上海旅行フリー2日目は、バスで郊外の水郷古鎮へ行きました。
古き良き中国の名残を残す水郷古鎮といえば蘇州・杭州が有名だけど、
その昔は上海も立派な水郷地帯でした。
今じゃその名残もないくらい発展してしまったけど、
郊外に行けばいくつかの水郷古鎮の名所がまだ残ってます。
その中でも比較的上海市街地から近い「朱角家」へ行きました。
ここは実は上海市内です。
町の中心部からバスで1時間ほど行った場所で近い。
出発はホテル前、チャゲアスのコンサートがあった上海体育館横にあるバスターミナルからです。ホテルがこの近くでほんとに良かったと思いました。
バスは7時30分から30分おきに一本出てるという便利さ。
中国の公共交通は時間にルーズというのはいつの時代だったか、
ちゃんと時間通りに出発。
私がバスターミナルへ着いたときはすでに出発ゲートには20人ぐらいに行列ができてた。周遊チケット(バスチケットと村の入場券を80元で買い、飲み物と新聞を買った。
実はこの日の朝、同じ部屋のAさんがホテルそばのニューススタンドで昨日のライブの模様が載ってる新聞を買ってきた。
チャゲアスの海外公演の後地元の新聞をチェックするのはけっこう恒例行事だったのに、私は忘れていた。すでにその後ニューススタンドへ行ったらもう新聞は売り切れ。新聞売りのおじさんは多分朝から何人も日本人が同じ新聞を買いに来たことに驚きを覚えてるんだろう、、、私が行くと新聞をチェックするまでもなく「もうないよ」と首を振るまねをした。「没有?(ないの?)」と聞くとうなずく。がびーん、、、そんな思いをしたので、ここのバスターミナルのニューススタンドなら売ってるに違いない!と思い、探してみた。Aさんが教えてくれた新聞は2つ。そのうちひとつを見つけることができた。値段は7角(マオ)、1元の下の単位である。
そしてバスに乗り込むときに新聞売りの親父が新聞を抱えながらバスに乗り込む人にさかんに新聞を勧めていた。ここでもうひとつの新聞を見事に見つけることができた。わーい、無事2つゲット。
バスは定刻どおり出発。バスに乗り込んでからも出発時間まで次々と人が乗り込んできて満席となった。私の隣は老夫婦のおばあちゃんが座って私になにやら色々話しかけてきた。なんだかさっぱりわからないのでとりあえず適当に相槌打ってニコニコしてた。おばあちゃんは私が日本人などと最後まで気がつかなかったに違いない。
バスは思ったより早く目的地「朱角家」へたどり着いた。降りた瞬間思ったのがすごく寒いと言うこと。同じ上海なのにちょっと西へ内陸に入っただけでこんなに違うのか?!というくらい寒かった。乾いたつめたい風がどこからともなく風いてきて上海の寒さをなめてた私には辛かった。パーカーのチャックをきっちりしめて、バス停車場から村の入り口へと進んだ。観光バスがいっぱいいて欧米人や日本人のツアー客がいっぱいいた。
朱角家には清時代より続く古い町並み、繁華街の名残が残っていて、運河が村の中を走っていて、その上を石の橋がたくさんかけられている。村の入り口近くにあるのが一番大きな石の橋で人々はこの橋を渡って、白い壁に瓦屋根、赤いちょうちんが美しい風景を楽しんだり、渡し舟に乗って運河の中をクルーズしたりしている。
私もせっかくだから運河を船で渡ってみた。団体客ではないので値段は60元もとられたよ。それほど広くもない運河にゆったり身を任せながら両端の町の様子や揺れる柳の樹、頭上の石橋などを眺めてるのはとても楽しい。まさに風光明媚、東洋のベニスだねぇ、、、と。
街の中にはレストランや食べもの屋があふれていた。運河沿いはその眺めを売りにした川魚のレストランが。なんか
