書こう書こうと思っている内に、夏休みの終盤になってしまった。何かと言えばラジオの電話相談である。
「電話相談」といえば、普段は健康やペットやマナーについて、はたまた子育てについての深刻な悩みが、NHKラジオでは問いかけられているが、それとはまるで趣を異にしている。
夏休みになるとラジオ第1放送の「夏休み子ども科学電話相談」が元気よく午前中の時間を占拠してくれる。子どもが不思議に思う事、誰に聞いても調べてもよくわからないことを、ラジオで各分野の専門家に自分で電話で質問するという番組である。
これが滅法面白いのだ。それも低学年のシンプルな質問ほど、エキスパートの先生方を悩ませたりする。
また、先生と子どもを取り持つコーディネーター役のアナウンサーさんの力量までが、如実にわかってしまうのも興味深い。なにしろ、ライヴである。
いまいち子どもに説明するのが得意じゃない先生もいれば、質問がとぎれたり、ャCントを得ていない子どもや、子どもが本当に自分の中で理解出来たかの確認が必要では?と聞いている人が気を揉んでいるとき、ナイスなフォローをするコーディネーターは重要だ。
このコーディネートの役割は番組の雰囲気を大きく左右する。なんとなく子どもが中途半端な気持なのに、次の質問に移ってしまわれると、自分まで置いてきぼりにされた気になってしまう。
いままでで印象的だったのは、「自然渋滞の先頭はどうなっているんですか?」という質問。
はああ~なるほど~。事故渋滞でなく自然な渋滞の原因を知りたい! ああ、そりゃ、わたしだって知りたいよ! 興味津々だったが、「う~ん、それは・・・」と必死に考える時間を稼いでいた先生の苦悩に気を取られてしまったが、「やっぱり、信号待ちでしょう。いくつも信号待ちがあると、後ろの車はどんどん渋滞して行くんじゃないでしょうか」という答だったのでは。
まったく思いもしなかった視点から、不意打ちのような質問が飛び出すのが子どものオソロシさ(笑)とオモシロさである。これがあるからこそ、子どもと一緒に生活するのはとてつもなく楽しい。
今年の質問では「カマキリのおなかからゼンマイがでてきたのですが、これは何ですか?」という質問とその答が私の現時点での今年のトリビアだった。
その「ゼンマイ」の正体は「ハリガネ虫」という寄生虫で、宿主を転々とするそうである。「ハリガネ虫」がカマキリから脱出をはかる頃(成熟期)になると、カマキリは、なぜか水辺に行きたくてしょうがなくなるらしい。水辺にいったカマキリから水中に飛び出すハリガネ虫は水中で仲間を見つけ交尾したり、水生生物に寄生したり産卵したりする。そしてカマキリのエサとなる虫に寄生し、最終的にカマキリを宿主にするそうである。不思議で面白いが、実際目にすると非常に不気味な奴らしい。
私は見た事がなかったが、虫については一言ある夫・H氏に尋ねてみた。ハリガネムシって、知ってる?
「知ってるー、カマキリのお尻から出るんやろ。きっもちわるい奴やなーって思ってた」
この番組を楽しみにされている方も多いみたいで、本も出ている。
今日聞いていたら、「いまから自由研究をする」というお子様達の助っ人としても心強い番組らしいので、該当するお子様にはぜひプッシュしたい。番組は8月31日、夏休みぎりぎり(場所によっては、今日から登校されているそうですが)まであるそうです。(放送時間は、9:05~11:28。日曜は休みです。NHKラジオ第1)
「電話相談」といえば、普段は健康やペットやマナーについて、はたまた子育てについての深刻な悩みが、NHKラジオでは問いかけられているが、それとはまるで趣を異にしている。
夏休みになるとラジオ第1放送の「夏休み子ども科学電話相談」が元気よく午前中の時間を占拠してくれる。子どもが不思議に思う事、誰に聞いても調べてもよくわからないことを、ラジオで各分野の専門家に自分で電話で質問するという番組である。
これが滅法面白いのだ。それも低学年のシンプルな質問ほど、エキスパートの先生方を悩ませたりする。
また、先生と子どもを取り持つコーディネーター役のアナウンサーさんの力量までが、如実にわかってしまうのも興味深い。なにしろ、ライヴである。
いまいち子どもに説明するのが得意じゃない先生もいれば、質問がとぎれたり、ャCントを得ていない子どもや、子どもが本当に自分の中で理解出来たかの確認が必要では?と聞いている人が気を揉んでいるとき、ナイスなフォローをするコーディネーターは重要だ。
このコーディネートの役割は番組の雰囲気を大きく左右する。なんとなく子どもが中途半端な気持なのに、次の質問に移ってしまわれると、自分まで置いてきぼりにされた気になってしまう。
いままでで印象的だったのは、「自然渋滞の先頭はどうなっているんですか?」という質問。
はああ~なるほど~。事故渋滞でなく自然な渋滞の原因を知りたい! ああ、そりゃ、わたしだって知りたいよ! 興味津々だったが、「う~ん、それは・・・」と必死に考える時間を稼いでいた先生の苦悩に気を取られてしまったが、「やっぱり、信号待ちでしょう。いくつも信号待ちがあると、後ろの車はどんどん渋滞して行くんじゃないでしょうか」という答だったのでは。
まったく思いもしなかった視点から、不意打ちのような質問が飛び出すのが子どものオソロシさ(笑)とオモシロさである。これがあるからこそ、子どもと一緒に生活するのはとてつもなく楽しい。
今年の質問では「カマキリのおなかからゼンマイがでてきたのですが、これは何ですか?」という質問とその答が私の現時点での今年のトリビアだった。
その「ゼンマイ」の正体は「ハリガネ虫」という寄生虫で、宿主を転々とするそうである。「ハリガネ虫」がカマキリから脱出をはかる頃(成熟期)になると、カマキリは、なぜか水辺に行きたくてしょうがなくなるらしい。水辺にいったカマキリから水中に飛び出すハリガネ虫は水中で仲間を見つけ交尾したり、水生生物に寄生したり産卵したりする。そしてカマキリのエサとなる虫に寄生し、最終的にカマキリを宿主にするそうである。不思議で面白いが、実際目にすると非常に不気味な奴らしい。
私は見た事がなかったが、虫については一言ある夫・H氏に尋ねてみた。ハリガネムシって、知ってる?
「知ってるー、カマキリのお尻から出るんやろ。きっもちわるい奴やなーって思ってた」
この番組を楽しみにされている方も多いみたいで、本も出ている。
今日聞いていたら、「いまから自由研究をする」というお子様達の助っ人としても心強い番組らしいので、該当するお子様にはぜひプッシュしたい。番組は8月31日、夏休みぎりぎり(場所によっては、今日から登校されているそうですが)まであるそうです。(放送時間は、9:05~11:28。日曜は休みです。NHKラジオ第1)