6月初旬、梅雨もせまる日曜日。
曇り空でしたが、なんだか海に行きたくなり、竜飛岬まで久しぶりにドライブすることに。
家から片道2時間半ほどかかります。
途中今別町にある北海道新幹線の駅「奥津軽いまべつ」に寄ったり、
「青函トンネル入り口広場」で初めて青函トンネルの入り口を見ました。
入口広場は丘の上にあるためトンネルと新幹線が目線の高さで観れる貴重な場所。
ちょうど駐車場についた時、もう少しで新幹線が来るよと売店のおばちゃんに言われたので、新幹線を待つことに。
待つこと10分。。。静かだった入り口付近が急に地震が来る前のよう「ゴーっ」と音が鳴りだしました。
思ったよりも早く来たため慌ててスマホを取り出したのですが、
もう音が鳴るやあっというまにはやぶさが目の前を駆け抜けていきました!
吸い込まれるようにトンネルの中へ。
かろうじてカメラに収められたのは後方のお顔部分。
車体が長いのですぐには消えませんでしたが、でも速い!
青函トンネルをくぐったのはいつ以来だろう。
あの頃は快速「海峡」でしたが、北海道新幹線になってからはまだいけてません。
函館はこの10年で何回かあるけれどフェリーばっかりだったなと今思う。
ぜひ次は新幹線で海を渡りたいものだ。
そのあとそこから30分で竜飛岬へ。
ちなみに曇り空で北海道はぼんやり見えるくらい。
津軽海峡冬景色の石碑とここに来たら誰もが押してしまう赤いボタン。
押すと坂本冬美の歌声が響きます。
このわきには階段国道(339号)があって、日本で唯一の階段の国道です。
ここから下の漁港まで歩いていけるのですが、かなり階段があるので行って戻るのは大変そう。
ちなみに写真で見えるのは岬の先にある帯島です。
上から漁港が見渡せます。
ああ、あの先っぽ(帯島)に行ってみたい。
昔あの漁港の先に「津軽海峡亭」という食堂があって、
いつかそこの海鮮丼を食べようとこの10年思ってたのですが、
閉店したらしく姿かたちが見られません。
お腹がすいたのでご飯は石碑の向かいにある「食堂たっぴ」にて。
マツカワカレイの漬け丼にしました。
竜飛の名物らしく、養殖で育てているそうです。
気になっていたうに丼は6月末からでした。
あ、食べたかったけれど、まだ早かったみたい。
カレイは肉厚でかなりたべごたえありました。
ご飯の後は龍飛灯台までさらに車で上ります。
ライダーがとても多いですね。
やっぱりみんな岬に行きたくなるんですね。
小さな灯台があって中は見学できなようです。
すぐそばに海上自衛隊の竜飛警備所もあります(中には入れません)。
眺めはとても良いのですが、風がとても強いです。
柵を乗り越えて子供たちが落ちないかひやひやしました。
レストハウスが一つと売店が一つと少し寂しい感じ。
20年ぶりに来たけれどこんなもんだったかなぁ。
近くの青函トンネル記念館が見たかったんだけど、コロナの影響か休館中。
がーん、残念でした。
帰り際、下にある「龍飛崎シーサイドパーク」で浜遊びしようと思って降りたら、
なんと目の前の浜辺にはこれでもかっていうくらいのプラスチックごみの山。
漁具やペットボトル、プラスチックのバケツやボトルの数々。
これが漂着プラスチックごみというやつだよね。
もちろん海の向こう側からものもあるし、陸に捨てられたごみがここまで運ばれたのもある。
さすがに子供を遊ばせるのは危険なので辞めました。
代わりに車につけてあるゴミ拾い用のデレキとごみ袋でゴミ拾い。
私がやると子供たちも嬉しそうにごみを集めてきてくれました。
5分足らずでゴミ袋がいっぱいに。
このごみ袋の何千倍ものゴミの山。
前に龍飛に来たときはここまでのごみを目にすることはなかったのに、、、少し悲しくなって帰ることに。
ビーチクリーンをここでもしたいと思いました(行政はやっているのかな?)。