怖くて川魚は食べれなかったりして。食べ物もここは「ちまき」が有名らしい。豚の丸焼きのような肉をご飯に混ぜたものやもちっぽいものが売ってたり、伸ばして切るような飴やせんべいみたいなもの、シルクの布団や雑貨みやげ物やが橋を境に延々と村の端まで続いていて、その活気ある雰囲気は歩いていてすごく楽しかった。
ちまきは私も食べてみました。あんまりおいしいとは思わなかったですけどね。もともとお肉があんまり得意じゃないので、でももち米はうまかったです。
実は途中で迷い込んで観光客が行かないような民家の路地裏に入ってしまいました。路地の上には紐がかけられ、洗濯物がたくさんはためいていたり、道端で女の人がたるで洗濯(板みたいなもので)してたり、お葬式の現場に遭遇したり、行き止まりかと思ったら、そこの家の人にうちの庭を通れと誘導さしてもらったり、なかなかい面白かったです。
お葬式はそこの家の前に人の背丈ほどもあるような紙で作った何階建ての家のようなものを、お坊さんが火をつけるんです。赤や黄色のきらびやかな模様のおうちです。はじめはそれを燃やしててなんだか意味がわからなかったけど、関口智宏がやってた番組でそういやこれと似たようなものをみたなぁと言うことを思い出しました。髪ですからあっという間に灰になってしまいましたが、その周りを人々が囲んでじっと見守ってるんです、なんとも不思議な光景でした。
さて、朱角家は3時間もあれば見れちゃうようなとこです。帰りはバス停車場の前で昼ご飯を頂き、上海へ戻りました。
具体的なバス停がないので、とりあえずおろされたとこでハラハラしながら待ちました。そしたら日本人の母娘旅行客に話しかけられ「ここでバスはいいんでしょうか?」って、私と同じく上海へ戻るらしくみんなでどきどきしながらバスを待つ真下が、それからすぐに来たときとお同じ緑色のバスが来てみんなでほっとしたのを覚えてます。
古き良き中国の名残を残す水郷古鎮といえば蘇州・杭州が有名だけど、
その昔は上海も立派な水郷地帯でした。
今じゃその名残もないくらい発展してしまったけど、
郊外に行けばいくつかの水郷古鎮の名所がまだ残ってます。
その中でも比較的上海市街地から近い「朱角家」へ行きました。
ここは実は上海市内です。
町の中心部からバスで1時間ほど行った場所で近い。
出発はホテル前、チャゲアスのコンサートがあった上海体育館横にあるバスターミナルからです。ホテルがこの近くでほんとに良かったと思いました。
バスは7時30分から30分おきに一本出てるという便利さ。
中国の公共交通は時間にルーズというのはいつの時代だったか、
ちゃんと時間通りに出発。
私がバスターミナルへ着いたときはすでに出発ゲートには20人ぐらいに行列ができてた。周遊チケット(バスチケットと村の入場券を80元で買い、飲み物と新聞を買った。
実はこの日の朝、同じ部屋のAさんがホテルそばのニューススタンドで昨日のライブの模様が載ってる新聞を買ってきた。
チャゲアスの海外公演の後地元の新聞をチェックするのはけっこう恒例行事だったのに、私は忘れていた。すでにその後ニューススタンドへ行ったらもう新聞は売り切れ。新聞売りのおじさんは多分朝から何人も日本人が同じ新聞を買いに来たことに驚きを覚えてるんだろう、、、私が行くと新聞をチェックするまでもなく「もうないよ」と首を振るまねをした。「没有?(ないの?)」と聞くとうなずく。がびーん、、、そんな思いをしたので、ここのバスターミナルのニューススタンドなら売ってるに違いない!と思い、探してみた。Aさんが教えてくれた新聞は2つ。そのうちひとつを見つけることができた。値段は7角(マオ)、1元の下の単位である。
