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徳川四天王の一人、井伊の赤備えと呼ばれた赤一色の甲冑、その先陣を切る勇猛果敢な戦国武将・井伊直政。
その直政を育てた女将、井伊家の女城主となった「井伊直虎」。
戦国武将のなかでも極めて異色な存在、何しろ女性が城主となるから・・・。
2016年のNHK大河ドラマは、待ちに待っている「真田丸」。
ただ今、放送の大河が不評。
それでなくても幕末物は難しく、暗いイメージが付きまとっている。
その上、この物語では敢えて女性を、それも無名の女性を主人公にしているが、その意味合いが未だに分からない。
それもあって、来年の大河はもっとも人気の高い戦国武将の「真田幸村(信繁)」が、満を持して登場する。
幸村が主人公なら大河人気の名誉回復となるであろう。
それに続いて、その翌年の2017年は、戦国の女武将が取り上げられたらしい。
その名も勇ましい・・・「井伊直虎」。
明らかに男の名前である。
遠江(静岡県)の井伊家当主・井伊直盛の一人娘が主人公。
井伊家の家督を継ぐ男児が不在になり、分家の嫡男・直親(なおちか)を許嫁(いいなずけ)として井伊家を継ぐ予定であった。
ところが、戦国の習いによる様々な陰謀により、今川義元に直親の父が殺害され、直親も命を狙われたことから信州に逃れる。
その後、信州の地で直親は妻を迎え、虎松(後の井伊直政)が生まれる。
井伊直盛の一人娘は、失意の内に自ら出家し「次郎法師」と名乗る。
その後、元許嫁の直親がまたしても陰謀により、今川氏真に殺害される。
時は流れ、将来井伊家の当主となる元許嫁・直親の嫡男・虎松(後の井伊直政)の後見人となって、井伊家の当主となる「次郎法師」。
出家の身から男に生まれ変わって城主となるため、その名を“井伊直虎”と改める。
井伊家の周りには、今川、武田、徳川の名だたる戦国大名がいる。
女城主・直虎が、男勝りの英知と度胸で、「井伊の赤備え、徳川四天王の一人」となる虎松(後の井伊直政)を育て、虎松が初代彦根藩主になるための礎を築く。
その直虎役には、NHK初出演となる柴咲コウが抜擢されたとの報道が一昨日あった。
大いに乗り気の柴咲コウ、女傑を演じるにはこれまでの数々の演技ぶりから、いかにも適役と思われる。
ご本人も大乗り気とか。
2016年、2017年と連続して大河ドラマ人気を上昇機運に乗せるものと期待できる。
戦国物は、いずれにしても興味がもっとも沸く時代背景にあり、この2年間は大いに楽しめそうである。(夫)

(出典:NHK公式HP抜粋)
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