外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

全日本大学野球選手権:第2日

2014-06-11 21:31:01 | 大学野球
全日本大学野球選手権の第2日は、慶応と亜細亜が共に初戦敗退という、ちょっとショッキングな結果となりました。

東京六大学の代表である慶応は、早慶決戦に全力集中した反動が抜けきれないうちに、何となく受け身で初戦に臨んでしまったのでしょうか。
また、第1エース加嶋投手が登板しないままの敗退ですから、江藤さんも無念でしょう。

事実上の決勝戦との声もあった亜細亜大と創価大の対戦は、予想通りの熱戦の結果、創価大学が競い勝ちしました。

創価大学、東海大学、そして立命館・龍谷の関西勢が優勝争いの主役となりそうです。

6 /11 (水) の試合
[神宮球場]
仙台大 3-1 福岡大
神奈川大 3-1 慶応義塾大
道都大 - 愛知学院大 (雨天順延)
[東京ドーム]
国際武道大 1-4 龍谷大
奈良学園大 1-3 立命館大
亜細亜大 2-3 創価大
福井工業大 3-2 山梨学院大

========
それにしても、梅雨入りしているにも関わらず、大学選手権の試合日程が概ね消化できているのをみて、ドーム球場の威力を改めて実感しますね。
学生野球は、高校も大学も日程や試合時間に制約が多いので、ドーム球場は本当に助かります。
もっとも、建て替えにも、完成後の維持にもお金が相当かかりそうですから、実際には大変です。

東京五輪が終わり、建設資材や人件費の高騰も一服してから建て替えを考えるのが賢明のようですね。
(^^;;

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安倍さんと海江田さんとの党首討論は、不完全燃焼でした。
集団的自衛権の問題は、2つの要素に分解できます。
1つは、日本を取り巻く状況変化に即して集団的自衛権に踏み出すか否かの政治決断
もう1つは、憲法改正抜きで集団的自衛権が認められるか否かの法技術的見解

1つ目の政治判断は、集団的自衛権容認派にも拒絶派にも一応の理があるので、議論しても押し問答になるのは必定。
かたや法技術的見解については、憲法学者の多くが解釈変更での集団的自衛権容認は無理だと主張していますので、海江田さんはそこを突かなければ。

いずれにしても、バックネット裏から監督采配に文句をつける1人の野球ファンと同じような立場でしかない海江田さん。
テレビ画面から無力感が漂ってきました。

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全日本大学野球選手権:第1日

2014-06-10 20:49:53 | 大学野球
全日本大学野球選手権が始まりました。
まだ個人的に馴染みのある大学が登場していません。
全国大会の常連である創価大学の順当勝ちがさすがだと思いました。
明日に予定される2回戦から、いよいよ慶応と亜細亜が登場します。

本日の試合結果
[神宮球場]
富士大 0-1 福岡大
神奈川大 7-0 西日本工業大
道都大 8-1 福山大
愛知学院大 5-0 苫小牧駒澤大
[東京ドーム]
松山大 0-6 福井工業大 
創価大 4-0 佛教大
静岡大 1-2 東日本国際大
九州産業大 1-0 広島経済大

東京六大学の代表校は1回戦はシードされますが、それでも優勝するためには5日間で4試合を勝ち抜くことが必要です。
それを考えると、有原くん頼みだった今春の早稲田の投手陣では、客観的にみて頂点を目指すことが難しかったといえるかもしれません。

第2エースの確立。
秋に向けて、早稲田の課題は明確です。
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集団的自衛権の与党内協議が熱を帯びてきました。
安全保障の問題は、国家観にも関わってきます。
海外の諸国を例に挙げるまでもなく、国家観を語るとき宗教がとても大きな要素となってきます。

公明党の有力支持母体である創価学会は、日蓮正宗を起源とする仏教思想に基づき平和な社会を希求するという宗教団体です。
かたや自民党は多様な支持基盤を抱えていますが、安倍首相についてみれば、安倍さんの日頃の言動から神道政治連盟をとても意識していると私は感じています。
安倍さんは、この団体を応援する国会議員の代表を務めています。
神道政治連盟へのリンク

