優勝、
といった具合。

この時期のセンバツは、中京・東海大会の上位校によるリターン・マッチという様相を呈していた訳です。

オフ会の盟友・dawase86さん(愛知県出身)が、もしこの時代に生まれていたら、センバツが開催されるたびに狂喜乱舞。
学業や仕事が、かなり(いま以上に?)疎かになったに違いありません。

もちろん、中京商業と広島商業が大好きな私も、同じような状況になったと思いますが。
(;^_^A

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現在のように、室内練習場が充実し、あるいは除雪技術が進歩しているならばともかく、戦前の雪国の学校が弱いのは、仕方がないことだと思います。

それにしても、「強いチームならば、同じ地域から何校でも出す」という方針は、なかなか新鮮です。

もし、毎日新聞が、この方針を現在まで堅持したならば、どうなっていたかと、ふと考えました。

ひょっとしたら、大阪、神奈川などの有力選手が地方の高校に進学する、いわゆる「野球留学」という問題が生じていなかったかも知れません。
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一般入試スタート

2012-02-13 21:40:25 | 大学野球
昨日(2/12)から早稲田大学の一般入試が始まりました。

野球部にも、母校の後輩たちの受験を少しでもサポートしようと、キャンパスを事前に案内したり、自分の部屋に泊めたりする部員がいます。

この気持ちは、後輩くんたちの入試の得点で+5点ぐらいになっていると思います。
(^^)v

ガンバレ受験生!

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さて、帰り道のラーメン屋さんのテレビで、NHKの大越キャスター(新潟高校-東大野球部)が、解説の小早川さん(PL学園-法政大学。法政では一年生の春から四番打者)と一緒に、ベイスターズのキャンプを取材している姿を見ました。

2年前、大越さんがキャスターに起用される際に、ブログで取り上げました。
2010年2月の記事

これまでにも書いたことがありますが、政治や経済に関するニュースを伝える時と、野球の話題を伝える時で、大越さんの表情が全く異なります。
(*^_^*)
それは、日常の銀行業務において、様々なマーケットの数値に目を吊り上げている私にも、共感できるものがあります。

人柄が伝わってくる大越さんの仕事ぶりは、私にとっても、心の安らぎなんですね。
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今日の東伏見(2/12)

2012-02-12 18:14:16 | 大学野球
今日は、午前9時から全体練習が始まりました。

高校での用事で昨日は休んだ茂木くん(神奈川・桐蔭学園)も、今日から復帰。
いよいよ、沖縄キャンプ帯同メンバーを目指す部内競争が、最終ラウンドを迎えました。
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「もう最終ラウンドなの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、2月に入ってからの練習を見ていると、例年よりも二週間から三週間早く、実戦的なメニューで練習が進んでいるように感じるのです。

沖縄キャンプ中の3月8日に東海大学とのオープン戦が予定されていますので、それまでに春季リーグを戦う陣容を概ね絞り込もうという方針なのかもしれません。

例えば、投内連携では、主力打者たちが交代で打席に入ります。
投手がマウンドから全力で投げ込む球に対して、ベンチからのサインに従ってバントとバスターを使い分け、守備陣も臨機応変の処理を求められています。
例年ならば、3月に取り組むような練習メニューです。

ゲージでの打撃練習では、一軍クラスの投手が打撃投手に起用され、変化球も交えた本格的なピッチングを披露。
主力打者が次々にゲージに入って、投手に対する様子は、実戦さながらの緊迫感が漂います。

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午後からは、野手の主力組は室内に移動して、更に打ち込み。

グラウンドでは、メンバー外の守備練習と打撃練習が行われました。

2玉真、勝又、加藤(静清)、渡辺(早実)、
3山岸、直原、丸子(広陵)
4深沢兄、西竹、山口、磯網、武居、重信(早実)
5酒松、大石、瀧島、武藤
6中山、松永、川原(掛川西)

外野は、
若杉、石塚、渡辺、横田、宮崎、小野田、木村、遠藤

かたや投手陣は、外野フェンス沿いに、ポール走を繰返し行なっていました。
学生コーチがタイムを計測しているので、手抜きはできません。
寒風吹きすさぶ中でも、投手たちは汗だくになって、右翼と左翼のポール間を繰り返し疾走していました。