そしてバスに乗り込むときに新聞売りの親父が新聞を抱えながらバスに乗り込む人にさかんに新聞を勧めていた。ここでもうひとつの新聞を見事に見つけることができた。わーい、無事2つゲット。
バスは定刻どおり出発。バスに乗り込んでからも出発時間まで次々と人が乗り込んできて満席となった。私の隣は老夫婦のおばあちゃんが座って私になにやら色々話しかけてきた。なんだかさっぱりわからないのでとりあえず適当に相槌打ってニコニコしてた。おばあちゃんは私が日本人などと最後まで気がつかなかったに違いない。
バスは思ったより早く目的地「朱角家」へたどり着いた。降りた瞬間思ったのがすごく寒いと言うこと。同じ上海なのにちょっと西へ内陸に入っただけでこんなに違うのか?!というくらい寒かった。乾いたつめたい風がどこからともなく風いてきて上海の寒さをなめてた私には辛かった。パーカーのチャックをきっちりしめて、バス停車場から村の入り口へと進んだ。観光バスがいっぱいいて欧米人や日本人のツアー客がいっぱいいた。
朱角家には清時代より続く古い町並み、繁華街の名残が残っていて、運河が村の中を走っていて、その上を石の橋がたくさんかけられている。村の入り口近くにあるのが一番大きな石の橋で人々はこの橋を渡って、白い壁に瓦屋根、赤いちょうちんが美しい風景を楽しんだり、渡し舟に乗って運河の中をクルーズしたりしている。
私もせっかくだから運河を船で渡ってみた。団体客ではないので値段は60元もとられたよ。それほど広くもない運河にゆったり身を任せながら両端の町の様子や揺れる柳の樹、頭上の石橋などを眺めてるのはとても楽しい。まさに風光明媚、東洋のベニスだねぇ、、、と。
街の中にはレストランや食べもの屋があふれていた。運河沿いはその眺めを売りにした川魚のレストランが。なんか
怖くて川魚は食べれなかったりして。食べ物もここは「ちまき」が有名らしい。豚の丸焼きのような肉をご飯に混ぜたものやもちっぽいものが売ってたり、伸ばして切るような飴やせんべいみたいなもの、シルクの布団や雑貨みやげ物やが橋を境に延々と村の端まで続いていて、その活気ある雰囲気は歩いていてすごく楽しかった。
ちまきは私も食べてみました。あんまりおいしいとは思わなかったですけどね。もともとお肉があんまり得意じゃないので、でももち米はうまかったです。
実は途中で迷い込んで観光客が行かないような民家の路地裏に入ってしまいました。路地の上には紐がかけられ、洗濯物がたくさんはためいていたり、道端で女の人がたるで洗濯(板みたいなもので)してたり、お葬式の現場に遭遇したり、行き止まりかと思ったら、そこの家の人にうちの庭を通れと誘導さしてもらったり、なかなかい面白かったです。
お葬式はそこの家の前に人の背丈ほどもあるような紙で作った何階建ての家のようなものを、お坊さんが火をつけるんです。赤や黄色のきらびやかな模様のおうちです。はじめはそれを燃やしててなんだか意味がわからなかったけど、関口智宏がやってた番組でそういやこれと似たようなものをみたなぁと言うことを思い出しました。髪ですからあっという間に灰になってしまいましたが、その周りを人々が囲んでじっと見守ってるんです、なんとも不思議な光景でした。
さて、朱角家は3時間もあれば見れちゃうようなとこです。帰りはバス停車場の前で昼ご飯を頂き、上海へ戻りました。
具体的なバス停がないので、とりあえずおろされたとこでハラハラしながら待ちました。そしたら日本人の母娘旅行客に話しかけられ「ここでバスはいいんでしょうか?」って、私と同じく上海へ戻るらしくみんなでどきどきしながらバスを待つ真下が、それからすぐに来たときとお同じ緑色のバスが来てみんなでほっとしたのを覚えてます。