咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

お墓参り・・・

2012-08-14 22:36:36 | 日記
 お盆の入りの昨日、我が家の墓と家内の実家の墓参りに出向いた。盆花は、畑地で栽培している花と購入した上物を持参・・・。さすがにこの日、墓地の各駐車場は満杯になるほどの人たち。墓参りを終えると待っていたかのように次々と多くの人がやって来る。

 我が家の墓地はちょっとした高台にある公園墓地なので、自宅の周りよりも気温が低いと思って出かけるが、この日は風もなく午前中にも関わらず・・・暑い。それでも、持参していた冷感タオルを首に捲くと気持ちいい。墓掃除もスムーズに終え、花を供えて手を合わせた・・・。

 すると、直ぐ近くで墓掃除をしている人、後ろ姿に見覚えがある。声を掛けると驚いて、振り向かれた・・・勤務時代にお世話になった方であった。これまで、何年も我が家の墓に参っているが、初めて顔を合わせるから不思議なものである。先方もとても驚いていらっしゃった。

 因みに我が家の墓碑には・・・「倶会一処」の文字のみ。遠方にある寺の分家なので、亡き父も僧侶であったことから、この言葉を大切にしており墓碑に刻んでいる。

 我が家を終えて一路、家内の実家の墓参りに向かった。こちらは、累代の多くの墓があるもので、我が家からも沢山の花を持参・・・。暑い日の照りつける中、汗だくでこちらの墓参りも無事に終え、その帰途昼食に立ち寄った。

 どの食事処も帰省客なのか、駐車場に多くの車両。待っているとやっと、席が空いて美味しそうな蕎麦を食べた・・・蕎麦も天婦羅も美味しい。義姉夫婦と暫らく談笑後、外に出ると突然のにわか雨・・・もの凄い勢い

 雨に打たれながら、我が家に向かった・・・しばらく走ると、雨が全く降っていないから、この頃流行(はやり)のゲリラ豪雨の一端であったらしい。

 ご先祖さまを迎えるこの日、神妙なる1日であった。(夫)

[追 記]~倶会一処~
 浄土真宗では、念仏の信仰に生きる人は、この世の命が終わるとただちに浄土に生れるとし、そこで墓碑に「倶会一処」と刻むことがある。それは、先に浄土に往生している先祖たちと、共に同じ浄土に生まれたいと思う心持ちを表したものであるし、また同じ浄土へ往生させていただくことを喜ぶ姿でもある。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


(襖絵・・娘作)

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