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その様子を眺めながら、野球部OBの関口さん(仙台二高)と、お話しさせていただく機会がありました。

数週間前に、ある新人投手のお母上が上京されたので、投手陣の練習を見易い場所に私がお連れした時のエピソードを関口さんにお話ししました。

投手陣の練習風景を見た時の、お母上の第一声が、「投手だけで、こんなに大勢の部員がいるんですか…」

現役時代は捕手であった関口さんは、私の話を聞いて、笑いながらおっしゃいました。
「ayくん。僕の時代(昭和33年入学)には、僕の学年だけで、捕手は14人もいたんだよ。早稲田全体では四十数名の捕手がいた。」

昔の東京六大学野球がプロ野球以上に輝いていたのは、こんな凄まじい部内競争を勝ち抜いた選手たちがプレーしていたからだと、改めて思いました。

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写真は、東伏見の定食屋さん「成田屋」

昔も今も、多くの野球部員たちがお世話になっています。

とある選手が風邪で寝込んでしまった時には、女将さんが、選手の住む部屋の枕元までご飯を届けてくださった、というようなエピソードも。

早稲田の野球部は、様々な方に支えられています。
ありがたいことです。
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今日の東伏見(2/11)

2012-02-11 18:36:36 | 大学野球
今日の午前中、岡村監督と四年生部員たちは、安部磯雄先生のお墓参りのために、雑司ヶ谷へ。
したがって、残る下級生たちだけで午前中の練習が行われました。

ネット裏のファンにとっては、じっくりと下級生たちのプレーを見ることができるので、これはこれで貴重です。

打撃練習では、河原くん(大阪桐蔭。三塁手)、安田くん(早実。外野手)の2人のスイングが、頭一つ抜けているように見えました。

冒頭の写真は、自己推薦で合格した期待の新人捕手:加藤くん(静岡・静清)
一昨日から練習に合流したばかりで、まだ練習の流れを掴むのに精一杯という感じです。
しかし、プロ球団のスカウトさんたちの中には、スポーツ推薦の道端くん(智弁和歌山)よりも高く評価する声もあるほど。

まずは、焦らずに大学野球を戦い抜くだけ身体をつくり、道端くん、渡辺くん(早実)という同期の捕手と、高いレベルで競い合ってもらいたいと思います。

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午後2時から、上級生を含めた全体練習が始まりました。
OBの安田さん、八木さんもおいでになりました。

シートノックの布陣は、次の通りでした。

2:地引、土屋、梶矢、道端
3:高橋、河村、森厚
4:徳井、足立、中村
5:杉山、山地、河原
6:東條、吉澤
7:中野弘、大野大
8:佐々木、三倉
9:江塚、白沢


打撃練習と並行して、三塁ベンチ前では、八木さんのノックにより内野手の守備特訓が行われていました。

写真は、三塁手として腕を競い合う山地くんと河原くんです。

ノックの名手・八木さんの放つ多彩な球質のゴロを、基本に忠実に捕って、きちんと送球する。
そして、グラブ捌き、フットワークなどについて、八木さんから部員たちに次々に注文が飛びます。

こうやって早稲田で長年培われてきた技術が、若い部員たちに伝承されていきます。
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宮城県石巻市

2012-02-10 20:34:27 | 大学野球
金融専門紙「ニッキン」に、東北の地方銀行の雄・七十七銀行(本店:仙台市)の頭取、氏家照彦さんのインタビュー記事が載っていました。

金融業界以外の方にも理解しやすいように、少し修正させていただいた上で、皆様にご紹介します。

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東日本大震災から10ヶ月余り。
当時の状況が、どれほど大変なものであったか。