上記リンクから明らかなように、この神道政治連盟は、国家神道の流れを強く感じる宗教団体です。
大日本帝国憲法(明治憲法)では文面上は信教の自由が明記されていましたが、当時の政府は「神道は宗教ではない」(神社非宗教論)という公権法解釈に立脚し、神道・神社を他宗派の上位に置く事は憲法の信教の自由とは矛盾しないとの公式見解を示し、また自由権も一元的外在制約論で「法律及び臣民の義務に背かぬ限り」という留保がされていました。

現在の憲法のもとでは、神道も数ある宗教の中の一つと位置づけられるのですが、国家神道に近い考え方を今も持ち続ける人が少なくないのが現実です。

現在の安倍政権は、宗教の角度からみれば、神道と仏教の連立政権ということができます。
国家の有り様が議題となった時、簡単には自公合意に至らないことも、ある意味 仕方がないなあと、浄土真宗の私は眺めています。

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続 新球団構想

2014-06-09 18:52:03 | 大学野球
プロ野球チームを12球団から16球団に増やそうという自民党の構想について、以前に話題にしました。
過去記事へのリンク

その後、どうなったんだろうと思っていたら、毎日新聞に新たな記事が出ました。
毎日新聞の記事

この記事を読む限り、盛り上がりに欠けますねえ……
(>.<)
そして、二宮清純さんの提唱する2リーグ4地区制が構想の基本にあることがわかりました。

張本勲さんは、個々の選手のレベルが低下しているから、むしろ球団を減らすべきとのご意見。
でも私は、日本のプロ野球にもっと支配下選手を増やしてほしいという気持ちがあるので、独立リーグ等を吸収する形で16球団が実現できたらいいなあと思います。
たまに代打に出るだけの選手に1億円を超える報酬を払うようなことをやめ、あるいは、球場の外からの飲食物持ち込みを禁止するなど、球団と球場の採算性を担保する工夫を球界全体で重ねていけば、やっていけそうに思えるのです。
何億円もの報酬を求める選手は、日本を飛び出してメジャーに挑戦すれば良いのです。


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郷里からの声援

2014-06-08 21:19:20 | 大学野球
地方の高校球児が早稲田や慶応の入試に合格し、地元新聞の記事になることは珍しくありません。

しかし、入学後に大活躍して地元紙に大きく取り上げられるというのは、滅多にあることではありません。

春季リーグで首位打者を獲得した武藤選手が、北國新聞に大きく取り上げられました。


写真は連盟HPから


北國新聞へのリンク

(北國新聞から引用)
一般入学の主砲が2冠 金沢出身・早大野球部の武藤選手

初めて首位打者となり表彰される早大の武藤選手(右)=神宮球場


 東京六大学野球リーグの打撃2冠に輝いたのは、スポーツ推薦でなく、難関の一般入学 を突破した金沢市出身の泉丘高OBだった。1日、神宮球場で行われた伝統の早慶戦。早 大4番の武藤風行(かざゆき)選手は全国の実力者が集結するチームで不動の4番にはい上がった。2冠獲得にも「次は秋季リーグで優勝を目指す」と雪辱を誓った。
 「武藤、頼むぞ」「お前しかいない」。試合直前、早大の選手が応援団で埋まった1塁 側スタンドに向かって整列すると、主砲へのげきが飛んだ。

 期待通り、武藤選手は先制のタイムリーヒットを含む3安打と活躍した。試合後「(負 けて)悔しいけれど、3万人を超える観衆の前で優勝を懸けて戦えたのはいい経験になっ た」と語った。

 一方で「甘い球を打つことに徹したけれど、もっとチームに貢献できるバッティングを しなければ」と反省。打率と本塁打の2冠には「打点王を取れなかったのは、もっと努力 しろということ」と受け止めた。

 武藤選手は金大附属小の時に野球を始め、金沢泉野フレッシャーズに入った。夢は甲子園に行くことだった。泉丘高では1年生からレギュラーで活躍したが、3年夏の県大会ベ スト8が最高だった。卒業後は野球から離れるつもりだったが、どこか不完全燃焼の思い が消えなかった。

 「死に物狂いで野球に打ち込んだら、自分はどこまで行けるのだろう」。そんな思いがわき、伝統ある六大学への挑戦を決めた。早大を選んだのは「実力があれば試合に出られ るというチームの強い方針を感じたから」と振り返る。

 「自分への挑戦」と決めた早大では、「常に向上心を持って、1日1日を大切に練習に 取り組んできた」と自負する。筋力トレーニングで体重は入学時から10キロ増の75キ ロになった。甲子園常連校の出身者が多いなか、3年春にベンチ入りし、秋にレギュラー を獲得。4年春から4番に定着した。ベンチ入りメンバーで唯一の一般入試入学だった。

