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「人情時代劇ミステリーの決定版」
と、銘打って放送開始となった同番組。
今夜は第4話「消えゆく隣人」とのこと。
主人公・井筒平四郎(岸谷五朗)は、南町奉行所同心で本所深川見廻り方。
ところが、無精者で捕物などの面倒事が嫌いと言う設定。
所謂(いわゆる)切れ者の同心とは、とても思えない人物に描かれている。
これまで、刀を抜くと言う行為は見られない。
見廻りと称して、鉄瓶長屋で惣菜の煮売屋をしているお徳(松坂慶子)の店でいつも油を売っている・・・。
ところが、「ぼんくら」のタイトルであるが、案外それを裏切る切れ者であったとなるのであろうか。
その鉄瓶長屋では、毎度、毎度不可思議なことが起こって、住人が次々とその長屋を去っていく。
長屋を差配する久兵衛(志賀廣太郎)が、ある事件を切っ掛けに失跡する。
ところが、話が次々と進む中、その久兵衛がワンカット、ワンカット出ている。
何かこの物語の大きな展開に関わっているように・・・視聴者には見え隠れする。
新しい差配人は、奇妙なカラスを飼っている佐吉(風間俊介)という若い男。
余りにも若いから、お徳はなじめず反感すら持っている。
ところが、平四郎は同心であるから多くの人を見てきており、佐吉のことを若いのにしっかりしていると思っている。
今夜も奇妙なことが起こりそうな雰囲気のドラマ展開であろう。
そして、知らず、知らずのうちにこの新たな時代劇に引き込まれそうである。
若い頃から、松坂慶子さんの大ファン。
はるか昔の30年くらい前のこと、家内中で関西方面に出向いた際に東映太秦映画村に行った。
その時、舞台にご本人が登場して、多くのファンの前であいさつなどをしていた。
当方は、懸命に持参したビデオを回していたことを想い出す。
その松坂慶子さん、今では煮売屋のお徳さんのような役どころを、とても楽しそうに演じている。
あの頃では、考えられないようなこと。
ご本人は、案外サッパリしたこの役柄が好きかも知れない・・・性格的にもピッタリそう。
我が家では勝手にそのように思いつつ、このドラマを楽しんでいる。
主人公のことをほっといて、書き込んでしまったが、ドラマは始まったばかり。
ミステリアスな展開になりそうな雰囲気を漂わせながら、今夜の第4話「消えゆく隣人」が終了した。
これからの展開を楽しみに最終話までじっくりと見届けたい。(咲・夫)
(出典:NHK公式HP 抜粋)
参考資料:NHK公式HP
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