紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

日通営業所の愉しみ

2006-08-15 22:23:26 | おでかけ
 昨日の話である。

 夫が例のごとくオーディオ関係の機械を送るため、日通の営業所に直接荷物を持って行った。コンビニや各種取次ぎより、100円お安くなるのだ。私はその近くのスーパーで買い物をしたかったので、彼の車に同乗する事にした。

 お盆でも開いてはいるが、交替で休みをとっているのだろう、事務所にはたった3人しかいなかった。愛想のいいメガネで小柄なおばちゃんが対応してくれる。お盆でも物流業務はあるだろうから、やはり忙しそうな気配はしていた。

 一部屋に三つのセクションがあるようで、「~課」という札が天井よりぶら下がっている。よく市役所なんかに「住民課」とか「税務課」とか下がっているやつ。しかし、見かけの味気なさとはうらはらに、書かれている言葉はなかなかユニークだ。

 桃太郎侍風に言えば、
「ひとーつ。ターミナル課」。まあ、これは普通かな。
「ふたーつ、ペリカン課」。ううっ、ペリカンのイラストも入れたい! 
「みいいーっつ、アロー課」。「ロ」の後ろに「ハ」を入れたら、常夏の楽園になる。できれば看板は丸形で、ダーツの的も兼ねたらもっと判りやすい。もちろんアロー便(急ぎ、重量大/嵩が大の便)担当の課だ。

 業務連絡用のホワイトボードも、時間つぶしの娯楽になった。黒マジックで書かれていた地名漢字が、軒並み違っている。横に赤マジックで直しを入れているもの、画数多過ぎて四角の塗りつぶしにしかみえない漢字の下には、ひらがなでよみがなが付けてあった。わざわざ漢字で書く意味なし。

 しかし、そんなチェッカーも「比叡平(ひえいだいら)」の「叡」の字には、修正は施されていなかった。どうみてもまちがっているのに、あまりに難しい字なので、お手上げだったらしい。(もしかすると、間違っている事に気づいていなかった、とか?)