 閉会式で武藤選手が首位打者として表彰されると、静まり返っていた早大の応援席が再 び「武藤コール」で沸いた。

 早大選手の首位打者は、米大リーグ・ロイヤルズの青木宣親外野手や阪神の鳥谷敬内野手、金沢市出身で元オリックス選手の由田慎太郎さん、古くは阪神などで活躍した岡田彰布、金森栄治(金沢学院東高監督)の両氏ら、そうそうたる顔触れが並ぶ。しかし、武藤選手はプロに進む考えはなく、「野球は大学で終わり。もともと高校までのつもりだった 」と語る。社会人チームからの誘いも断っているという。

 石川県の恩師らは「陰の努力家だった」と、教え子の快挙をたたえた。

 武藤選手は金大附属中に進学し、野球は硬式野球チームの石川ウイングスで続けた。チ ーム代表の村山和光さんは「3冠を逃し残念だが、立派というしかない」と喜んだ。

 村山さんは、在籍した当時を「野球の素質があり、チーム内では特別賢かった」と振り返った。強豪がそろう大阪の大会で初勝利を決めるホームランを記録するなど大舞台に強かったといい、「頑張り屋で、頼れる主将だった」と懐かしんだ。

 泉丘高は強豪校でないため、武藤選手は無名に近かったが、長打力は県内トップクラス と言われるまでに成長した。北本正伸監督は「体力が抜群、足も速く、筋力も瞬発力もずばぬけていた」と評し、「野球が強い私立校に入学していれば頭角を現していたはず」とみる。

 この冬、武藤選手は母校を訪問した際、現役部員を励ました。北本監督によると、武藤選手は「早大といえど、全員がスーパースターの道を歩んできたわけではない。努力で地位を築いてきた人もいる」と心強い言葉を贈ったという。
(引用終わり)

関係者への幅広い取材は、さすが地元紙。
教え子の活躍を我がことのように喜こぶ指導者の皆さんの笑顔が、目に浮かぶようです。

なお、記事に登場する歴代の首位打者たちのうち、青木宣親選手(宮崎県立日向高校出身。現在はカンザスシティ・ロイヤルズ)、由田慎太郎選手(神奈川 桐蔭学園高校出身。現在はオリックス球団スカウト)の二人も、高校時代に学業でも優秀な成績を残し、指定校推薦で早稲田に入学してきた努力家でした。
石川県出身の金森選手(PL学園出身。元西武ライオンズ他)も早大在学中に教職課程を修了して高校教員免許を取得した努力家でした。
岡田選手(北陽高校出身)は一年生秋から、春の武藤くんのような打撃で7シーズン打ちまくりましたから、ちょっと別格。

こんな「無印良品」たちが入学後に成長して、高校時代からドラフト候補と騒がれてきた選手たちに負けない結果を出す。
大学野球ファンにとって、これほど痛快なことはありませんね。
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「大学野球」春季リーグ戦決算号

2014-06-07 17:12:09 | 大学野球
週ベ増刊号「大学野球」春季リーグ戦決算号は6月9日に発売されます。
すでにAmazonで予約販売が始まっています。

優勝した慶応に関する記事が多いのでしょうね……
秋こそは早稲田の胴上げが表紙となりますように。

週刊ベースボール増刊 大学野球2014春季リーグ決算号 2014年 6/20号 [雑誌]
クリエーター情報なし
ベースボール・マガジン社
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雨と学生スポーツ

2014-06-06 20:44:12 | 大学ラグビー
東京六大学春季リーグ戦の閉幕を待っていたかのように、関東甲信越地方が梅雨入り。
さっそく連日の大雨となっています。

6月10日(火)から15日(日)までの日程で全日本大学野球選手権大会が予定されていますが、雨天順延となる試合が多くなりそうで心配ですね。
特に、地方から上京してくるチームは、宿泊日数などが読めないため、さぞかし事務方は大変なご苦労でしょう。
いつの日か、神宮球場が開閉式ドームに生まれ変わるならば、このような悩みも解消されますね。

