前回の続き。
弘南鉄道で大鰐駅へ着いたあと、大鰐の町中を散歩しました。
大鰐は車で数回来たことがあるくらいで、
街中を歩くのは初めてだったりします。
いつも車で目的地へダイレクトなんで、街歩きがなんだか新鮮。
駅からしばらく歩くと川(平川)が出てきました。
我が家の近くにある川も平川なんで、あの川の上流はこうなるのか・・・なんて思うと感慨深い。
河川敷が歩けるように護岸整備してあって、夏場ならなんだか泳げそうな感じ。
カモが気持ちよさそうに泳いでいました。
大鰐の街中の平川にはいくつか橋がかかっているそうで、
このオレンジ色の橋は「月見橋」だそうです。
月夜に川の上から素敵なお月様が見られそうな雰囲気。
橋はどれもレトロな雰囲気があって温泉街ならではの情緒があります。
初めに目的の足湯へ向かいました。
大鰐温泉は津軽の奥座敷といわれる800年もの歴史のある古い温泉街です。
その象徴的な場所がここ。
駅から歩いて10分ぐらいで「湯魂石薬師堂」に到着。
石像の大きな鰐の口から熱湯が湧き出ています。
昔、津軽藩の開祖である津軽為信の眼病が治り、お礼にこの薬師堂が建立されました。
しかし、ががーん。
鰐像の脇にある足湯にはお湯が全然ありません。
コロナ感染拡大につき、9月いっぱい足湯は中止みたいです。
再び橋を渡り駅側へ移動します。
大鰐で有名なお寺といえば大円寺です。
御覧の通り真言宗カラーで赤い色の本堂。
中には大日如来が祀られています。
ちょうどお参りに行ったとき祈祷の最中でした。
ここはたいようの干支である申年の一代様でもあります。
お参りに来るのは二度目ですが、とても立派で美しいお寺です。
お参りも済ませ、御朱印をもらった後はお昼ご飯を食べることに。
ちょうどお寺の斜め向かいに有名な朝日屋食堂があります。
創業明治の津軽百年食堂のひとつで、大鰐温泉もやしを使ったメニューが有名。
「大鰐温泉もやし」は温泉熱を使って昔から栽培されている野菜ですが、
その辺のスーパーでは売られていないので、なかなか気軽には食べられません。
注文したのは「もやしいため」です。
とても立派なキクラゲもいっぱい入っていて、シャキシャキで食べ応え十分。
とってもおいしかったです。
この後また金魚ねぷた列車に乗り、弘前へ戻りました。
足湯に入れなかったのは残念ですが、再チャレンジしたいですね。