お正月明けの連休、こども園がお休みで子供たちをどこかへ遊びに連れて行かなくちゃいけない。
冬だと外遊びもあんまりできないので行く場所が限られる。
ふと朝、外に出た時に聞いた白鳥の鳴き声を聞いて、
地元にある河川敷の「白鳥ふれあい広場」に行ってみた。
ここは昔から白鳥の飛来地として知られる場所。
私も子供のころ何度も母に連れてこられた。
昔と違うのはハクチョウたちに直接触れ合えないことだ。
以前は土手の上にある観察施設でパン耳が売られていて、飛来したハクチョウたちに直接餌がやれたのだ。
鳥インフルエンザが流行った時から廃止になってしまった。
だから白鳥がいても、彼らは近づてくれはせず眺めるだけ。
でも、これでいいと思う。
このほうが自然な姿だ。
彼らは野生動物なんだから。
お昼時、ハクチョウさんたちはいつも朝方鳴きながら数羽のグループでえさ場へと移動する。
そのせいか1羽だけ残っている白鳥がいた。
どうした君?体調悪いのかな。
などと心配しつつも白鳥が1羽でもいてくれたことにほっとする。
白鳥に比べるとカモたちはすごくフレンドリー。
餌がもらえるんじゃないかとみんな寄ってくる。
子どもたちもカモの群れに喜んでいた。
カモも近くで見るととってもかわいいのです。
こんな風に近くで気軽に野鳥観察ができる場所があるって嬉しいよね。
これからは毎年渡りの季節が楽しみだ。
気候変動のせいで先は見えないけれど、毎年彼らをお迎えしたいです。