雨が降ろうが、雪が降ろうが、試合が行われる競技の一つにラグビーがあります。
ピッチの状態、風向きなどへの対応力も競技の重要な要素となっています。

そのラグビーの黄金カードである早明戦が、国立競技場建替えのために、東京ドームで開催されることが検討されているそうです。

個人的には、場外馬券売場や遊園地もある東京ドーム界隈に、大学ラグビーは全く似合わないと感じます。
屋根付きでエアコンの効いた競技場だというのも、いただけません。

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もっとも、野球場でラグビーが行われること自体は、過去にも例がありました。
第二次世界大戦前、関東のラグビーの試合は、明治神宮競技場(国立競技場の前身)を専用グランドに近い格好で使用していましたが、戦後アメリカ軍に明治神宮競技場は接収されて「ナイルキニックスタジアム」と名を変え、日本人は自由に使うことができない状態でした。

そのため、ラグビーの試合は、神宮球場や後楽園球場(現東京ドーム)で行わざるをえなかったのです。

関東ラグビー協会は、昭和22年頃から新しい専用ラグビー場を建築すべく、候補地捜しをしました。
そのような中、明治大学出身で協会理事であった伊集院浩 氏が見つけてきた土地が、現在の秩父宮ラグビー場、当時女子学習院の焼け跡で、アメリカ軍の駐車場になっていたこの地でした。
戦前の神宮外苑の様子

香山蕃理事長(当時)の戦災火災保険金と各大学OBの浄財等によって、建設資金のめどがつき、ラガーマンの汗の勤労奉仕が加わり、昭和22年11月「東京ラグビー場」(現在の秩父宮ラグビー場)が完成しました。

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早明戦の観客数を収容できる規模の他の競技施設は、早くからサッカーなどに予約されてしまっているらしいです。
とはいえ、神宮界隈に漂う凛とした雰囲気が、どれほど学生スポーツを輝かせているのか。
その有りがたさを改めて痛感いたします。

なお、秩父宮ラグビー場のサブグラウンドには、独立行政法人_日本スポーツ振興センターの仮本社が建設されており、既に東京五輪モードに入っています。


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相田暢一さん

2014-06-05 19:48:20 | 大学野球


今回の早慶一回戦の試合前、故・相田暢一(あいだ ちょういち)さんの野球殿堂入りをお祝いするセレモニーが行われました。
6月1日に、このブログに生前の相田さんの思い出を寄せていただきました。
そして、連盟HPに、その様子が記事となっています。
連盟HPへのリンク

生前の相田さんとお話しする機会はありませんでしたが、ネット裏で何度かお顔を拝見したことがあります。
とても穏やかな雰囲気の漂う紳士でした。

相田さんの著書が私の本棚にあります。
「あゝ 安部球場_紺碧の空に消ゆ」という1987年(昭和62年)の本です。

コンパクトな本ですが、早慶戦の歴史、そして安部球場や安部寮などにまつわる話など、興味深い話題が満載です。

相田さんは、1940年(昭和15年)に旧制小樽中学(現 小樽潮陵高校)から早稲田大学に入学されました。

当時は、毎年200名ほどの新入生が4月に野球部入部を希望。
7月の夏休み入りまで、入部希望者たちは東伏見グラウンドに集められて、新人監督(上級生部員)により猛訓練が行われ、いったん全員帰省。
8月上旬に、帰省先に「8月○日、合宿書に集合せよ」と通知が届き、そこで初めて野球部員として認められて安部球場(現 早大中央図書館)での練習に参加できるという決まりだったそうです。
学年あたり15名前後しか、その通知が届かないというのですから、実に厳しい競争、まさに現在のプロ球団の一軍入りを目指すようなものでした。

相田さんは投手として入部を許されましたが、その後に肩を傷めて選手続行を断念、マネージャーを務めることに。
第二次世界大戦が始まり、マネージャーとして相田さんは大変なご苦労をされることになるのですが、そのご苦労が高く評価されて野球殿堂入りにつながりました。

この本は絶版となっていますが、今も古書店やAmazonで入手可能だと思います。

最後に、この本に記されている戦没先輩及び学徒出陣部員一覧を、平和を祈念してご紹介いたします。
このブログを訪問してくださる皆さまの同窓あるいは同郷の部員がいらっしゃるかも知れません。











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春季新人戦_3位を確保

2014-06-04 19:22:46 | 大学野球
春季新人戦の立教との3位決定戦。
早稲田は2対2の同点で迎えた9回裏、二死三塁のチャンスで立花外野手(2年、千葉英和)がセンター前に会心の適時打を放ち、3対2でサヨナラ勝ちしました。