例えば、
「石巻地区には12カ店あったが、動いたのは1カ店だけ。そこに同地区の全てのお客様がおいでになった。」

「10万円までの現金払い(オンラインに入力しない仮払い)のため、寒空の中で何時間も待っていただいた。しかし、誰一人怒る方はいらっしゃらなかった。」

甚大な災害が発生し、オンライン・システムが停止してしまって、銀行は口座残高を確認できない。
お客様も、家も通帳も印鑑も失い、着のみ着のまま。

このような状況であっても、銀行業務の公共性に鑑み、小口現金の仮払いを行うという事務手続きは、どこの銀行も規定を準備されていると思います。

しかし、行員自身も数多く被災している極限の状況で、実際に全店できちんと事務を運用するご苦労は、想像を絶するものがあります。

一方で、こんなお話も。
「全店で4万件の現金払い(仮払い)を行なったが、返済未了は数件のみ。」

七十七銀行のお客様たちの誠実さは、全く驚異的です。
何と素晴らしいことでしょうか。
東京や大阪では、決してあり得ないことです。

本日2月10日に、ようやく復興庁が発足しました。

復興庁の職員の皆さん。
被災地の住民の方々をサポートしてほしいという全ての国民からの願いを背負ってお仕事されるのが、復興庁の役目です。

よろしくお願いします。
m(__)m

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その被災地・石巻市から、日本製紙石巻が、早稲田とのオープン戦のために、3月31日(土)東伏見グラウンドにやってきます。

同チームには震災直後には、「もぐら救援隊」がボールを差入れさせていただきました。

日本製紙石巻には、早稲田OBの川畑くん(桑名高校)、後藤くん(早実)も所属しています。
きっと来てくれると思います。

彼らの元気な顔を、東伏見で1日も早く見たいですね。

早稲田野球ファンの多くが鮮明に記憶されているであろう場面の、YouTube画像です。
早稲田ベンチに川畑くん、後藤くんの顔が見えますよ。
携帯用リンク
パソコン用リンク
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ソニー格下げに思う

2012-02-09 22:47:40 | ビジネス
今夜は、早稲田OBの京都のOさんと一杯やる機会に恵まれました。

私が足元にも及ばない、熱い早稲田スポーツファンのOさん。
本当に楽しい時間を過ごすことができました。

新幹線の終電を乗り過ごしてしまいそうになるギリギリまで、お付きあいくださって、感謝感激です。

Oさん、
お会いできて嬉しかったです。
これからも、宜しくお願いします。
m(__)m
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ところで、米国の格付機関スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ソニーの長期格付けを「シングルAマイナス」から「トリプルAプラス」に引き下げたと発表しました。
主力事業の業績低迷が続き、収益力の本格回復が遠のいたという判断に基づくもののようです。

ソニーがA格の長期格付け失うのは初めて。
子供の頃からSONYブランドが大好きだった私としては、ソニーの苦しむ姿は残念至極です。
何としても、かつての創造力と革新性を取り戻し、情報化社会に生きる世界中の人々のライフスタイルに影響を与えるような、魅力的な製品を生み出してもらいたいと思います。

ソニーは本来「家電業界」にカテゴライズされる企業ではなかったはずだというのが私の理解なんですが…

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消費者から銀行マンへと視点を移すと、ソニーの苦しむ姿は、そのまま輸出立国を目指してきた日本の製造業の苦悩を象徴しているように思えて、本当に悔しく感じます。

家電産業の頑張りと成長が、数多くの中小企業にもビジネスチャンスを生んできました。
裏をかえせば、家電産業の不振は、全国各地の中小企業まで影響が及ぶということです。

中小企業にとって、海外進出とは、文字どおり社運を懸けた、そして役職員の人生を懸けた、乾坤一擲の勝負とならざるを得ません。
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そんな苦しい局面ではありますが、日本企業には、社員ぐるみ、家族ぐるみで、海外に挑戦していただきたいと私は思います。

ブロークンではあっても、そこそこに英語で外国人と話すことができる

眼の色、肌の色が違っても、決してビビらない

私たちの世代が苦労したとしても、その苦労を間近に見て育ったお子さんたちは、きっと逞しく育ってくれるはずです。
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愛すべき早稲田マン

2012-02-08 22:21:25 | 大学野球
昨日の東京は、梅雨時のように生暖かいとブログにも書きました。

それなのに今日は、先ほどオフィスを出たら空から白い雪がチラチラと…

このところの気温は、まるでローラー・コースターのようです。
(><)
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日本ハムの新人・大嶋匠くん(新島学園-早大ソフトボール部)が、名護キャンプの紅白戦で、バックスクリーン直撃弾を放って存在をアピールしたというニュースが届きました。

素人の私の頭の中で考えると、「ソフトボールから硬式野球」という挑戦の図式は、
「バドミントンからテニス」
「コントラバスからバイオリン」
あるいは「トンカツ屋から天ぷら屋」というイメージといったら良いでしょうか。

