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シンボリルドルフ、ディープインパクト、テイエムオペラオー、ウォッカに次ぐJRAのG1レース7勝馬の仲間入りを達成したキタサンブラック。
第62回有馬記念、好スタートを決めた2番キタサンブラック、鞍上も迷うことなく先手を主張。
インから1番ヤマカツエース、馬群の中から7番シャケトラなどが続いた。
大外から、9歳馬の15番カレンミロティックが、スルスルと3番手に取りついた。
3番クイーンズリングは、好枠から前を見ながらの4、5番手から追走。
14番スワーヴリチャードは、あまりスタートが良くなかったとかで後方5番手あたりから追走。
これはまずい、スローの流れの中、大外の後方からの競馬とは大丈夫だろうか。
10番シュヴァルグランは、その前の丁度中ほどから追走していた。
マイペースに持ち込んでいるキタサンブラックの鞍上・武豊騎手、絶妙な逃げを打っており、それにセリかける馬もいないのか。
それが、できないような天才・武豊騎手のペースであろうか。
若手の騎手が先手なら、周りから容易にセリ掛けてつぶしてしまうけど、武豊騎手のオーラがそれをさせないのかも知れない。
すっかり落ち着いた流れの中、3、4コーナーから直線を向いてきた。
後方組も押し出している。
4コーナーから直線、キタサンブラックが難なく後続を突き放しにかかっている。
ヤマカツエース、シャケトラの番手組がついて行けない。
大外から、追い出して来たシュヴァルグランとその外のスワーヴリチャード、この2頭が番手に上がって来ると思われた最後の直線・・・。
大外のスワーヴリチャードが、フラッとしたように見えた。
どうやら、もたれてシュヴァルグランに接触したらしい。
一方、好位追走から馬群を割って伸びて来た名手・Cルメール騎手と3番クイーンズリングが番手に上がった。
外から、シュヴァルグランとスワーヴリチャードが伸びてきた。
逃げ込みをはかっているキタサンブラックは、後続に1馬身2分の1の着差でゴールイン。
2着争いは、インから伸びたクイーンズリングとシュヴァルグランの2頭、大外のスワーヴリチャードは分が悪そうである。
ストップモーション映像から、2着はクイーンズリングらしい。
相手筆頭の狙い馬・スワーヴリチャードはヨレた分だけ、伸びきれず3着馬シュヴァルグランのクビ差4着惜敗だった。
残念、無念・・・。
19日(火)のブログにアップの通り、キタサンブラックの相手は外国人騎手5人とその騎乗馬と記していた。
「キタサンブラックの相手は、やはりこの5人と5頭なのか」
まさにこれであった。
初志貫徹なら・・・と、悔やむ”有馬記念”だった。
であるが、素晴しいレースを堪能できたから良しとすべきである。(夫)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋 有終の美・キタサンブラック)
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