一回裏、早稲田は先頭打者の立花外野手の四球を足掛かりとし、二番・宇都口二塁手(1年、滝川)、四番・石井遊撃手(2年、作新学院)の安打が相手守備の乱れを誘い、2点を先取。

直後の二回表、早稲田の先発・吉野投手(2年、日本文理)も、味方内野の失策をきっかけに1点を失いました。
しかし、その後は粘り強い投球で追加点を許しませんでした。

なかなか追加点が取れない早稲田でしたが、八回裏に宇都口くんの死球と八木外野手(1年、早実)と石井くんの安打で無死満塁という絶好のチャンスを作ります。
しかし、後続打者が三振と併殺打に終わり、無得点となってしまいました。

そうすると試合の流れは立教に傾き、九回表に吉野投手が立教・高田捕手(浦和学院)に左翼越えの同点本塁打を被弾。
次打者の秋山選手(関東一)にも二塁打を打たれて、吉野くんは黄本投手(2年、木更津総合)にマウンドを譲りました。
黄本くんは、期待に応えて見事に後続打者を断ちました。

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今回の新人戦で早稲田は3試合を戦いましたが、いずれも大接戦でした。

投手では、黄本くんの成長を頼もしく感じました。
この調子で鍛練していけば、秋季リーグ戦で重要な役割を任される存在になるのではないでしょうか。
大竹、清水の両新人投手は、まず大学野球で戦うだけの体づくりです。

野手では、石井遊撃手がさすがの実力を示しました。
石井くんは春季リーグ戦で力を発揮できませんでしたが、この新人戦での活躍を心の糧にして、自信を取り戻して頑張って欲しいと思います。

そして、ゲームキャプテンの木田くんをはじめ、立花くん、宇都口くん、八木くん、吉見くんらの溌剌とした攻守も良かったですよ。
秋の神宮で、彼らが逞しくなった姿を見たいですね。
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春季新人戦_法政に惜敗し3位決定戦へ

2014-06-03 20:11:51 | 大学野球
春季新人戦準決勝で、早稲田は法政に4対5で惜敗。
この結果、明日の第1試合で立教と3位を懸けて戦うことになりました。


早稲田は、吉野(2年、日本文理)→田中(2年、滝川)→清水(1年、宮崎大宮)→黄本(2年、木更津総合)の投手リレー。
新入生の清水投手は右の本格派ですが、昨日登板の大竹くん(済々黌)と同様、まだ身体の線が細くて華奢。
オーソドックスなフォームから腕をピュッと振るのですが、いかんせん球が来ません。
まずは身体づくりが大切だと感じました。

昨日から吉見くん(1年、早実)が捕手を務めています。
本職の外野手から捕手に転向して1ヶ月あまり。
捕球するのが精一杯で、とても盗塁阻止まで気が回らないという印象でした。
(^^;;
それでも学生コーチ陣は、捕手・吉見くんに大きな可能性を感じているようです。
捕手として学ぶべき事項は山積みだと思いますが、焦らずに練習を積んでいってもらいたいです。

打者では、立花外野手(2年、千葉英和)の元気の良さが目をひきました。
185センチ80キロの大柄な立花くんなのですが、相手守備の隙を突いてセーフティーバントを決めるなど、俊足で器用なところも披露しました。
叩きつける打撃を自分のものにすれば、リーグ戦でのベンチ入りも視界に入ってくるのではないでしょうか。



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春季新人戦_慶応を破り準決勝進出

2014-06-02 23:12:02 | 大学野球
本日行われた春季新人戦で、早稲田は慶応を6対5で破り、明日の準決勝に駒を進めました。


早稲田は、先発の大竹くん(1年、済々黌)から黄本くん(2年、木更津総合)への継投策で粘る慶応を振り切りました。
四回からのロングリリーフとなった黄本くんは最速147キロの速球を軸に、最終回まで好投しました。

5対5の同点で迎えた八回裏、4番石井くん(2年、作新学院)の左中間二塁打で一塁走者が長駆生還し、これが決勝点となりました。

初回に先制するも途中で逆転され、一時は2点のビハインドとなる苦しい戦いでしたが、何とか再逆転。
昨日の恨みを少しだけ晴らしました
(*^^*)

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