ともかく、重なる部分はあるものの、本質的な部分で別世界であるように私には思えてしまいます。

そんな壁を越えようと、早稲田の後輩・大嶋くんが果敢に挑戦しています。

私は、そんな彼を応援しないではいられません。
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早稲田の歴史を振り返ると、愛すべきヘソ曲がりがいます。
例えば、陸上短距離からプロ野球に挑戦した飯島秀雄さん(目黒高校-早大-ロッテ・オリオンズ。100mの元・日本記録保持者)

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もちろん、周囲からは様々な雑音があるでしょう。
しかし大嶋くんは、そんな雑音を少しも気にする必要はありません。

挑戦者に対してネガティブな雑音を発する人に限って、自分自身は少しも挑戦していないからです。

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3年後、大嶋くんの挑戦の最初の結果が出ていると思います。

そして、彼の挑戦の最終的な評価は10年経って出てくるでしょう。

一回の打席の結果を一喜一憂せず、2022年の大嶋くんの姿に、夢を巡らしている私です。
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プロフェッショナル

2012-02-07 22:12:06 | 大学野球
これまでの厳しい寒さがウソであったかと思うくらい、今日は生暖かい朝でした。

朝の電車でタブレット端末を開いたら、ディスプレーのガラスが曇ってしまったぐらい、気温も湿度も高い朝で、まるで梅雨時のよう…
(><)

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さて、卒業式を間近に控えた野球部の若手OBたちの何名かが、アメリカやヨーロッパに卒業旅行に出かけていまして、フェイスブックやメールで近況を知らせてくれます。

その中の1人が教えてくれた記事によって、「人種差別」という問題に、改めて向き合う夕方となりました。
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私の職場では、様々な国からやってきたスタッフが、渾然一体となって仕事しています。
ですから、「人種」「肌の色」での差別を感じる場面は、全くありません。

先日訪れたニューヨークも、「人種のルツボ」と呼ばれるような街ですから、人種差別を感じることはありません。
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しかし、2009年の休暇にアメリカ南部の街・メンフィスを旅行した時には、衝撃の体験をしました。

そこには、野球やジャズを通して知る陽気なアメリカとは異なる、別のアメリカの顔がありました。

国立公民権博物館を訪問した時のブログ記事

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2010年度の新人監督であった野崎くん(西城陽高校)が、ネットで見つけた次の記事を教えてくれました。

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【人種差別】
実際にあった話

50代とおぼしき妙齢の白人女性が機内で席につくと、彼女は自分の隣が黒人男性であるという事に気がついた。

周囲にもわかる程に激怒した彼女は、アテンダントを呼んだ。

アテンダントが「どうなさいましたか?」と訊くと
「分からないの?」とその白人女性は言った。

「隣が黒人なのよ。彼の隣になんか座ってられないわ。席を替えてちょうだい」

「お客様。落ち着いていただけますか」とアテンダント。
「当機はあいにく満席でございますが、今一度、空席があるかどうか、私調べてまいります」

そう言って去ったアテンダントは、数分後に戻って来てこう言った。
「お客様、先ほど申し上げましたように、こちらのエコノミークラスは満席でございました。」 
「ただ、機長に確認したところ、ファーストクラスには空席があるとのことでございます」

そして、女性客が何か言おうとする前に、アテンダントは次のように続けた。

「お察しとは存じますが、当社ではエコノミークラスからファーストクラスに席を替えるという事は、通常行っておりません。」
「しかしながら、或るお客様が、不愉快なお客様の隣に座って道中を過ごさざるをえないという事は、当社にとって恥ずべき事となると判断いたしますので、当然事情は変わってまいります」

そして、黒人男性に向かって、アテンダントはこう言った
「ということで、お客様、もし、おさしつかえなければ、お手荷物をまとめていただけませんでしょうか?
ファースト・クラスのお席へご案内します」

近くの乗客が歓声をあげるのを、その白人女性は呆然と眺めるだけであった。
スタンディング・オベーションを送る者もいた

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社会正義とソフトランディングの両立。
機長とアテンダントの毅然とした対応は、まさにプロフェッショナルだと思います。

そして、この記事を見つけて教えてくれた野崎くんについては、「アメリカで良い勉強をしているなあ」と心強く、そして本当に嬉しく思いました。
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