BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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木曽駒ヶ岳リベンジ

2012-09-06 22:12:15 | 旅行
というわけでお盆に登れなかった木曽駒ヶ岳へ先週末再チャレンジしてきました。
リベンジ登山。
お盆は大雨で運休でしたが、気が付けばあれ以来連日快晴の猛暑が続いてます。
今度は雨降らんだろうとお天気予報をチェック。
前泊は前回と同じ駒ヶ根温泉ホテルに素泊まりしました。
普通の土日なのに中央道はお盆並みの渋滞(25km)。。。いやーすごいね。
当日は曇り空でしたが、バス停に行くと始発ながらすでに10人以上も並んでいた。
おー、やっぱり今がハイシーズンなんだなぁとほっとする。
そこからロープウェーを乗り継いで、登山口へ。

ロープウェー山頂は日本一高いとこにある駅である。
そこは中央アルプス木曽駒ヶ岳の入口である千畳敷カールが見れる場所。
そして日本で一番高いとこにあるホテル「千畳敷ホテル」もあります。
高さは2600m弱。。。これだけでもう雲の上である。
めっちゃ寒くてロープウェー降りてからダウンを着こんだ。
頂上は雲の中なんであたりは白い靄に囲まれ、目の前の千畳敷カールもよく見えない。
千畳敷カールとは氷河の流れによって作られた窪地のことです。
これは日本でもなかなか見ることはできない場所ですよ。
目指す木曽駒ヶ岳はこのカールの上を登って行かなければならない。
入口の神社でお参りしてからいざ登山開始。
始めは緩やかな探索コースの中を進みます。
この辺りは普通の観光客も歩いてます。
夏の時期は高山植物の開花シーズンで、可憐な小さな高山植物のお花畑が一面に広がる。
が、次第に道は険しく、ごつごつした岩がゴロゴロ転がる道へと変化していくのだ。
靄が晴れてきて次第にカールの全景が見えてきた。
わっ、メッチャ急じゃん・・・。
上を見たら岩がゴロゴロした斜面を人が登っているのが見える。
八丁坂と言われる坂である。
あんなとこまで登れるの?と思うのだが、とにかく一歩一歩進むしかない。
富士山のような高山ではないので、息が切れたり体がだるくなったりすることはないのだが、道がまた岩が多くて歩き辛い。
なんで富士山ではのぼりでは使わなかったストックを早くも登りから使いました。
これがあるとめっちゃ楽。
急な道もストックで安定が取れる。
適度に休みつつ、カールの上にある乗越浄土を過ぎ、中岳を経てやっと木曽駒ヶ岳(2956m)にたどり着いた。
だいたい登り始めて二時間ぐらいかなぁ。

途中からさらに寒くなり、雲の中せいかか湿っぽくてリュックが濡れてきた。
中にダウンを着こんで上下レインウェアに着替えた。
さらにザックカバーなども出してフル装備!
意外に大変な木曽駒ヶ岳!
景色が素晴らしいと聞くけれど山頂は真っ白で何も見えない。
まぁ、こればっかりはしょうがない。
でも登れたのでよしとする!

さて、頂上は風が強いので避けるため岩陰に座り、休憩を取ることに。
カバンから出したお菓子も袋が気圧のせいでパンパンに!!
寒いので旦那さんのアウトドアグッズでお湯を沸かしてもらい、ホットコーヒーを飲むことに。
薄いコーヒーでも疲れた後の暖かい飲み物は格別だ。
よく見たら隣も後ろも前も何かしらお湯を沸かして、カップラーメンやら食っている。
みんな同じことするんだね。
それからは来た道をひたすら戻るだけ。
登山は下りのほうが実はけっこうしんどくて、足に負担が来る。
途中から膝が笑ってきて、太ももも痛くなりだしたー。

麓に降りてきたら、ホテル千畳敷が見えた。
少し青空も見え、雲の隙間から駒ケ根市もはるか彼方に見える。
行く場所が見えるというのはうれしいことだ。
お昼はホテル千畳敷の食堂でトン汁定食を頂きました。
これが温かくておいしかった。
結局ロープウェー、バスを乗り継いでホテルの駐車場に戻ってきたのが午後3時ぐらい。
それからすぐに千葉に向けて出発したのですが、予想通り渋滞に巻き込まれて家にはそれでも9時前に戻れたのでよかったです。
まぁ、とにかく雨に当たんなくてよかった。
もう行くことはない気もするけれど、中央アルプス、南アルプスにはまた行ってみたいわ。