我が家が小学校受験を意識しだしたのは息子が年少の2月頃でした。
私学がどのような教育を行っているのか漠然と興味があり、自宅から通える範囲の学校数校の説明会に参加しました。
その中で、開智望小学校は児童の主体性を重視し学びを楽しめる環境であると感じ、受験を考えるようになりました。
年中の夏休みに、自宅から近い他の塾の夏期講習を受講しました。
ところが、『合格するための勉強』という印象で、息子は学びを楽しむどころか、なぜ授業を受けないといけないのかを理解できないまま通っている様子で、親の望むような成果は得られませんでした。
夏期講習以降は、「学びを楽しめるようになってほしいという思いから志望校を決めたのに、それに至る過程を楽しめなくて本当にいいのか?」と、受験すること自体を迷うようになり、年中の11月中旬になっても塾を決めきれずにいました。
そんなとき知人の紹介でアヤアカデミーを知り、藁にもすがる思いで田村先生にご連絡し、12月に面談&体験授業を受けさせていただけることになりました。
初対面であっても、噂通り厳しくも愛あるご指導で、しっかりと息子と向き合ってくださる先生の姿勢に感激し、その場で入塾の手続きを行い、翌週から通塾することになりました。
授業内容もプリントのみの座学ではなく、パズル・積み木・ブロック・(ボードゲームなどの)ゲーム・折り紙・制作など、手先を使うものや、お友だちとコミュニケーションをとりながら行うものもあり、遊びの延長のような授業で息子も楽しみながら受講することができました。
また、授業の最後には自分で作った作品の工夫したポイントなどをプレゼンする時間が設けられているため、自分の中にある考えや気持ちを表に出す力も培われたと思います。
年間カリキュラムも螺旋状に組まれていて、同じ単元を難易度を上げながら何度も解くので、苦手な所やつまずいた所がみつけやすく、無理なくレベルアップしていけました。
毎回授業後にある親へのフィードバックも、解き方などのポイントをしっかり教えてくださるので、家庭学習の際は問題をたくさん解くことよりも、解き方を理解できているか確認することを重点的に行いました。
4月頃からは新型コロナウィルス感染拡大の影響で自粛期間に入り、アヤアカデミーもオンライン授業となりました。
オンライン授業は初めての試みということもあり、先生も大変ご苦労されたことと思いますが、それを微塵も感じさせることなく、すべきことをしっかり示してくださったおかげで、親子共々いっそう集中して目標に向かって努力することができました。
夏頃から対面授業に戻り、受験シーズンが近づいてきたという緊張感とともに、今まで習ったことの復習と、苦手分野を克服することに努めつつ、週3日(全12回)の夏期講習・運動特訓講座・行動観察特訓講座・自己発信リハーサル・面接リハーサル・直前模擬試験など、息つく暇もなく駆け抜け、9月に本番を迎えました。
自己発信&面接の日と本試験の日は、先生から頂いたお薬の効果もあり、息子曰く「緊張せず」臨めたそうです。
ただ結果がわかるまではやはり不安だったようで、合格発表の日、幼稚園に迎えに行き、結果を息子に伝えたところ、「よかったー!うれしいよぉ~!」とうれし泣きをしていました。
その姿を見て、田村先生を信じてついてきて本当によかったと改めて感じました。
最後になりますが、アヤアカデミーは合格を目的とした受験対策の塾のみならず、『学ぶことの楽しさ』や入学後の『伸びる力』を培ってくれる塾です。
アヤアカに出会えなければ、きっと今とは違った未来になっていたと思います。
田村先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。